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今日もアートスクール

京都アートスクールの4校(京都駅前七条校、京都 北大路駅前校、滋賀 彦根駅前校、NET通信実技センター)の日々を随時更新。
31 January

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20 November

美術史報告~無料デッサン講座

こんばんわ。保田です。

本日七条教室で美術史の授業を行いました。
今日の授業は「抽象と具象」の2回目だったのですが…

前回に引き続き、抽象絵画とリアリズム絵画をさらに紹介しつつ
抽象的傾向が強い東洋絵画と具象的傾向が強い西洋絵画を紹介…

※ここでも展覧会紹介しておきます…

京都国立近代美術館 山口華楊展
神戸市立博物館「マウリッツハイス美術館展―オランダ・フランドル絵画の至宝―」展

さらに、抽象と具象を
抽象化と具象化(具体化)という方法としてとらえ

デッサンでは抽象化という行為が不可欠、
逆に、マンガやイメージ表現では
(テーマの)具象化が不可欠というような話をしました。
※試しに抽象化なしに、デッサンが描けるかどうかも試しました。


 ⇒保田作例⇒  



やっぱり無理ですね。
軸とか構造という概念が使えず、単純化もできなかったら…
(作例では一部、してしまっています。
しかし、受験生のデッサンを見ると、
そんな知的操作がまだまだ足りませんねという結論)




元アスク講師池田先生による
石膏デッサン制作過程写真(抽象的なとらえ方の例)




 ⇒ ⇒ ⇒
元アスク講師鈴木裕希先生
による人物~抽象化~キャラ化の例
※この課題の場合は、マンガであっても具体化ではなく、抽象化がテーマです。


最後に、この秋、保田が観にいった展覧会の写真を紹介しました。

ところで、今週の金曜、アスク各教室で無料デッサン講座があります。

11月23日(金)祝日(勤労感謝の日)
13:00~17:00

詳しくはこちらをご覧ください→■■■





えらい唐突な紹介ですが…

実は今回、紹介した展覧会※下の方までスクロール
の作家の一人、水原 早紀さんは



アスク~京都造形日本画大学院卒の若手作家ですが
(今回、創画展にも出したそうですが、見逃してしまった)
高1の時にアスクの無料デッサン講座を受けています。
その時の印象をまだ憶えてて、もう10年以上前なのですが。
展覧会場で、その話をしてたことを思い出しまして…。

無料デッサン講座からスタートして、創画展に出すまで
あっという間だな、と思いまして。
いやいや、こっからが大切なんですけどね。



でも、スタートも大切です。


保田

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19 November

AO入試説明会

 こんばんは。サカグチです。

 2012年12月23日(日)12:45〜キャンパスプラザ京都でAO入試説明会を行います。
 来年度の入試へ向けた、高校1・2年生の私立芸大進学志望者と保護者の方、高校教員の方が対象の説明会です。

 

 さて、下の写真は2008年1月のもの。今から約6年前の写真です。左上に27歳の頃の自分がいます。
 
 このときはじめて、自分から説明会を担当させてくださいと言って、緊張しながら説明会を行ったことを覚えています。(この頃は北山教室で開催していました)
 
 2007年の夏のAO入試対策の中で、教えることや育てることについて、少しだけ今までとは違う手応えのようなものを感じて、なんとかその手応えを形にしたい、掘り下げてみたい。そんなふうに考えていました。

 実技試験があるから実技を教えるの? AO入試があるから対策をするの? センター試験があるから勉強させるの? AO入試も、実技試験も、センター試験もなかったとしたら、自分はいったい何を、どんなふうに教えるのだろうかと、ときどき考えます。
 何かをつかんだあの頃、傾向や対策ではなく自分が本当に受験生に理解させたいことや教えたいことと、実技試験やAO入試やセンター試験を結びつけて考えられるようになったのかもしれません。

 
 2009年1月。(この翌年から、キャンパスプラザ京都で開催)

   
 そして昨年、2011年12月の様子。

                       サカグチ

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20 October

動物園実習

 




昨日、10月19日は京都市動物園へ
いつも室内での制作を行っている生徒たちにとって、
気持ちのリフレッシュにもなったのではないかと思います。

もちろん遊びに行ったのではなく、
次の課題に向けて動物のスケッチをとり、構想を練るためです。
実際に生きた動物を目にし、接し、感じた事は、
紙やネット上の資料では得られない「実感」を伴います。
次のそれぞれの課題を、その「実感」を持って、
より良いものにしていって欲しいと期待しています。

今回、
スケッチをして何を感じたのだろう?

