忍者ブログ

今日もアートスクール

京都アートスクールの4校(京都駅前七条校、京都 北大路駅前校、滋賀 彦根駅前校、NET通信実技センター)の日々を随時更新。
23 November

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

19 August

京芸模試 お疲れ様でした!

昨日・今日と、アスク京芸模試が北山教室・草津教室・彦根教室で実施されました。
受験者のみなさん。お疲れ様でした。

それでは、今回「初京芸模試会場!」となった草津教室から保田がリポートします。
といっても肝心の講評会がまだなので、あんまり、詳しく報告する訳にはいかない。
(講評会は北山ですので、お間違いないように)
アスクの模試でどんな問題が…と興味持っている人も多いと思いますが、
とりあえず、写真から想像してください。
次回の京芸ファイルで出すかもしれませんし。


1日目 午前 描写 なんと紙コップ!ストライプ入り。


1日目 午後 色彩 モチーフ構成? 文字も描かれてる? テーマはなんでしょう。



2日目…の早朝の琵琶湖(瀬田川)を渡る。 とりあえず気持ちいいー!


そしてラストの立体…


完成後は恒例の…       ああ…          ま、なんとかなるさ。


そして、草津生の結果は…それは26日(日)の講評会(北山教室)までは言えません。
講評前にばらす訳にはいかないです。
というか、採点は今からなんだけど。

しかし…。
うーん…えっ!?えっ…なぬ…、等々という場面がたくさんありましたね。

今の段階では何も言えませんが、各自、この『うーん…、等々』の意味をよく考えてほしいです。

そして、明日からの講習、さらに、がんばって。夏期講習もラストスパートです。


保田

拍手[0回]

PR
10 August

第一回 立体DAY in 草津教室

本日、草津教室は 立体DAY でした。
なんと全員が立体構成でした。たぶん、はじめてのことです。
(立体じゃない生徒が休んだから、ということもありますが…)

京芸受験クラスは粘土でチンゲンサイを制作、基礎クラスは割り箸100本による構成



では、簡単に結果を報告します。



京芸の方は、写実表現が求められた課題なので
モチーフと見比べながら講評を行いました。



左)Yさん。形の大きな流れが捉えられています。その結果
チンゲンサイ独特の形の魅力が表現できています。
(実は最初のが悪過ぎ、モチーフ買い直しを命じた)
が、細部の描写が…全然足りません。スピードアップしないと。
右)K君。葉の部分の起伏をしっかり観察描写できており
葉の厚み(薄さ)が伝わってきます。今回、最も良かった作品。
ただ、全体のシルエットはやや単純化してしまってるようです。



左)Fさん。これも、しっかり造形出来た作品ですが…やはり細部の描写がまだ甘い。
中)Oさん。茎と茎が重なることで出来た「隙間」が、粘土を引っかいた「穴」に見える。
それは、つまり細部まで変化が追いかけられてないということ。
右)Hさん。これはまったく間に合ってない。鉛筆描写はかなり上手いHさんなのですが…。
立体では失敗が続いていますね。夏期後半、なんとかしよう。




さて、基礎の2人は…。





左)Tさん、右)Sさん。
描写・着彩・色彩も上手いが、特に立体には積極的な二人のように思います。
特に、先週の「アーチ」は二人ともすごく良かった。
しかし、今回は、自分がつくりたい立体のイメージが先行して、今回渡された材料
からの発想、という観点が後景に追いやられてしまったような印象でした。
時間内にしっかり完成させたのは、さすがですが…。


という訳で、第一回 立体DAY in 草津教室は無事終了しました。

そして、来週の水曜日(8/15 18:30~)には
(アスク4教室中、最も豪勢なグルメイベント!?)
草津教室第1回イベント「粉もの&フレッシュジュース大会」at草津教室があります。

こう、ご期待。



保田

拍手[0回]

01 August

草津教室 2012・8・1

こんばんわ
今日は草津教室の様子を紹介します。



こんな感じで、アスクの中では最小の草津教室も
満員に近い状況でにぎわっています。
第3期間は、京芸対策4名、国公立対策2名、AO対策5名、基礎2名
合計13名が対策を行っています。
(明日は週1で来られるNさんが来られるので14名)


