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今日もアートスクール

京都アートスクールの4校(京都駅前七条校、京都 北大路駅前校、滋賀 彦根駅前校、NET通信実技センター)の日々を随時更新。
22 November

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21 January

無題

こんばんは。
草津から保田です。

とうとうきましたね、待ちに待ったこの日が。
直前講習が。




今日はみんなすごく気合が入ってた。(クロッキーポーズを見よ!)
直前から草津に入ってもらう片岡先生もびっくりしてた。
この気迫を入試まで維持したい。だけど健康には気をつけて…。




みんな、ここまでよくがんばってきたと思います。
1年、2年、半年、期間はそれぞれですが、がんばってきた。
そして、多くのことを学んできました。
しかし、それはすべて入試で合格するため。

いやまあ、それだけじゃないとも思うけど。
それでも、やっぱり合格しないと…。
そのためには、点をとらないと…。
そして、そのための直前講習です。




今日は、直前に向かうみんなに、
保田Ifonの待ち受け画面からみんなに言葉を贈りたい。



法然上人のお言葉です。

保田宅の近くの仏教大の「今日の言葉」という看板で見つけて撮影した写真を
長らく以上待ち受けにしているのですが、特に仏教的なものとしてではなく、
日本の偉大な思想家の、役に立つことばとして利用させてもらってます。
(自分の弱点を補うために、です)

内容は読んで字のごとくですが、受験生向けの「超約」をさせてもらうと
『自分が信じていること(=志望校合格)が、必ず実現すると信じ、
そのために必要な行為(=直前講習での努力)に励みましょう』
ということです。信念と努力の大切さをいっているのだと思う。
(日本思想史上は、もっと重要な意味があるはずですがとりあえず無視しておきます)
(間違っても、この場合「成仏」は願わないでね)

※ちなみに、この言葉は「法然上人行状絵図」という有名な絵巻物から
とられた言葉とのこと。法然上人行状絵図」は、昨年京都国立博物館
で見ましたが、すばらしい絵巻物でした。

一方で、信念と努力に、もうひとつ大切なものがあるとすれば科学だと思う。
その点に関しては、アスクの資料・ノウハウを生かした個別面談が始まります。
そこでは、各自の現時点の力の分析と、センター得点を踏まえた実技各科目の
必要得点の算出、得点目標の設定と、そのために必要な努力の方向の確認
などが行われる予定。そっちも大切です。


泣いても笑ってもあと1ヶ月ちょっと。

今日は草津の様子を報告しましたが、彦根でも七条でも北山でもがんばっているはず。
(まだ直前に来れてないNET生は自宅で)
アスク全体一丸となって、いっしょにがんばろう。


保田

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29 November

テスト期間

こんばんわ、草津教室から保田です。

現在、滋賀県の多くの高校が期末テスト期間のようで
月曜日以降、2名しか出席がありません。
今週の高3生は、構成静物デッサンなのだが、出席者は2名のみ。


ガランとした教室をごまかすナイスアングル!

まあ、土日には、既に7名が描いているのですけどね。
(バナナと青りんごの代金もギリギリ赤字は免れました)
(明日、一部の果物は食べますが、土曜に残りは食べてもらうつもりです)

さて、今回の構成は、後期2回目の構成ですが、
前回は、最初の構成ということで、かなり大変なモチーフを組んだので

       
Hさん作例(今回のHさんと別)  Fさん作例(今回のFさん)


今回は、やや小ぶりのモチーフ中心として完成度を求めたのでした。

で、既に完成している土日生の優秀作品2点(林先生による選抜)を貼り出しています。
こんな感じで、まあ、なかなかよく描けてはいますが…。



左)Yさん。力強いが、近寄って見るとかなり雑です。バナナもっと描いてほしかったナ。
右)Fさん。緻密で良い。が、小さく入ったのをごまかそうと背景を描いたが、やや合ってない。


夜間生で出席している2名はこんな感じ。(下は明日金曜日あと2時間描いて完成)



上)金美工芸志望で構成は他生徒よりもよく描いているK君。慣れてる分しっかりはしている。
下)プロセスがやや不安定なところがあるHさん。今回も試行錯誤があったが。
  あとはどれだけ細部が描きこめるか。ラスト2時間が勝負ですね。


こうしてみると、最後に描いたHさんが何か有利なような気もしてきます。

もちろん、土日だって過去の優秀作例はいろいろ見ることができるのですが。




作例を見るってことはほんとに大切なことだと思う。
みんなそれがあって当たり前と思って、貴重さに気づいてないのでは…と思います。
アスク課題サイトやアスクギャラリー含め、よくよく観るようにしたいものです。
どん欲になってほしいです。


