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今日もアートスクール

京都アートスクールの4校(京都駅前七条校、京都 北大路駅前校、滋賀 彦根駅前校、NET通信実技センター)の日々を随時更新。
22 November

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12 February

高校生等のための「作品展2016 ギャラリートーク」

こんにちは。サカグチです。

先日のブログにも書きましたが、本日、高校1、2年生を連れて、
高校生等のための「作品展2016 ギャラリートーク」に行ってきました。

全専攻から1名ずつ選ばれた学生さんが、
作品のこと、専攻のこと、高校時代のことを話してくれるのですが、
高校生にとって、非常に刺激になるいい時間だったと感じています。

京都市立芸術大学さん、そしてギャラリートークを担当された学生さん。
ありがとうございました。

元七条ST生、元NET生もギャラリートーク担当していて、
私(坂口)が近くで聞いているので、
受験生の頃を思い出したのではないでしょうか。
(いい意味で)緊張感が伝わっていました。

そして、美術館で多くの元ASK生に会いました。
中にはすでに京芸を卒業した元ASK生もいました。

本人には会えなかったけれど、
ひと際大きな作品で、存在感大の学生は、
やはり受験生の頃も立体頑張っていたことを思い出しました。
(受験生に向けて、誤解の無いように書きますが、描写も色彩も頑張っていましたよ)



         



ここから少しだけ真面目な話。
どの大学でも、どの専攻でも言えることだとは思いますが、
やっぱり展示されている作品すべてが100%、完成度が高い作品、
やり切っている作品。最後の最後まで、端の端まで意識を持っている作品ではありません。
ASKで学ぶ受験生には、
できるだけ最後の最後まで、端の端まで高い意識を持った作品を制作して欲しいと思います。
そして、その意識を受験生のときに身につけることができれば、
どれほど大学での制作が、大学での時間が、
充実したものに変わるのだろうかと考えていました。
自分に厳しく、客観性のある人になるための後押しを、
少しでも行うことが我々の仕事なのかもしれないと考えていました。
                                   サカグチ

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10 June

京の七夕

こんにちは。サカグチです。

京都アートスクールには、
毎年、多くの京都、滋賀以外の生徒が、
宿泊をして夏期講習を受講します。

そんな講習生に、
京都の七夕が7月だけではなく、
8月にもあることを紹介します。

『京の七夕』
http://www.kyoto-tanabata.jp/

そして、その『京の七夕』関連で、
京都市立芸術大学のデザイン科の2回生の作品が、
地下鉄「二条城前駅」に、
平成28年7月6日(水)から平成29年夏頃まで展示される予定です。
http://www.kcua.ac.jp/information/?mp=74628

ASK出身の、Oさんや、Wくんの作品を探しに、私も行ってみようと思います。


写真は、去年、三室戸寺で見たアジサイ。
(アジサイの見ごろは、6月中旬くらいかな)


                サカグチ


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01 March

振り替え

こんにちは。サカグチです。

今朝は京都でも滋賀でも雪が降りました。
例年より暖かいとはいえ、まだまだ油断禁物ですね。
風邪をひいたなどの理由で、3学期授業を欠席した基礎生は、
3/20(日)までにすべて振り替えられるよう、計画をたてましょう。
日程調整期間である3/14(月)~20(日)だけでなく、
後期第9週10週の通学曜日以外の曜日も利用し、振り替えましょう。
さて。
先日の京芸入試の前後に、去年のASK生や、もっと前のASK生、
大学生や社会人の方に会って言葉を交わす機会が何度かありました。
そのせいで、京芸の入試を終えてバス停に歩く受験生を見て、
ふとこの瞬間、受験生から大学生に変わるような、
そんな錯覚に襲われたりもしました。

大学生にも社会人にも色んな人がいます。
真面目な大学生もいれば、そうでない人もいます。
ただ、毎年この時期に思うのは、
受験時代というのが、
技術だけではなく、考え方や気持ちを育てる時間なんだということです。
どうか大学に進学してからも、
ASKでの真面目な姿勢や真剣な眼差しを、忘れないでください。

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02 December

UFOを見た

こんにちは。サカグチです。

西の空にUFOが浮かんでいると思ったら、案内標識でした。

そういえば、
受験生の頃は、大学合格を願い、
自分に都合のよいことばかり考えていたことを思いだしました。

(描写の)力強いタッチが評価されて満点がつくとか。
(色彩の)スピード感が評価されてセンター試験でのマイナス分を補うとか。
(立体の)今までにない斬新さが評価されて合格するとか。

思い込んでは、それを100%信じていたなぁと、考えていました。
先日の田和先生のブログにあった変人とはまさに自分のことだと思いました。

自分に何が足りないのかを考えることも、
トレーニングを積み重ねて今の自分には出来ないことを目指すことも、
できていなかったと思いました。
   
もしも今の自分が、あの頃の自分に会えるのであれば、
まずはちゃんとした各科目の評価のポイントを伝えてあげたい。
きっと先生の言うことなんか、
大人の言うことなんか、
聞く耳を持たないと思いますが。
     
きっとわからないことが多すぎて、
自分に都合のいいように考えていたんだと思います。
低い点数も、不合格も、運が悪かったんだと思っていては、
見えないものがあるんだと、今は思います。


              サカグチ

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21 May

植物園実習を経て



大地の音を聴く生徒。



今週月曜から水曜まで幸い天気に恵まれ、浪人生クラスを対象とした植物園実習がありました。
僕自身は、久しぶり3年ぶりの植物園となり、内2日間の授業を担当させてもらい日焼けしております。
植物園は、時季の花を楽しむご高齢の方から、広場では保育所や幼稚園児まで幅広い利用者が居り、3日間とも賑わっていたようです。特に多いなと感じたのが、(カメラ小僧ならぬ)カメラオジさん。各々ご自慢の高級な一眼レフカメラで、花・花・また花を撮られておりました。これまでは、生活や子育てや、社会のことや経済のことに無我夢中だったが、歳をとり置き忘れてきた“自然”に興味が出るのでしょうか。自然にかえれとはどういう事か、生徒らも歳をとりその意味が判る時が来るのでしょうか。



バラ園では、様々なバラが咲きほこり咽返るほどの色と数。そのバラを楽しむこれまたご婦人方の多いこと、、、。
そんななか、流石だなと感心したのは、ASK生の制作する姿がそこになかった事。もちろん、利用者にちょっかいを掛けられて、集中して制作ができないことをおそれた生徒もいるでしょうが、やはり、何かそれをそのまま描くのは違うなと感じた結果だと思いたい。いわゆる綺麗とか、いわゆる美しいとかではないところに、“新しい発見”を見出すことが、ものづくりの本質なのだと生徒らが直感で思った結果だと思いたいのです。



生徒らは3日間、普段の受験対策を行う教室を抜け出し、自然のなかでの制作を体験した訳ですが、ふとこれが果たしてどれだけ自然なのかを問うてみた生徒も居たのではないか。4月以降、生徒らにとっての日常は教室になりつつあり、むしろ今回のような課外活動の方が非日常的である。また植物園の在り方そのものを考えてみても、存在自体なんだか特別で、“自然”を“非日常的に寄せ集めた空間”だとも言えなくない。そんな取り止めのないことを考えながら、群生し地面から存立する樹木や、見事に咲いた沢山の花の間で制作し、なんだかとてつもなく大きなエネルギーを感じる、そんな体験をしたと思う。
その証拠に、植物園実習後はご飯が美味しく、寝つきもいつもより良かったと思います。



綺麗な花には刺があることもお忘れなく。

田和

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