03 June 6/29(土)京都造形芸術大学 特別授業 in北山 6/29(土)に、京都造形芸術大学との合同授業を行います。 京都 北山校にて。要申し込み。 講師として来てくださる石山潤先生は、askにも何度も授業に来てくださっています。 お話し上手です。 「多くの人は、アート・デザインについて誤解している」 そんな切り口からレクチャーをしていただきます。 石山先生の話は高校生や高卒生のみなさんにとって、刺激のある話になるかと思います。 「センスってなんだ?」「クリエイションの社会的な意味」などについて話していただくので、 ここから将来の生き方に関わるようなヒントにつながると思います。 授業は、「共感を得るためには」というテーマで行われます。 思考力・プレゼンテーション力・チームワークについて、 レクチャーと実制作を通して学べる講座になります。 基本的にAo入試を受ける受験生が対象ですが、 国公立大を受験する人も「レクチャー受けてみたい」という場合は、受講可能です! ご相談ください。 定員があるので、申し込みを考える方はお早めに。 <サイトウ> [0回]PR 2013/06/03 (Mon) 15:58 アスクでのこと Comment(0)
02 June ボーダー報告 おはようございます。教務/学科講師の ナカニシです。先週行われた北山、七条ST・SP生の植物園実習。あいにくの雨で2日目、3日目は北山校での室内制作となってしまいましたが、ボーダーの日に雨なんて関係ない!みんな、それぞれ個性的なボーダーを着て来てくれました☆ 授業後には集合写真も撮りましたよ。北山校生、七条校生の仲も深まったのではないでしょうか。チェックの日、花柄の日、無地の日なんてあってもいいかもしれないなぁ。何かいいアイディアがある人は教えてくださーい。さて話は変わりますが、今日は少し文学について話そうと思います。学科授業を受講している生徒には、毎週金曜日の確認テストに英文の読み物を用意しています。先週は "The Fall of the House of Usher" 『アッシャー家の崩壊』というタイトルのゴシック短編小説でした。あの有名なエドガー・アラン・ポーの代表作。まだ読んだことがまだない方には、是非1度読んでいただきたい作品です。アメリカに留学したてで、全てがちんぷんかんぷんだった頃。そんな時、英語の授業(日本でいうと国語の授業のようなもの)でこの作品に出会いました。ぶっちゃけ当時の私は作品の深いところなんて全く気にしていませんでしたが今では作品が表しているものを少し理解できるようになりました。屋敷のひびわれも、印象的な月も、崩壊と名のついたタイトルにも 全てが意味のあることなんですよね。そういった点ではみなさんが普段アスクで学んでいることと同じではないでしょうか。何かを作るということは相手に何かを伝えるということ。文学も芸術の一つです。英語の勉強としてだけでなく芸術作品として読んでみると新しい発見があるはず。今後も読み物を用意するので、ぜひ芸術的視点で読んでみてください。学科を受講していない方も、ナカニシに言って頂ければお貸しするので遠慮なくどうぞ。ナカニシ [0回] 2013/06/02 (Sun) 08:48 アスクでのこと Comment(0)
01 June 課題数 前期も早いもので、もう8週目ですね。本日北山は、通常授業、AO特講、 そして、オープンアトリエ参加のST生が登校しています。いやあ、感心です。僕は極度の面倒クサがりなので、自主的に何かをしている人を見ると頭が下がります。なので今日はずっとこうべを垂れて行動しています。なんだったら、前期期間の土日はもっともっと地面すれすれまでこうべを垂れたい。さて、もう8週目ですから、前期期間の半分以上はゆうに超えているわけです。不安を煽るわけじゃありませんが、夏までの残りの課題を数にしてみましょう。描写:2~3課題ほど色彩:5課題くらい立体:4課題くらい科によっても違いますが、だいたいこんなものでしょうか。具体的な数にしてみれば、おっそろしく心許ない数字です。おっそろしく心許ない課題数だということは、ひとつひとつの課題を濃密なものにしなければいけないということです。不安を煽っているわけではないのです。鼓舞しているのです。はやし [0回] 2013/06/01 (Sat) 18:32 アスクでのこと Comment(0)