保田



おまけ…

紅葉観にいきました。
ここ2年ほどどこにも行けてなかったのですが
今年は2週にわたって行くことが出来た。
よかったです。写真じゃいまいちですが紹介します。





これも、せっかくあるものなのでどんよくに観ておきたいものです。
(京都の文化財がこれだけ残っているというのは奇跡だとも言われています)
受験生は来年までがまん。




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12 November

芸術の秋の話題

アスクは受験の秋ですが…

世間は紅葉の秋だったり、味覚の秋だったりもします。本日は、
芸術の秋ということで
受験とは少し離れて
芸術の話題を…。

といっても少し前なのですが10月27日(土)に
兵庫県立美術館「現代絵画のいま展」を観に行きました。


大学時代の友人で現在京芸の準教授をしている法貴信也君が出している
ということもあったのですが、
今回の目的は、平町 公氏のアーティストトークを聴くのが目的でした。

平町 公氏とは、3年ほど前、横浜で知り合いました。
全国高等学校美術工芸教育研究大会(長いタイトル!)の神奈川大会
※毎年、アスクはブースを出店しています。

全国の県で開催される研究大会ですが、開催県の
神奈川の高校美術部の作品展示なども行われており、
横浜の橘学苑中学校・高等学校の教員をされている平町氏(以下先生)は、
自分の学校の作品展示の前に立っておられました。

アスクの営業活動として参加している訳ですから、名刺交換をして、
作品の感想なども交えながら、
アスクの紹介や、京芸や、関西芸大の受験についての話もしましたが
横浜の高校からは、さすがに関西を目指す生徒さんはあまりおられないようで、
だんだん話題は、アートの方向に行きました。

平町先生は、保田より8歳年長なのですが、お互い油画卒で話がはずみました。
先生は驚くほど、関西のアートシーンのことも知っておられ、
それを元にいろいろ突っ込んだ質問をされてくるし、
こっちも、先生が在籍されていた当時(もう少し前ですか)の多摩美の油画ことは
千葉成夫の「現代美術逸脱史1945-1985」からの知識や、
学生時代に建畠 晢先生(京芸現学長)の授業でいろいろ聞いており興味があったので、
いろいろ質問したり教えてもらったりしました。

そんなところから始まって、メールをやりとりする関係になっていたのですが、

なかなか、先生の作品の実物を見る機会はなかったのが、今回はなんと
先生のアーティストトークの日と自分の休みが重なっていた。ラッキー。
ということで、行ってきました。(法貴君が出していることは、その後知った)

アーティストトークでは、なぜ、平町先生がこのような地図のような作品を
つくられるようになったか、という話が展開されました。
平町先生は、絵が描きたくて広島から東京に出てこられたのですが、
当時は絵を描くという行為自体が問題とされている時代で、
多摩美では(多摩美は当時、現代美術の最も熱い地だったことは有名です)
先生方の影響で、頭の良い先輩方が、どんどん筆を折っていかれた、とのことです。
絵を描きたかったら、なんらかの理論武装が必要な時代だったんですね。

※保田が大学に入った80年代半ばには、そのような風潮はまったく
 (京芸がということではなく、どこでもだと思うが)
 なくなっていましたが、ちょっと上の世代から話でよく聞かされた。

どうしても絵が描きたいと、大学院卒業まで、模索していた平町先生は
大学院1年の夏、伊勢神宮と三熊野詣をし、那智の滝を見たそうです。
那智の滝の滝壺に着いたとき、滝の飛沫に包まれて、滝に飲み込まれ、
絵も描けなくなるだろうと寂しく思ったそうです。
そこで、那智の滝に挑戦する自分を、勇敢に那智の滝を昇っていく滝登り裸男
として描かれたとのこと。その後、全国の滝を巡り、滝を描く、という
「ドキュメンタリー型」の制作が開始される。
その後、滝以外の風景も対象とするようになり、
現在のような巨大な地図型の絵画に行き着かれたようです。


あと、いつものことですが、トーク風景や、会場写真などもさしさわりがあると思うので
最小限の紹介にとどめます。そのかわり、先生の作品が見られるサイトを紹介します。

http://aworks.tamabi.ac.jp/tb062004.htm
http://www2.tamabi.ac.jp/cgi-bin/alt/xevent/?p=1482
http://masuo-san.com/?p=3002

あとは、「現代絵画のいま展」の会期は12月24日まであるので、見たい人は兵庫県立美術館までどうぞ。ほんとにすごいんですよ。(法貴君はじめ、他の作品も良いです)
(アスク美術史の授業では、撮影した写真を全て紹介しようと思っていますが、やはり写真では伝わらないんですよね、あのスケール感、そして、そこから来る感動は)


会場へ        作品の前で2時間ぐらい話を聞いた



六甲アイランドの前の保田  朝鮮通信使の船団が。


これまで見た最大の絵画は、やはりミケランジェロによる、
バチカンのシスティナ礼拝堂天井画だと思いますが、
(最も感動させられた絵画も、それだと思います)
今回の作品は、その次に大きな作品でした。
システィナ礼拝堂と比べるのは、さすがにやりすぎだとは思いますが、
今回の平町先生の作品には、何か、大いに動かされるものがありました。

平町先生ありがとうございました。

保田


P.S.
昨日、東京のK塾の東京芸大模試を受験に
行ったK君が、お土産の「ごまたまご」を持ってきてくれました。
紅茶も入れて、授業後小パーティーを行いました。
今日出席していた人はラッキーでしたね。
(明日も少し残っています)



