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今日もアートスクール

京都アートスクールの4校(京都駅前七条校、京都 北大路駅前校、滋賀 彦根駅前校、NET通信実技センター)の日々を随時更新。
23 November

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15 October

急がば回れ


私は最近、「急がば回れ」という言葉を自分で自分にかけています。
というより頭から離れません。(焦ってるつもりはないのですが)

自分をコントロールする為の言葉、ありますか?

休みたいとき走る為の
転んだときに起き上がる為の
まいったまいった・・・でもまあいっか と切り替える為の
まあいっか と甘えないための・・・



というのも、早いもので来週には「冬期講習/直前講習」のパンフレットが完成します。3ヶ月後、半年後の予定を立てていると、より一層時間が早く過ぎていく気がします。でも、「計画」次第だなとつくづく思うんです。

後期/2学期 通常授業
■11/20(日)まで *11/21(月)~11/27(日)は日程調整期間
冬期講習
■11/28(月)~2012年1/15(日)
直前講習
■1/16(月)~
※受験生以外のクラスは1/5(木)~3学期。

という日程になってます。
そういえば、夏期講習では定員オーバーになった講座もありました。
お申込みはお早めに。
計画と準備はしっかりと!




さてさて今日のこども教室の作品をひとつ。
ピアノの鍵盤の上を跳ねるウサギ。見た瞬間幸せな気持ちになりました。


よしい

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13 October

勘がするどい

 こんばんはサカグチです。実は「勘がするどい人」になりたいとずっと前から思っています。言い換えると、「隠された真実に気づく人」。

 勘を磨くために大切なのは、観察する力だと思っています。目の前の出来事から重要な部分を見落とさないこと。今まで見えていなかったことに気づくこと。
 観察した結果、結論を「コレだ!」と閃くのではなく、たくさんの可能性を想定し、その中からひとつを選ぶことができる能力を、「勘がするどい」ことだと思っている。

 それって鉛筆デッサンとか、描写とか写生とすごく似ていませんか?
 よく観察し、無限にある「完成」の形を思い浮かべ、その中からひとつの方向性を決断し、作品をまとめる。そのどれかが欠けるだけで頼りない絵になる。

 社会に出て、観察することの重要さになんとなく気づけたのは、自分にデッサンの経験や、作品づくりの経験があったからだと思う。

  ただじ~っと長い時間見ているのと、描きながら見ているのを比べると、圧倒的に描きながらのほうがモノをよく見ている。悶々と考えてるだけじゃダメで、まず手を動かして、こつこつと積み重ねることが大切だという感覚も制作から学んだことだ。手を動かしてみると、色々と考えたり思い浮かべたりできる。

  絵を描いたり作品をつくったりするのって、ただそれだけで楽しかったりするから、きっといつまでも熱中していられるんだけど。ただ楽しいだけになってほしくないなと思う。たとえばものをつくることによって、成長したり、物事の本質に気づいたり、社会の役にたって欲しいと思っている。

                                     サカグチ

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10 October

自分の「好き」を分析する力

日中はまだ暑いくらい……でも夜はすっかり寒くなり、空気も乾燥しだしました。
秋は好きだけど冬の苦手なマシヤマです。(一番好きなのは汗ダラダラの夏です♪)


さて、特別講座(私大・国公立対策)が始まって約1ヶ月。そろそろ各大学の推薦入試が始まります。
今夜の北山教室でも、推薦対策をしっかり受講している生徒がいます。
 この二人(男子)はふたりともプロダクト志望。
 既に世の中にある製品の<部分>あるいは<全体>をデザインする課題を通して、『人とモノのつながり』を考えます。 彼は今<部分>を考えて試行錯誤中かな?