31 May 植物園実習を終えて。 こんにちは。実技講師の上杉です。今週、月・火・水の三日間、北山・七条のSTSP生は合同で植物園実習に取り組みました。最近のブログでも掲載されていましたが、今年は梅雨入りが例年よりも早く、野外で制作できたのは初日だけ。残り二日間は、雨に降られての屋内制作となりました。ただ、初日をスケッチのみで終わり、二日間は教室にて制作した、この一連の流れでも、皆にとって、非常に重要な経験になったと思います。技術は、それ単独では意味を成さないものです。伝えたい事を伝える為の術として、技術は存在しています。作品制作のゴールは、作品を通して、観る人に伝えたい事が伝わったか、その一点につきるのではないでしょうか。伝えたい事を伝える事。技術は、そのゴールにたどり着く為に使用されるものです。まず作者自身が、「この作品を通して、伝えたいこと」を、明確に掴み取らなくてはいけない。目的地が分からない人には、広大な海原をどの方向に、どれくらいの距離を、どのように進んでいったらよいのか、判断できず、途方に暮れると思います。例えどれほど高性能な船に乗っていたとしても。作品制作に於いても、同じ事が言えます。何をどのように描き、何をどのように描かないのか。全ては、伝えたい事(主題・テーマ)に向かって舵がきられるのだと思います。作品制作に於いて、技術がない事と同じくらい、伝えたい事がない事は、致命的であると思います。「表現力」とは、「上手に描ける技術力」ではなく、「伝えたい事が伝えられる力」を指すのだと、講評を終えて、改めて思いました。幼い子供が描いた絵や、アウトサイダーアートと呼ばれる、技術を伴わない作品が、時に心のミットに、ストレートに突き刺さる事があるのは、おそらく「伝えたい事の塊」がとても明確で、大きいからであると、思います。上手い(技術力の高い)作品ではなく、良い(伝わる)作品。講評会にて、そんな事を感じたのはないかと思います。作品制作の動機は、「上手く描こう」の1方向だけでは、成り立たないという事を。今回の植物園実習における経験が、今後の制作の何かしらに、強く結びつけていって欲しいです。上杉 [0回] 2013/05/31 (Fri) 17:10 アスクでのこと Comment(0)
30 May 合格再現gallery askHPにある「合格再現gallery」を更新しました。 2013年度入試の作例を掲載しています。分かるものは、点数も掲載しています。 ぜひチェックしてください。 そんな「広報」と呼ばれる仕事もしているサイトウです。 国公立の芸術大学は、大学自身が合格作品を見せることはまれです。 京都市立芸術大学などは現在は一切公開していません。 知る限りはそのはず… (サイトウの知る限り金沢美術工芸大学や広島市立芸術大学などは、公開しています) 公開しない理由のひとつに、 「受験生が『これが正解』と解釈して、似たような作品を目指さすのはよくない」 というものがあります。 一方、askで、指導をしていて感じること。 わたしは高卒生クラスの色彩指導に入ることが多いのですが、 とくに色彩など展開に自由度のある科目は、 「京芸入試の色彩の作例ってあんまりきれいだと思わないんです。」 という声もちょこちょこ聞きます。 私も実は高校生時代そう思って、関東のデザイン系の色彩構成作品に見とれていたクチです。 アスクでここ何年か指導をして思うこと。 askでみる作例に蛍光色がたくさん使われていたら、徐々にみんなの画面に蛍光色が多くなっていく。 縦横自由の作品でも、作例に横画面が多いと、横画面制作が多くなる。 平塗り作品が多いと… なんとなく京芸入試作品のタイプが似通ってく。 でも、基礎さえあれば、考え方さえ理解すれば、 もっと「自分のスタイル」ができていくと思います。 自分が好きになれる作品つくってほしいです。 予備校は、「こんな合格者出していますよ。合格するための情報ありますよ。」 と全国に向けて発信したい立場なので、作品掲載をしますが、 やはり制作をするみんなは「自分の納得いくスタイル」を模索してほしい。 まずは真似る。ぱくる。大いに結構なこと。 そうしないとそもそも基礎が培われません。 前期も後半。 「こんなのやってみてもいいんじゃないか?」と試したいことが溜まってきたら、 放出してください。いろいろ試しましょう。勇気もいるけど。 講師はみんなものづくりを経験しています。 制作での挫折だって何度も何度もしまくっていきている。 簡単な答えがないことは、社会人として社会の中で制作をしてきて分かっています。 たぶんみんなの勇気には敏感です。 「やるじゃん」「成長しとるやん」「たたかいはじめてる!」と内心うれしい。 でもだめなものはだめって言う。でもやってほしい。 でも甘いこといってられないから言う。でも頑固に模索してほしい。 他人からかけられるストレスがあってこそ、 そこに気づき学ぶ、伸びる要素があるのかなと思います。 <サイトウ> [0回] 2013/05/30 (Thu) 19:17 アスクでのこと Comment(0)