15 October 「現役合格者の4年後...」 このブログは、京芸ファイルの欄外ページとして作成されています。題して 特別インタビュー「現役合格者の4年後...」です。最初に断っておきますが、長くなりそうなので、シリーズものにします。今回は第一弾です。※それと京芸ファイルで紹介した06年度美術科合格Lさんは今回はまだ登場しません。ことの起こりは某Hさんから芸大ギャラリー(新しく出来た御池の方ではなく芸大内の方)でのグループ展「ロクリッポウ展」のお誘いが来たことです。一応匿名にしますが、Hさんは京芸日本画4回生で、アスクで非常勤講師をしてくれている人です。会期は10月11日(月)~17日(日)なので、残念ながらこのブログが掲載される日が最終日だったりするのですが...そのメンバーにO君が含まれていました。O君は現役で京芸美術科に合格し油画に進み、現在は大学院の1回生です。彼はセンターでなんと450/500点(ジャスト9割)の高得点を取り、実技は...の点(非公開:なんとか最低限はとってますね)で現役合格をされました。油画の中のフレスコ(壁画)クラスに所属されハイペースで制作活動、研究活動にいそしんでおられます。実はその年にHさんも現役で受験されたのですが、O君よりHさんの方がはるかに実技力はあったにもかかわらず残念ながら不合格でした。そして1年浪人の後かなりの高得点で合格されました。現在4回生。彼女も学外も含め精力的に活動されています。その年は他にもアスク的にはかなり実技ハイレベルな現役生が何人か落ちてしまい、翌年のアスクスタンダードコースはかつてないほどハイレベルとなったということがあった。そして、その全員が超高得点で受かったのでした。その学年がつくった作例(特に色彩)は今でも重宝していますし、その時のメンバーが今、何人もアスクの非常勤講師になってくれています。(何年かに1度の講師豊作年ですね)そのO君とHさんがいっしょにグループ展をしているという点が興味深く、今回の京芸ファイル「京芸現役合格」の記事になるのではないか、と思い立った訳です。前置きがあまりに長いですね。では、インタビューの前に、ロクリッポウ展での彼の作品を紹介します。やってきました京都芸大芸大ギャラリーは本部棟の真ん中の1Fにあります。ピロティから入ります。入ると最初に展示されていたのは別のアスクOBのFさんのドローイングであった。Fさんはまだ3回生なのだがこれまた精力的に活動している人で、奥にもっとすごい作品があったので、後に紹介します。そして、O君の作品は...とりあえずでかい作品です。さすが壁画クラスというか、支持体の壁自体をつくっちゃっています。3枚の写真は作品をぐるっとまわりながら撮ったものです。わかるかな?で、3枚目の写真の右に立っているのがO君。後で、ファイルを見せてもらうと、これまでも鑑賞者を取り囲むような、壁面を埋めるような作品を多く制作しているらしいことがわかりました。ただし、壁自体をつくったのは、今回が始めたとのこと。しかし、壁に近づくと、驚くような事実を発見したのだった!まさか?...。第一弾ここまで第二弾は、10月20日(水)アップ予定Y師 [0回]PR 2010/10/15 (Fri) 22:44 京芸ファイル欄外ページ Trackback() Comment(0)