その中で今日は特にAO対策と京芸対策を紹介します。

◆AO対策
志望コースはそれぞれ異なり
プロダクト、キャラクター、マンガ、現代美術・写真など様々。
しかし、具体的にやっている対策課題は異なっても
内容的には重なる部分が多く、隣の生徒に指導している内容
(例えば、デザイナー、エンジニア、職人の違いとは?なんて話)
を別の生徒も聞いていて自分の制作につなげたり、ということも多い。

それぞれ、資料となる本や雑誌など持参していますが
途中でネットで資料探しということもある。
しかし、調べ出すと、それだけで時間をくってしまうので要注意。



そして、最後のプレゼンは全コース共通で行います。
正直、まだまだ安心できない。ラスト数日での飛躍が期待されます。
しかしプレゼンといっても大切なのは、内容。
内容がしっかりしてれば、伝えるべきことも明快で話しやすい。
内容のないものを「しゃべくり」で誤魔化すことはできません。
しっかり考えることが大切です。





◆京芸対策
1日2課題着彩描写。
着彩は試験科目からは外れましたが、対策は必要です。
着彩をすることで、描写力が鍛えられるという面がありますし
色彩でモチーフ構成が出た場合、着彩力は非常に重要となります。

午前は基礎力強化、ビール瓶の描写。これはなかなかうまくいったと思います。
導入ではアスクギャラリー掲載の作例(別教室では既に実施されていた)
を利用できたのもよかった。
しかし、午後のより実戦的な「簾、カラーボール3個」は、もう一歩の出来。

明日の色彩課題(モチーフ構成) ※これも今週のアスクギャラリーに作例あり
では、カラーボールがモチーフの一つです。
本日の経験を活かして、うまく表現してほしいと思います。



保田

拍手[0回]

20 July

京芸ファイル、課題サイトを見よう!

こんにちは保田です。
いよいよ夏期講習はじまりましたね。
今日は草津教室から
今週アップされた京芸ファイル
京芸対策「夏期講習」の意義
についての話題です。

内容は、
夏期講習と夏期模試の意義について論考する前半 …1.2
夏期模試から、合格までの過程を、作品を見ながらたどる後半…3
により構成されています。

前半は、ちょっと理屈っぽいと思われるかも知れませんが、
しっかり目を通してほしいですね。
やはり、夏期講習は重要なので、その意義を再確認してほしいのです。
(もちろん、これを鵜呑みにしろ、ということではなく、参考にして自ら考えてほしい)


しかし、目玉はやはり3でしょう。
過去4年間の合格者(合計12名の96作例)が、
夏期~冬期~直前の模試で苦労しながら、
入試でどんな得点で受かったのか?を
作品を見ながらたどることができます。
いろんな合格者がいるんですねえ。



12年度 色彩246/250点で
合格されたCさんの夏期模試作品(100/250点)


ということは、京芸の過去4年の全入試再現はもちろん
アスクの過去4年の全模試がわかるということで、
アスク的にそこまで出していいのか?という内容です。

まあ、この際、過去の模試問題なんてフルオープンでいいんです。
問題はこれからですから。
今年の模試問題作成は(誰がつくるかも秘密ですが)
結構、思案に時間がかかると思います。
来年度の入試はいろいろ変わるはずなので。

まあ、ともかく、3は必見です。

 
非常勤講師の森先生や高木先生の作例もあります



あと、この際、ついでに言っておきたいのですが…
アスク生、講習生の方で、課題サイトしっかり見ていない人いませんか…?

草津教室でも導入の時、それとなく確認するのですが…どうも怪しい生徒が多い。
課題サイトしっかり見てきてるのか、と聞くと
「一応、見てきました」と答える生徒の目が泳いでいる時がある…。そもそも「一応」ではダメ。
アスク課題サイトには、これまでのアスクの経験が凝縮されています。
課題文と過去優秀作例多数がリンクしており、授業準備に不可欠なものです。

これは、さすがにフルオープンという訳にはいかないのでパスワードがかかっています。

作成にもかなり時間がかかっております。草津教室にいるあの温厚な保田先生がなんとなくイライラしている時は、たぶん課題サイトの作成に苦しんでいる時と見て間違いない。それぐらい作るのも大変なんです。いやいくら苦労しても、作ろうとして作れるものじゃないんです。これまでのアスクの先生方や生徒達の経験全てを混ぜ込んでやっとできるものなんですね。

