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今日もアートスクール

京都アートスクールの4校(京都駅前七条校、京都 北大路駅前校、滋賀 彦根駅前校、NET通信実技センター)の日々を随時更新。
05 February

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27 September

憶えてたいの



朝起きると原因不明の歯痛におそわれている。
わけもなく悲しい気分になることがある。
七条教室の階段で、一日の活力の70パーセントを奪われる。
次から次へと怒涛のように物事を忘れていく。あるいは新しいことを憶えられない。
秋の気配とともに、自らの老いの気配も感じています。はやしです。

さて最近、色彩構成を指導することが多いのですが、気になるのは
「これってやっちゃダメですよね?」「こうしないといけませんか?」
という質問です。非常に多い。

条件に付されていない限り、やっちゃいけないことなんぞ何ひとつありません。
こうした方がいいかもね、というのはあるかもしれないが、
こうしなけりゃならないなんてこともない。
色彩構成は、かなりわがままの通る科目だと思っています。

私は課題をこう解釈してこうしたいんだ、という強い意志でもって、
とりあえずは何でもやってみて欲しいと思います。
「これをあなたたちはどう判断するの?」と講師側を挑発して欲しいと思います。
ただやっぱり、こうした方がいいかもね、とは言いますが。
基礎的なことはきっちり踏まえようね、とは言いますが。

オドオドと尻込みしているような、つまらない作品は見たくありません。
上手くいってようが、いまいが、かまうこたないです。
このもろいガラスがごとき儚い記憶力にも、しかと訴えてくれるような、
良い意味でも悪い意味でも強度のある作品が見たいです。


はやし

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25 September

9/24(火)彦根教室

 
 
 サイトウです。
 本日の彦根教室の様子。
 秋の風が気持ちいいですね。

 彦根教室では、松野先生と福井先生が指導に入っています。
 
   
 
 彦根教室でも、京芸補強や実戦対策講座が始まっています。
 通常授業では着彩や色彩、マンガなどさまざまな課題が
 各生徒の志望専攻に合わせて行われています。
 
 秋、試験も近づいてきて気持ちは焦るけど、
 本当の試験直前じゃない今の時期はとくに、
 ”失敗”してもいいから「実験」として制作してほしいなと思います。
 
 彦根の生徒、一人一人、「考える力」がついてきているように思います。

 その「実験」をちゃんと共有できているかを大事にして、
 生徒の実験に寄り添って指導したいと考えています。
 

 
 彦根の水槽、一匹「鯉」がまざっているらしい…。金色のコイツ。
 どでかくなるんだろうか…。
 でかくなったら、金魚食べちゃう可能性あるらしい…。(生徒情報)


 <サイトウ>

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24 September

京芸補強スタートしました!

こんばんわ。
事務局の中西です。

本日より秋の特別講座「京芸補強」がスタートしました!!

この「京芸補強」では
京都市立芸大の試験科目である描写、色彩、立体、それぞれにおける制作のポイントを細かく分類し、一つ一つ学んでいくことで確実な得点力を身につけること目指しています。

日程は9/24(月)から12/7(金)までで全18回あります。

各教室で開講していますし、1講座からの受講も可能なので
是非、受講してみて下さい!

ちなみに今日は描写の授業でした。
 

<特別講座開講日の自習室利用について>

「京芸補強」
「AO・推薦 私立芸大&国公立芸大 実践対策講座」
「マンガ特講」
の開講日は自習室の利用が不可能な日もあります。

自習室の利用を希望する人は随時確認して下さい。

今日の自習室の様子



Wさん オリジナルの マシュマロココア
糖分は勉強の必須アイテム!
みんなもいろいろ試してみて下さい♪


ナカニシ

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23 September

銅駝高校 説明会に参加

 こんにちは。北山教室のマシヤマです。

昨日9/22(土)に京都市立銅駝美術工芸高校にておこなわれた【説明会】に参加してきました。

銅駝高校に進学を希望する人たちはすでに知っていると思いますが、2013年度から適正検査の入試科目が変わります。

<大きな変更は以下の点>
①今までの『着色写生』がなくなり、かわりに『イメージ表現』が課せられます。
 「言葉」と「モチーフ(1つ)」が与えられます。
②適正検査は実技だけでなく、学科(英・数・国)も出題されます。


