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今日もアートスクール

京都アートスクールの4校(京都駅前七条校、京都 北大路駅前校、滋賀 彦根駅前校、NET通信実技センター)の日々を随時更新。
22 November

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11 November

”それ”の向こう側

最近は映画(邦画)を見るのにハマってて、映画館に行ったりDVD借りてきて家で見たりしているんですが、特に映画館で見るときはスタッフロールまでちゃんと見てから映画館を出ることにひそかなこだわりがあります。(もちろん家で見るときも)

これだけの人が関わって出来てるんだなーとか、
ロケ地はここなんだなーとか、
あのブランドの服が使われてたんだーとか、

たくさん発見があります。

もちろん本編の物語も没頭しながら見ますが、やっぱり美術系に身を置くものとしては、作る側の人たちの存在について考えずにはいられません。

ものを作る、って大変なことです。

絵を描いたり何かを作ることは、とても楽しくて、楽しいから美術系に進もうと考える人が多いと思うけど、それでもやってみないとわからない、手間だったり、かかる時間だったり、作業だったり。
できたものだけでは見えないものがたくさんあります。
もちろん見ただけでもわかることもあります。

でも、どうしてそこに至ったのか。
どうやったらそれになるのか。

経験してみなければわかりません。

そこをなんとか想像することで、ものを創り出す人への敬意が生まれます。
アーティストでなくたって、農家の人、飲食店の人、工場勤めの人、おうちでご飯を作る人。
みんなすごいんです。

何かを、誰かを軽視する人が、果たしてものを作ることに対して成長できるでしょうか。
「どうせこんなもんだろう」
と、高を括る人が、人を感動させることができるでしょうか。

身の回りのありとあらゆるものや人の、裏側を想像して、おおいに感動してみてください。

誰かに敬意を払うことで、平和にもなるし、自分も成長できると思います。

やなやつだっていたっていい、でもその裏側は想像してみた?

そのやなやつを理解しなくたっていい。

想像することがものを作る人にとって、とても重要なトレーニングになります。

最後に今日の彦根校の様子。


彦根校から武田でした。

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23 October

時間通りにはじまらせること。時間通りにおわらせること。2

こんにちは。サカグチです。


先日、腕時計が止まりました。
(ちなみにですが、この時計。
約20年前に高校入学祝いに
父親からもらったものです)


前回電池交換したのが2012年7月なので、
4年と2か月で交換ということですね。
前回交換の様子はこちら→

さらにちなみにこの腕時計、 入試当日に時計を忘れた
(もしくは時計が止まってしまった)、
ASK生に貸したことが3回ほどあります。

そして私自身の大学入試当日に止まった時計でもあります。
そのときは、よりによって試験当日になぜ止まるのかと思いましたが、
意外と、試験当日に時計が止まることがあるみたいです。
電池が4年と2か月で交換時期になることと、
入学祝いと、
1浪目ということがなんとなく関連しているようなそんな気がしました。
              サカグチ

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14 October

3つのバランス。

こんにちは。
彦根校より武田です。

ついこないだまで半袖で過ごしていたのに、急に寒くなりましたね!
厚手のマフラーが手放せません…
寒暖差が激しい時ほど、体調を崩しやすいので気を付けましょう。


話は変わりまして…ふと、自分が大学に受かったときのことを思い返していました。
私は2年浪人して大学に合格したのですが、1年目はただがむしゃらに描いて描いて、
描きまくっていました。

しかし、どうにも良い時と悪い時の波が激しく、
「どうしてできないんだろう、この前はできていたのに、悔しい。」
そう思う日が少なくありませんでした。
2年目の浪人が決まったとき、1年間を振り返ってなにがよくなかったのか
自分なりに分析することにしました。

調子が良い時の自分はどういう生活で、どういう心でいたのか。
調子が悪い時はどうだったか。

そこでひとつ気づいたことは、ある3つのバランスが大事だということでした。

input=勉強すること、いろんなものを見聞きすること、心を動かし吸収すること
output=制作すること、なにかを発すること
rest=きちんと休息すること、体を労わること

このどれかが欠けているとたちまち調子が悪くなることがわかりました。

新しい刺激(input)は制作への意欲になり、
その欲を発散するのが制作(output)で、
その疲れをちゃんと癒して(rest)次へと向かう。

良い波のときはその波に乗りながら、良くない調子が来そうだと思ったら、
この3つのバランスで足りないものがないか考えてそれを補う。

受験生は特にinputとoutputは意識してやろうとすると思いますが、
restについて疎かになっていないでしょうか。
ただ寝るのではなく、食べる物・眠る環境・時間・運動などを工夫して、
しっかりと体に良いことをすることがrestです。