なので、これまで課題サイトを軽くしか見てなかった生徒は、今後しっかり見るように。


保田




拍手[1回]

06 April

大阪成蹊芸術学部 美術 体験授業

こんばんは 保田です

本日、草津教室で行われた
大阪成蹊大学芸術学部
岩野先生を迎えてのワークショップを報告します。

岩野先生は保田の大学時代の先輩
当時から世話になりつづけている人です。

これまでも何度も成蹊大学芸術学部から
ワークショップや講演に何度も来てもらっています。
宝塚の手塚治虫記念館の仕事など様々な
活動の話や、最近では成蹊での教え子が
ハリウッドでフィギアが認められて国際的に活躍
しそうになっている、などなど、具体的な話を通じて
若者達のモチベーションをどこまでも高めてくれる
ほんとに熱い先生です。

しかし、今回は、話をしだすとそれだけで
4時間たってしまう、ということで、お話は
そこそこにしてもらい作業に入ってもらいました。
(講演会もぜひまたお願いしたいです)

ちなみに
先週、京芸対策で石粉粘土を使ったピーマンの模刻を
行いましたが、今回は、コピックという海草から抽出された
液体を使って「手そのものを石膏どりする」ということで
模刻とは少し異なります。


京芸対策模刻授業       模刻作例



コピックと水をしっかり混ぜ、手を入れてしばらく待ちます
手を突っ込んだ後になって、「残っている手で
中を想像して手をスケッチしなさい」という指示が!
「自分の手のポーズをしっかりイメージして!!」


コピックはいわば「寒天」のようなもので
固まったら、ゆっくりと手を抜き出します
手が出てくる瞬間は
「もう一回生まれてくる感覚」


次は、石膏を水に溶かし、手を抜いた穴に
流し込むのですが、これが以外とかなり難しい…


気泡が出来ないよう注意しながら、奥まで入るよう回しながら
「指の曲がり方(外からは見えない)をしっかりイメージして」

流し込んだ後
「中の手を想像して想定デッサンしましょう」
今回は両手が使えるのでしっかり描けるはず
「中でとっていたポーズをしっかりイメージして!」

石膏が固まったら、コピックを割り箸でそぎ落とし
手の石膏像を取り出します。
最も楽しみな瞬間。わくわくするが「慎重に」
完全に固まってない石膏はやわらかい。折れやすい。


流し込みに失敗した生徒は指先がない!
しかし、「そこで終わりじゃないのが美術系なんだ!」
ということで、もう一回石膏を溶いて指をつけます。
これは技術がいるのですが…
今回は岩野先生が直してくれました。



今回のポイントは「イメージ」
何度もその言葉が出てきましたが
途中、想像でスケッチやデッサンをしたのも
実は、石膏を流し込んだり、コピックをそぎ落とす時
中味のイメージがしっかり持てていないと失敗する
とのこと。

なるほど、待ち時間だからデッサンの練習をさせた
ということじゃなくて、理由があったんですね。


完成作品と想定デッサン ※指の曲げ具合イメージできてた?



最後はイメージすることの大切さ、そして、イマジネーション
を鍛えるために、受験時代にやるデッサンがいかに大切か
という話でまとめてもらいました。うーむ、すごい説得力。


入試課の山本さんからは、4月29日(日)のオープン・キャンパスの紹介
がありました。この4月大阪に移った成蹊大芸術学部の
アトリエお披露目的なオープン・キャンパスなのですが
特にお勧めが
アニメーション・キャラクターデザインコース教授の糸曽先生が
監督した作品「コルボッコロ(完全版)」の上映と解説とのことです。
スタジオ・ジブリで仕事をされていた方で、その辺りの話も面白そうです。

さて、ブログでは紹介すべて紹介はできませんが
岩野先生からは様々な話をしてもらいました。
岩野先生も当日は現地におられますので、もっと話が聞きたい方もぜひ
オープン・キャンパスに参加されてはどうかと思います。


保田(明日は草津教室入学オリエンテーション)

拍手[0回]