「実技だけでなく、学科もしっかりと身につけてほしい」というメッセージですね。
学科はそれぞれ6割以上の得点を目指しましょう。

実技では、描写、イメージ表現ともに、基礎的な能力をバランスよく身につけておくこと。
イメージ表現では『美しい色彩』、『豊かな発想』がテーマ。

……とはいえ、「どうしたら良い画面になるの?」と困っている人もいるはずですね。
まずは描きたい『物』をいくつか決めましょう。(与えられたモチーフとは別に)
同時に『状況』も決めてみましょう。
『物』が決まればそれをどう画面に入れるか、「大きさ」は?、「角度」は?、「数」は?とどんどん決まってきます。
『状況』が決まれば「物をどう入れるか」?、「絵具の色や濃度」は?、「筆の動かし方」は?。これも少しずつまとまってくるはず。

そして一番大切なのは「好きな絵を、美しく描いて、相手に伝えたい」という気持ちです。
好きで一生懸命描いた絵は、絶対に感動を生みます。


最後に紹介を……。
【ねむの木学園】の生徒たちの作品です。
障害を持った子たちが描く作品は、人に評価されることを前提としていない。
時間や条件に縛られない。
好きな世界を夢中で描いている。
だから妥協もしない。

  

これが芸術の全てとは思いませんが、とてもシンプルで表現の基本の姿のように思います。
その素直さに心打たれます。完成度も高く、そこでもう一度感動してしまいます。

<マシヤマ>

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22 September

NET生の強みについて




最近、SP・ST生は坂口先生による問題解決力の講義授業を受けましたね。
卓上の制作と違って、講義形式の授業を受けて、気づいたことや得たものはありましたか?
実はこの問題解決力をつけることが、受験生の皆さんにとって如何に大事だということについて、今回は書きたいと思います。



僕は普段、七条教室で通学生をみていますが、通信で学ぶNET生の成長に期待しています。
夏期講習中は、彼/女らも遠路遥々来てくれました。
彼らの制作が、普段の提出作品より良い出来だったこと。
教室という緊張感も加わり、普段より一層集中して制作できたのではないでしょうか。
これはNET生が、通信制作を通して黙々と精進してきた結果です。



NET生は、通学生のように制作に集中するための教室という“場”が普段用意されているわけでなく、時に制作に身が入らなかったり、未完成で提出せざる得ないこともあると思います。
しかしこの逆境こそが、実はNET生の強みなのです。


少し想像してみて下さい。
もし通学生としてASK教室に通う皆さんが、今日各々の教室で制作した課題を、家に持ち帰って一人、同じ時間で、同じような完成度で描けると思いますか?
答えはNOです。まず無理でしょう。


NET生は、

・制作時隣にASKの先生が居ません。
・隣に同課題を一緒に制作する友人は居ません。
・一人で制作場所を確保し、モチーフを準備します。
・一人で緊張感を高め、一人集中します。

このように、何を始めるにもまずは一人で始めなくてはいけないという環境です。


制作の疑問点は、担当講師にいつでもメールで尋ねます。
提出後は、アドバイスや講評を頼りに、次制作に向かうのです。
つまり、NET生は制作だけでなく、制作~完成~次課題までの一連の流れを自己管理する能力も同時に鍛えているのです。
毎月提出されてくる作品は、この逆境を潜り抜けて描かれてくる、価値ある一枚なわけです。
そんな作品を採点させて貰うなか、NET生の取組みへの姿勢が見て取れると、思わずこちらが胸キュンする訳です。


試験では、いつもの教室で出来たことが出来ないということが起こります。
そしてそれを心配し憂いている通学生も多いはず。
それは、描いたり作ったりするのは、結局あなた一人だということの認識の甘さと、自信の無さが影響します。
通学生は、普段いかにASKの環境に守られ、また助けられて制作しているか知ること。
再度述べると、NET生は通信で制作~完成~次課題までの自己管理の方法と、制作中の問題解決能力を自ずと鍛えているんですよ。だから強い。

NET生の皆さん、自信を持って課題に取り組んでください。




少し長くなりましたが、通学生であたい本番に弱いんだなァと不安を抱いてるそこのあなたへ。
一人不安に恐々としていないで家でも制作してみてください。
その難しさ、大変さがあなたの弱点、気持ちの甘さをすぐに気付かせてくれます。
気付くだけではまだまだ、不十分。
要は、一人きりの環境で、問題点を克服するためにどう工夫し、そして解決できたか。
こういったNET通信を通して学べる取り組みの姿勢、みなさんその重要性に薄々感づきながら日々やり過ごしていませんか?


次回作品お待ちしております。

NET生についてはこちら


田和

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