10 October 授業報告 今週の七条校STSPでは、色彩課題の作家研究・自画像が行われています。描写と聴くと、修行僧のような、なんだか堅苦しい印象に聴こえる自分ですが、色彩と聴くと、なんだか軽やかな印象を持っています。その印象通り、教室も華やかで賑やか。一般の人が抱く美術の印象ってのは、こういうモノなのかもしれませんね。 夜間の授業でも、これまた「日本の匠」をテーマにした色彩課題が始まりました。「描写、日本の匠」と聴くと、なんだか怖い、昔気質の師匠が思い浮かび、堅苦しく聴こえますが、「色彩で日本の匠」なのでこれまた軽やかな耳障りです。 秋の特講は、京芸補強と国公立・私大対策が行われ、京芸補強ではこれまた軽やかな色彩課題です。 忙しいと、人は知らず知らずその場の空気を殺伐とさせてしまいます。私も気をつけます。そんなときほど、軽やかに行きたいですね。田和 [0回]PR 2013/10/10 (Thu) 18:18 アスクでのこと Comment(0)
09 October 古今 資料あつめ だあれもいない北山校でひっそりNET作品の添削などやっております。林です。今、マンガ作品の添削をしているのですが、ふと思うのはマンガって取材が物言うな、ということでして、課題をこなす上で資料集めなども重要な作業になってくるわけです。で、資料集めといえば、色彩の授業なんかもしかり。「事前に資料しっかり選んでおいでー」とかなんとか告知するのですが、最近は図鑑やら写真集やらを持って来る人はほぼいません。まあ持ってきたとしてプリントアウトされたものか、あとこれですよ。 いや、おねえさまではなくて。おねえさまが「これー」って指差しているこれですよ。なんていうんでしょうか、「パッド」的な、あ、思い出した。「タブレット」っていうんですかね。いわゆる「板状のオールインワン・コンピュータ」というやつです。※ウィキペディア調べほんとに日進月歩といいますか。僕らの時代の人間は「タブレット」といえば錠剤です。「パッド」といえば肩パッドです。i-padが発売された当初は「あんなもの肩に入るか! スタイリッシュにも程がある!」と憤ったものです。世界とつながって情報を共有しながら授業課題をこなす。すごい世の中になったものです。でも今の若い人は、これが普通なんですものね。血まなこになって図鑑のちっこい挿絵を参照していたあの時代はなんだったのだろう。秋の夜長に、なんだか切なくなりました。はやし [0回] 2013/10/09 (Wed) 20:46 アスクでのこと Comment(0)
08 October 七条学科授業の様子 こんにちは。事務局 兼 学科講師のナカニシです。たびたび、しつこいようですが現在センター試験の出願期間です。出願締め切りは10/11(金)。絶対に出し忘れのないよう気をつけてください。結構間違えている方が多いのですが、志願票を記入する際は濁点にも1マス使って下さーい!間違えがないか気になる方はナカニシまで見せにきて下さいね☆本日の七条校 学科授業の様子です。数学の授業では「確率」を勉強しました。 数学を受験しない生徒は社会の勉強を行いました。 センターの出願期間ということもあって、生徒の学科対策へのやる気もひしひしと伝わってきます。10/20(日)には北山校にて第3回全統マーク模試を行いますので、前回のマーク模試で思ったような点数をとれなかった方は、しっかりリベンジしましょう!!現在、高卒生には私の方から冬期講習の案内を含めた面談を行っていますが、11月後半には学科講師全員との二者面談を予定しています。それまでの期間は授業後の休み時間を有効に使って、ばんばん積極的に質問に来てください。高校生の方も学科対策についてご相談があれば、いつでもお声おかけ下さいね。ナカニシ [0回] 2013/10/08 (Tue) 14:41 アスクでのこと Comment(0)