プロダクトデザインには魅力がありますね。
実は私もプロダクトデザインが大好きです!
ネットが使える便利な時代、おもしろいプロダクト製品を紹介しているHPやブログを見つけては楽しんでいます。
せっかくなので最近のお気に入りデザインを少し紹介★


これは『ドアロックチェーン』です。どうなっているかわかりますか?
手で持ってロックをかける部分が迷路のように複雑な形になっているんですね。
第一印象=「開けにくい!」 外側からむりやり手を突っ込んで開けられてしまう心配はありませんが、急いでいる時には厄介なドア!!!



こちらは『電気ケトル』です。注目はボディーの青い部分。
透明素材でできており、中の水が沸騰する様子が全て見える!という幻想的な逸品です。
これなら、カップ麺片手に待っている時間も退屈知らず。


両方に共通しているのが「あえて〇〇してしまった」魅力でしょうか。
「あえて内側の人間にも開けにくくしてしまった」、「あえて見えない部分を見せてしまった」。
そして、その根底には遊び心も存在しています。 特にケトルの見せ方は単に『見えるようにした』だけではなく『見せるための演出』にこだわっているため、感動すら覚えます。


好きなモノに出会ったら「なぜ良いと思うのか?」、「そこに共通点や相違点があるか」を考えてみるのも良いかもしれません。新しい発見があるかも……。

<マシヤマ>

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29 September

芸術について 再び

 サイトウです。
 秋晴れの日は運動会の日のことを思い出します。
 小学生の頃、校長先生が運動場の朝礼台から熱い話をしていて、
 私は少し退屈で、空を見上げながら
 「大人になっても、秋晴れの空を見たら『運動会のときの空を思い出すんだろうなって思ったこと』を思い出すんだろうな」
 と思っていました。
 そういう記憶のあり方ってありませんか?

 

 さて、先日ですね、60歳くらいの知り合いのおじさんと話しをしていたのです。 
 偉大な芸術家は誰かという話です。
 ミケランジェロ、ダ・ヴィンチ、ゴッホ、ピカソ、カンデンスキー、クレー
 などをその人は名前にあげます。
 「なぜ、それらの人を偉大だと思うのですか?それら以外にも有名な人はいますが、差はなんだと思いますか」
 という質問をしました。

  ミケランジェロの「ピエタ」

 まとめると、
 「そもそも人間は幻想に生きている。
 自分以外のものについては想像するしかない生き物であるという現実がある。
 その現実に謙虚に向き合おうという姿勢が、描かれた線や色にあるかどうか、そういうことが感じとれるかが基準。幻想に身を任したような線は軽くて、冷めてしまう。現実に向き合っていながら、優雅で、高みにあるようなものが一流なんだと思う。」

  これはレオナルドのスケッチ

 「でも、カンデンスキーやクレーの線は「現実」とはちがうように思います。
 主観的な幻想の世界なのでは?」 
 と質問。

 「写実かどうかではなくて、その線や形が『全くのものになっているか』…」
 とのこと。
 どう現実と向き合っているのかが問われるところだという話になりました。
 
  カンデンスキー
  

 もちろんこれはそのおじさんの意見なのだけど、
 そのおじさんの行動や生き方などを見ていると信頼があるので、
 サイトウはかなり影響を受けていますね。
 こういう話題そのものが私の知りたいことの核心にさわる部分で、
 もっとこういう話をちゃんとできる自分になりたいと思いました。
 すごく勉強になりました。
 また、これから美術館に行くのが楽しみです。

 
 生徒のみんなも、受験の話だけではなく、
 考えて議論して、自分の認識をどんどんくつがえしていってほしいなと思います。
 そんなやりとりができることが喜びになるんじゃないかな~。
 画塾の帰り、デッサンのことや制作のこと、どんどん話し合ってください。
 ファインアートとデザインの違い、なぜ大学によって試験が違うのかということ、
 音楽と美術の共通点、テーマはいーっぱい転がっています。
 話をするより、表現して見せたいっていう人もいるかもしれないね。
 なんにせよ、そんなことを真剣に考えていく時間になることを願っています。

 
 <サイトウ>

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