数多くいた動物達の中で、なぜその動物を選んだんだろう?

描いた動物のことを少しだけでも知れたような感覚になったろうか?

腕が太い、羽が短い、首が長い、クチバシが鋭い、肉食草食など

自分が表現したいと思ったところはどんなところだろうか?

ランダムに割り当てられた訳じゃなく、
生徒自身で描く動物を選んだのだから、
なにかしらの理由があるはず。
強く印象づいた「実感」を「作品」として表現して下さい。

他人と違っていいんです。

楽しみにしてます。


マツノ

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29 August

8/26金沢美術工芸大学 説明会報告


 
 
 先日、金沢美術工芸大学の説明会を京都駅前七条教室で行いました。
 報告をします! サイトウです。
 
 当日は、金沢から以下の先生にお越しいただきました。
・油画 神谷先生
・工芸 原先生
・芸術学 寺田先生
・視覚デザイン 工藤先生
・環境デザイン 北村先生
・事務局 吉田さん
 
 豪華ラインナップ……
 
   
   
 
 当日、金美に進学して、金美大好きになった2人のOB生にも
 話をしてもらいました。
 説明会でOB生トークをしてもらうと、
 それぞれ健気に受験時代に自分と向き合ってたんだなぁと感心します。
 後輩に少しでもその意識の高さが引き継がれていくと嬉しいです。
 村田さん、山中さんありがとう。
 
 
 
 参加していただいたみなさん、ありがとうございました!
 とくに京芸模試講評会にも参加した人は長い1日だったと思います。
 お疲れ様でした。
 金美を併願するには、この秋が勝負!
 校内生の人やNET生の人は、
 二者面談をしながら秋の対策スケジュールを決めていきましょう。 

 <サイトウ>

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17 August

京芸説明会報告!


 8/13と8/14に、北山教室と彦根教室それぞれで、
 京都市立芸術大学説明会を開催しました。
 京芸の小池先生、中西様にもご参加いただき、
 濃い内容の会になったと思います!
 
 
 
 約60名の方に参加していただきました。
 ありがとうございました。
 
 まずは北山の様子。
 小池先生から、京芸の特徴やスタンスを話していただけて、
 説得力があって心強くかんじました。

   
   
 


 そして翌日、彦根。大雨で電車の遅れなどが大変な日でした。
 
 
 
   
 
 彦根で、京芸の中西さんが詳しく説明してくださったHP概要。
 大学の授業や活動、最近はかなりHPに詳細まで公開されているんですね。
 
 なんといっても今回OB生トークをしてくれた2人。
 吉川さんと渡部くんが本当にいいメッセージを贈ってくれて、
 本当に嬉しかったです。
 本質を掴んで、作品づくりを楽しみながら受験をできた2人だったなと思います。
 
 吉川さんが持って来てくれた色彩の資料ファイルや学科の成績チェック表。
 こんなに努力していたんだなぁと改めて関心。

 彦根では渡部くんが、
 「鉛筆を課題直前に削っているような意識をかえるところから」
 (ちゃんと家でけずって、気持ちよく落ち着いて課題にのぞむべし)
 「立体は制作前にカッターは新しい歯にしてた。切れ味もわかってなくていい作品なんてつくれないやん?」
 との名言も残してくれました。

 毎年OB生トークができるといいなぁ。
 後輩のみんなも意識を高く、先輩に続いてほしいなと思います。

 さて、次は8/26 金美説明会!
 なんと、教授陣が6名も来て下さいます!!
 OB生、A.M.さん、A.Y.さんも登場予定!

 <サイトウ>

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