これは私の場合で、すべての人に当てはまるかわかりませんが…
経験談として、自分のそういったサイクルや癖のようなものが自分でわかっているだけで、
とても気が楽になります。

ここから国公立試験まで長いようで短い道のりです。
しっかりと自分と向き合い、自分を大切にしながら着実に進んでいきましょう。


私もらくがきをのせてみました…

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06 October

集中力 8秒 金魚

こんにちは。サカグチです。

一説によると、現代人の集中力は8秒しか続かず、金魚の9秒を下回るらしいです。
(気になる人は「集中力 8秒 金魚」なんかで調べてみてください)
2000年の調査では12秒だったものが、2013年には8秒という結果になったらしい。

この話を聞いたときに、
ここ最近、自分自身がなんとなく感じていた感覚が言葉になったような気がしました。

まず最近のテレビは、短い時間に次から次へと話題が変わるようになったと感じていました。
きっと、視聴者の集中力にあわせてテレビの作り方を変えているのだと思います。

また、ニュースや記事を読んでいても、
最後まで読む前に「なんとなくわかった」気になって
別の記事を読み始めてしまう自分の習慣に気づいたこともありました。

そしてASKで、課題の導入や、講評で話しているときに、
集中して聞いていないなぁと感じてしまう瞬間が増えたとも……。

「現代人の集中力が8秒しか続かない」大きな原因は
スマートフォンやインターネットにあるのだとすれば、
今後、この傾向はますます強まっていくのかもしれません。

しかしASKでは、日々の演習の中で、4時間や3時間連続して制作をしています。
美術系の受験生にとって当たり前のこの集中力が、
今の生徒たちが社会に出るころにはもしかしたら大きな武器になるのではないかと、
そう思いました。
現代人の集中力が続かなくなる中で、
集中力が持続する人はきっと社会に求められる人になるはずです。

制作するときだけではなく、
講師の話を聞くとき、
センター試験の勉強をするときにも、集中力を発揮して欲しいと感じています。
 
その習慣こそが、きっと5年後、10年後、あなたの財産になっているはずです。


             サカグチ

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06 August

笑顔のチカラ

こんにちは。
彦根校から武田です。

AO入試も始まり、ASKでAO入試対策をしている生徒たちも「あと○日…」と緊張した表情をしています。

「AO入試は、出願者自身の人物像を学校側の求める学生像(アドミッション・ポリシー)と照らし合わせて合否を決める入試方法である。」(Wikipediaより)

対策にはプレゼンや面接がほぼ必須で、まるで就職活動のようだなぁと思いながら指導をしています。
美大のAO入試の特徴は実際にワークショップ形式で大学の授業を受けながら、作品を作りながらの試験になるというところでしょうか。

作品を作ることはできても、自己PRは難しい…緊張する…
という人も多いのではないでしょうか。

私は今までいろんな面接や発表の場において、
「自分が”緊張している”ということに気づいたときにあえて笑う」
ということを心がけてきました。

そのために鏡の前で笑顔の練習もしました。
口角があがっているか、目が笑っているかをチェックしながら、自分の自信がありそうな表情がどういう顔か研究するのです。

人は相手が笑っていると安心するものです。

緊張しているのは受験生の自分だけではありません。
周りの受験生や、もしかしたら試験監督の先生だって緊張しているかもしれないのです。

自分が笑うことで周りの緊張がほぐせたら、自分だって落ち着いて試験に臨めそうですよね。
大笑いしなくたって口角を上げて微笑むだけでいいのです。

背筋を伸ばして、微笑むことができれば、それだけで自分をより良く見せることができます。

上手く言おうとか、敬語とか、そういうことも大事かもしれませんが、
明るくはつらつと、心からの言葉で話すことができれば相手に気持ちは伝わります。

「これからこの人とやっていきたい、ここで学んでほしい」
そう思ってもらうための入試です。
口先だけの言葉だけに頼らず、表情や声色、身振り手振り、全身を使って、みんなの良いところをそれぞれ伝えてきてほしいなと思います。

最後に今日の彦根校の写真です。


夏期講習も残り半分。
猛暑が続いていますが、ここが正念場。
がんばりましょう。

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