07 October 作家研究からの色彩研究 サイトウです。 先週、北山校では、ST(高卒)クラスと、WSS(高3)クラスが色彩構成の授業で、 「作家研究」というアスク名物課題を行いました。 ※これは12年度の写真です。 美しい画面ってどうつくるのか。なにが「美しい」という価値を持つのか。 指導方針を決めて、それを伝え学んでもらうわけですが、 私もいつももっといい方法はないのか?と、 疑問に思いながらアンテナを張ってます。 で、この前の高卒クラスの作家研究で、いい作品に出会えました。キュピーン Nさんが候補としていたグスタフ・クリムトの作品。 「美しい色彩」に仕上げるひとつの方法として、◎「ベースカラー(一番面積を多く占める色)◎サブカラー(ベースに対応する次の色)◎アクセントカラー(指し色) を決めることをセオリーとして指導しています。 これだけが方法ではないと思いますが、ひとつの型として理解してほしい。 極端に言うと、最低3つの色相を決め、トーンを変えながら使うことで画面は作れるということ。 色相をしぼることで、トーン(調子)の幅を出していくことに意識が向き、 結果的に、さまざまな色の絵具を混色しながら 微妙な色をつくる技術が上がるということにもつながると思っています。 ただ、上のクリムトの『フリーデリケ・マリア・ベールの肖像』は、 「ベースカラーは黄色か…? いや緑…、いやほんのり青がすべてのベースにあるか…」と少し迷う。 色彩としては豊富で華やか。美しいなと感じます。 黄色の面積が多めなのは確かですが、この絵を見てると、 サブカラー(もしくはベースカラー)は、何色かあっても画面は成り立つと言えると思います。 これが、改めての「発見」でした。 感覚ではそういう画面をつくることもありますが、理屈として整理できたことが嬉しかったです。 みんな当たり前に気づいてた?? 直感的に知ってた? だとしたら、いまさら何を…ってかんじですが… サイトウの中ではやっと腑に落ちたっていう、キュピーンなできごとだったのです… ただこの絵は、下地全体に青みがほんのりかかってることも、絵がまとまる重要な要因だとも思います。 そう理解すると、ジャクソンポロックの画面がわちゃわちゃなのに、 色がいいなと思うのも納得がいきました。 2年前ぐらいから、「きれいやと思うし好きなのに、理由がわからん…」と自分の中で棚上げにしてました。 あとひとつ、なんで平面の中に「奥行きのある空間」をつくることが要求されるのか。 これもできた方がいいのは分かるけど、はっきり説明のつけられないことのひとつでした。 これは友達の一言で「あぁなるほどっ」と実感した覚えがあります。 友達と「奥行きのもたらす効果」について雑談してたら、 「なんかさぁ、ウィンドウズより、マックの画面の方が目が疲れなくない?」といわれまして、 キュピーン。 奥行きがある世界の方が、人間にとって見慣れてて「自然」なものなんだなと気づきました。 当たり前のことですが。 だから、あえて奥行きの少ない平面的な画面(赤一色とか)だと、 「不自然」「抵抗感」というものが生まれ、「強い印象が残る」ともいえます。 マックはアイコンとか、ボタンとかにちょっとした影があったり、 レイヤーが重なったりで「奥行き」の演出が心地よいと思います。 ウィンドウズはそういう意味ではやや抵抗感があるかなと思います。 違った見解の人も、「当たり前じゃん」という人もいるかなと思いますが。 キュピーンは自己満足ですが、楽しいですね。 またいろいろ気づいたものがある人は教えてください。 <サイトウ> [0回] 2013/10/07 (Mon) 15:27 アスクでのこと Comment(0)
03 October センター試験の出願期間です こんにちは。事務局 兼 学科講師のナカニシです。みなさん、センター試験の出願はお済みでしょうか?『大学入試センター試験 受験案内』にもしっかりと目を通しておきましょう。センター試験に関するたいていの疑問は、これを読めば解決します。出願が済んだ方は11/1(金)までに届く確認はがきを待ちましょうね。10/14(土)より各教室にて国公立大受験生と美術系高校受験生を対象にした三者面談がスタートします。普段の実技・学科授業の様子や志望校についてのお話しまた冬期・直前講習についてのお話しをさせていただきます。冬期講習中の学科対策については10月中旬にお送りする冬期・直前パンフレットとは別に詳細が載った資料をご用意していますので受講をお考えの場合はお声おかけ下さい!高卒生の方のみでなく、高校3年生の方の受講もお待ちしております。 26年度の『大学入試センター試験 受験案内』はパンプキン色です。秋にぴったりで、素敵ですね。今日の学科授業で読んだ文章が偶然、ハロウィンに関する内容だったこともあり10/31(木)が待ちきれません。"Trick or Treat"の言葉に備えてお菓子を準備しておくつもりです。もうお菓子をもらえる側じゃなくなってしまったのが少し寂しいですが、大好きなパンプキン味のスイーツを探す為、今日もキョロキョロしながら京都駅を通ることにします。ナカニシ [0回] 2013/10/03 (Thu) 14:41 アスクでのこと Comment(0)