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今日もアートスクール

京都アートスクールの4校(京都駅前七条校、京都 北大路駅前校、滋賀 彦根駅前校、NET通信実技センター)の日々を随時更新。
23 November

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27 June

魅力ポイント

こんばんは。
今日のST生課題は色彩構成「花とガラスコップ(水入り)」でした。
花もコップも水も身近なはずなのに、アイディアに煮詰まってしまったようでした。
仕上がった作品を観たとき感動するかどうか、というお話を以前書いた気がしますが、
今日思ったことは、モチーフを見たときに、自分が感動しているかどうか。が大切ではないでしょうか。



今回の課題では、花の清らかさ、ガラスの映りこみの美しさ、水の透明感や音等、
人が感じる「いいな、素敵だな」のポイントはみんなそれぞれ違います。
何でもいいからその「魅力に感じるところ」を探しましょう。
超マニアックなところでもいいです。
自分が感動していないのに、そのできあがった作品には人を感動させる力があるなんてことはありません。
違う言い方をすると、「興味ない」まま描いたら、結局は誰も「興味ない」作品になるんでしょうね。
人との関係だって、最初は全然話さなかったけど、何かのきっかけでものすごく仲良くなることはよくあります。
まずは自分から知ろう、理解しようとすることが大切です。モチーフは人と違って話してはくれません。
だからより一層の自分からの問いかけ、対話が必要になるんですね。五感をフル活用させてください。

(森)

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20 June

大家族になりました

こんばんは。彦根の森です。
昨日は思いがけずの台風でしたね。
スピードが速く、来るのも去るのも速かったです。
さて、今日は彦根教室の新しい仲間のご紹介。

  体の大きさの差は遠近によるものではありません。

先週、ask美術倶楽部の生徒であるFさんから、かわいらしい金魚を2匹いただきました。
お祭りで金魚すくいをしたそうです。
元々彦根教室の水槽には3匹いたので、計5匹となりました。
最初は食べられるんじゃないかと思うくらい大きさに差があったのですが、
一気に水槽内がにぎやかになり、仲間割れ、いじめもなくすぐに家族の一員になったようです。
ほんとによかった!!
ST生のFさんによると、共に泳いだり、水槽の壁に反射して見える自分をじ~っと見つめたり、
自由気ままな動きをしたりと、金魚もけっこう個性があるようです。

  「大家族は楽しいばい!」

ST生のFさんが毎日餌をあげてくれているのですが、初めは人見知りで、
餌もなかなか食べてくれなかった金魚たちも、
今ではすっかりFさんになついて「餌をおくれ~!」と言わんばかりにダッシュで近づいてきます。
金魚ってなつくんですね。



昨日が台風で休講だったため、今日はもくもくと制作をしました。
1日ずらして明日講評です。 粘土は童心に返りますね。
いつまでも遊び心を忘れないようにありたいものです☆

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08 June

考えること

こんばんは。森です。

今日のST生クラスでのこと。
課題は色彩「カボチャとアルミホイルのモチーフ構成」でした。
Fさんが悶々としているのでどうしたのと聞いてみると、
考えすぎてわけがわからなくなったそうな。

初めての色彩構成をしたときは、何も考えずに好きなように描いていた。
その後いろいろな情報、アドバイス、方法を知ることで知識が増えた。
だからいろんなことを考えるわけで。
きっと、より良いものを追い求めるほどわけがわからなくなっていくのでしょうね。
でも、思うのは、それだけ自分が真剣に向き合っている証拠なんだと思う。
いい加減な気持ち、適当な気持ちでは煮詰まるまでは考えないでしょう。
だから、わけがわからなくなるほど考えるのは、とても良いことだと思います。

ここでもう一つプラスしたいのが、「考えるだけで終わらせない」こと。
結局考えていることは、頭の中だけです。
わけがわからなくてもとにかく手を動かしてみましょう。
頭でイメージしていることは、実際とは違うことがあります。

イメージ⇒描く⇒イメージ⇒描く…イメージをデッサンするように。
自分のイメージをかたちにできるまで、時間はかかるもの。
あきらめず、失敗を恐れず、何度でも取り組んでいってください。

<森>  

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05 June

彦根の様子


 月曜日、火曜日と彦根教室で指導に入っていましたサイトウです。
 彦根はのどかで、いいところですね。
 
 
 
 彦根教室は、JR彦根駅から歩いて3分くらいのところです。
 赤い看板が目印。
 以前、この看板の発注などを担当したので、ちょっと感慨深いです…ほろり。
 彦根教室を横目にずーっと歩くと、たぶんひこにゃんのいる彦根城に行けるはず。
 近々行ってみたいですね。
 
 
 
 浪人生2人。月曜のはじめは造形概論でした。
 今は少ないので、個人対個人で話せる授業のよさを有効に利用してほしいですね。


  
 
   
 今年度の彦根生たちの指導に入るのは、初めてだったので
 ちょっと緊張しましたが、生徒同士の挨拶もちゃんとあるし、
 みんな素直で、指導内容がすぐに作品に反映されて、
 ぐいんぐいん伸びていくかんじがしました。
 今後が楽しみですね。
 
 6/29のST生合同の南山城での校外学習は、彦根ST生のふたりもいっしょです。
 他教室でも交流を深めて刺激しあってください^^

 
 <サイトウ>

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24 May

感性を養うこと

こんばんは。森です。

昨日、高卒生対象の造形トレーニングで、最初に画集を見ながら日本画の歴史について少し話しました。
その時に思ったのが、みんな特別に好きな作家はいるのかな…ってこと。
人によって様々だと思いますが、休日や空いた時間はみんな何をしてるんでしょう。
勿論、学科勉強に励むのもよし、クロッキーや形をとる練習もよし、寝るもよし…。
私が一つ提案したいのが、いろんな作家の作品や画集を観て、感動し、感性を養ってほしいです。

askにいる間は周りの人の作品を観て刺激し合うと思いますが、
それだけの刺激で終わらないようにしてくださいね。
できれば美術館や博物館で直接作品を観るのがいいのですが、難しい場合は画集で。
最近の画集は手軽な価格で軽いものが本屋さんでも多く売られています。

油絵の作品を観て、アクリルガッシュで描いたらどうなるんだろうとか、
日本画の線の美しさ、丁寧さを参考にしたり。
前にも書きましたが、私はストレスが溜まると画面に絵具をぶちまけていました。
ピカソの「泣く女」に対して「怒る女」をピカソ風タッチで描いてみたり。
けっこうおもしろかったです。
世界的に有名な抽象画の作品をじっと観て、感動して泣く時間を作ってみたり。
変ですけど感動する練習です。正しくは無理やり泣いて、感動したと思い込ませた気もしますが。

少々いたい経験ですが、そんなことせずに素直に感動することが大切です。
自分だけの時間を有意義に使い、いっぱい感動して、その感動を心に蓄えておきましょう。

今日のみんな

<森>

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