模試の結果? その話題はまた今度。
アスクでも昨日はNET生のスクーリングで全国から生徒が集まってましたが、
K君も、夜行バス中2泊という超ハードスケジュールで東京まで行っただけの
ことはあったようです。パジャント真横だったそうですが(笑)それもいい経験。
制作する横顔が、何か少したくましく見えました。
小パーティーでは保田の東京美大受験失敗談なども一部披露させてもらいました。

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30 October

本日の草津教室

こんばんわ
今夜は草津教室の様子を紹介します。
本日は7名出席。




◆京芸立体・描写(基本)  ◆京芸補強描写        ◆平面系デザイン

◆月曜日からの続きが多いのですが、立体のFさん(左上)は本日から。
 エスキース作成中。なかなかアイデアが出ずに苦しんでいます。

◆京芸補強のHさんは、昨日と同じモチーフの再制作。未完成だった昨日のリベンジ。

◆色彩構成をやっているG君は京都造形大プロダクトに夏のAOで合格済み。
 しかし合格後も手を抜かずアスク課題しっかりがんばっている。
 先週わたされた入学前プログラムもかなりの量のようですが。
 どっちも平行してがんばっていく決意、とのこと!



◆東京芸大工芸対策 ◆基礎着彩

◆金沢美大と東京芸大工芸を受験するK君は、もうすぐ東京の予備校の芸大模試を受験予定。
 申し訳ないのですが、まだアスクには関西以外の芸大の模試を実施する力はないので、
 東京まで行ってもらわなければならない。大変だけど、がんばってきて欲しい。

◆基礎のAさんははじめての着彩。過去作例を参照しながら描いています。



よいよ講評            ◆京芸補強      ◆描写(※高卒生ではないです)

◆京芸補強は2名。それぞれ下作品が昨日、上作品が今日の作品です。
 描写作品は、本日描いたHさんのみ(右下作品)他の作品は土日生の作品。
 並べて講評しました。

◆描写(基本)  みんな、かなり伸びてきていると思います。
 ちなみに、草津教室は京芸志望者の比率がすごく高いのですが、夏期模試はほぼ全員惨敗! 
 ひどかった。しかし、その反省を胸に、後期以降、かなりの伸びを見せている生徒が多い。そして、
 年末の冬期模試では、必ず全科目125点/250点以上はとろうといっています。
 もちろん150点でも200点でもとって欲しいのですが、
 とりあえず、最低ラインを上げて欲しい。

東京芸大を目指して東京まで模試を受けにいく人もいる訳だから(←これフツウの話ダヨ)、
京芸や関西の芸大を目指す人は環境的にはすごく恵まれているんです。

※今週末の11月3日(土)、4日(日)、
 北山教室・彦根教室で関西私立芸大実戦実技模試実施します。


甘えてたらダメです。


明日もがんばろう!!(その前に今夜の勉強も)



保田

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31 August

去り行く夏に…


夏が去ってしまう…。


この夏は本当に暑かったですね。
増山先生もブログに書いてたけど、夏好きがまいってしまうほどでした。
夏バテという言葉の意味がいまだにわからない夏大好き人間の保田ですが、
今年はとうとう理解することになるのかもしれません。

しかし、去ってしまうとなると寂しいものですね。 (そんなことないですか?)  
9月って一年の中で最も寂しい時期、と感じるのは保田だけでしょうか? (だけですか?やっぱり)
個人的にはなるべく残暑に残って欲しいと思っていますが、それもせいぜいあと1週間かな。

まあ、来年もまた夏は来る。 
ひとまずは「さらば夏よ」と言っておこう…。


保田の感傷はさておき…

パワー全開で燃えに燃えた情熱の夏(やや大げさ)が過ぎ去ってしまった後、
静かに実りの秋がやってくる、ということもあります。

みなさん、きっとこの夏は充実した夏(=夏期講習)が過ごせたのではないでしょうか。
この夏の暑さに負けないぐらい燃えたことでしょう。
京芸、私立芸大、美術高校受験の生徒は模試も受験したと思いますが、結果はどうだったでしょうか?
ショックな結果の人も多々あったでしょうが、それこそが夏期模試の意味だと思います。
ショックからこそ、実りの秋の課題が見えたはず。
模試を受けてない人も、夏期講習では多く実戦対策を行い、
今の自分の実力(様々な側面の)が把握できたと思います。

夏が去った…とかいって感傷に浸っている暇はありません。(保田だけですか?)
実りの秋に突入しよう!!

夏は必ず来年もやってきます。
が来年の「夏期講習」はないように(1・2年生は別)
秋・冬もがんばろう!

保田(草津教室より)


P.S.
ところで、夏期講習の課題サイトは本日までです。
課題文、作例などサイトを見ながら、夏期講習を振り返ってみたい
という人は今夜がラストチャンスですよ。
(後期サイト先ほどアップしました。同時に予習も)

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