忍者ブログ

今日もアートスクール

京都アートスクールの4校(京都駅前七条校、京都 北大路駅前校、滋賀 彦根駅前校、NET通信実技センター)の日々を随時更新。
20 April

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

26 February

京都芸大 2013年度入試(立体)

2日目の出題に関して


■立体
テーマ:「帽子」
与えられたピーマンをモチーフとして、上記のテーマを下記の条件に従って立体表現しなさい。

●条件(重要なもののみ抜粋)
・与えられたピーマンをよく観察し、かたちの特徴を生かして表現すること。
・ピーマンは切断するなどしてもよい。(終了後、すべて回収)
・解答には、白色ダンボール2種類、木工用速乾接着剤のみを使用しなさい。
 (つまり、ピーマンは作品の中には使わない)

※提出は、例年通りのダンボール箱に入れた状態で。

支給されるもの(重要なもののみ抜粋)
モチーフ:ピーマン1袋
解答用材料:白色ダンボール2種類 各3枚、木工用速乾接着剤1個

※現在、最終確認は行っておりませんが、生徒調査によると
 白色ダンボールは片面ダンボールで、2種は厚み(波の高さ)の違い。
 大きさは、四つ切大(あるいはB3大)だったとのことです。




いや~、しかし、まさかの2年連続「ピーマン」でした。
受験生も驚いたでしょう。

といっても、内容はまったく昨年度とは異なります。

12年度=モチーフ「ピーマン」を2個、粘土で観察描写
13年度=モチーフ「ピーマン」と、テーマ(帽子)から発想してダンボール紙2種で構成表現

今回は、観察描写的側面と構成表現的側面の両面がある出題でした。
ちなみに「帽子」というテーマは、1995年度の「不思議な帽子」と少し近いものでした。
(その時の材料は、針金3種(太・中・細)でした)

時間が1時間短くなることによる、際立った出題の変化はありませんでしたね。
みな同じ条件なので、3時間でどこまでできるか、ということでしょう。
12年度以降、毎年粘土か?という可能性もありましたが、それもなかったですね。

う~ん、なるほど。という感じです。

また、京芸ファイルで詳細報告を行いたいと思いますので、お楽しみに。
受験生のみなさん、本当にお疲れ様でした。

とりあえず、今夜はゆっくり休んで下さい。
次は中期・後期対策が待っている人も多いと思いますが…。
(アスクは明日は国公立対策はありませんが)



保田



拍手[0回]

PR