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今日もアートスクール

京都アートスクールの4校(京都駅前七条校、京都 北大路駅前校、滋賀 彦根駅前校、NET通信実技センター)の日々を随時更新。
05 February

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31 March

特待生試験 (北山)

4月ですね。

さて、北山教室と彦根教室では特待生選抜試験が行われていました。
高校生から高卒生、大学生、社会人の方などたくさんの方が試験を受けています。




この春期講習の時期、人がたくさん居ても休憩中とても静かです。。
まだ名前や年齢をお互い知らず、何か大きなきっかけがない限り
話をすることすらない様子です。

自宅から通っていたり、宿泊して通っていたり、
1人暮らしを始めたばかりの方、初めてアスクに来た方など、
本当に色んな方が来られています。


そんな中で、自ら行動し、きっかけを作れる人になってほしいと思います。
会話はコミュニケーションをとる大事なツールです。
上手く利用して近くに居る方と話をしてみて下さい。
コミュニケーションとる練習をしてみて下さい。

この時期だからこそ強くそう思ってしまう私なのですが…
自分が考えてもみなかったような話が聞けるかもしれませんので
是非チャレンジしてみて下さい。


上田

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29 March

京都精華大学AO対策授業

本日、七条教室では、京都精華大学マンガ学科ストーリーマンガコースより、おがわ さとし先生にお越しいただき、マンガ制作の授業を行っていただきました。

まず、丁寧な導入がありました。

今日は次の事項に注意しながら「おなかがすいた」というテーマで制作していくことになりました。
①キャラクター
②具体性
③お話の整合性
④オリジナリティ 
  

たとえば、キャラクターについては、
「ぱっとその人物がわかる」ことが重要だとおっしゃっておられました。
その上で、ストーリーの中でギャップをつくるなり、そのままの性格を強調するなりして仕上げていくとか。
また「突飛な人物は一エピソードに一人で十分」など、お話を練る上で、
コツとなるようなことを、たくさん教えていただきました。

早速制作に入ります。
皆真剣そのもので、かなり集中して制作しています。

制作時間が短かかったので、最後まで仕上げることのできなかった生徒もいますが、皆それぞれに趣向を凝らした作品が揃ったと思います。

さて、講評です。

順番に作品をはり出して一人一人おがわ先生に、これまた丁寧に講評していただきました。
この講評が圧巻でした。
瞬時に作品の構造を理解され、具体的な改善例をまじえながら、それでいて偏狭にならず、びしびし指摘が入ります。
このあたりは流石です。第一線で活躍されている方ならではの生っぽい言葉がたくさんきけて非常に勉強になりました。
皆も刺激になったようで、授業後もおがわ先生への相談が絶えませんでした。
おがわ先生ありがとうございました。

さて、精華大学のマンガ学科には、ギャグマンガコースとキャラクターデザインコースが新たに開設される予定です。
とくにギャグマンガコースは、日本の大学で唯一のコースということもあって、個人的にかなり今後が楽しみです。

はやし

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28 March

京芸描写! と良きスピーチを皆さんへ

 先日からブログにアップされている、
 彦根、七条教室の私大授業、面白そうですね。
 ええなぁ~そんな授業受けれるん…
 
 そして、北朝鮮の弾道ミサイル発射が毎回怖いサイトウです。
 イージス艦配備… ひゅおおお…

 本日北山教室は52名!明日の色彩は58名… ひゅぉぉ~ 
 模試みたいな人数の集まりっぷり
 
   
 
 京芸描写対策クラスは、今年度の京芸入試課題を制作します。
 3日間あるうち、1日目は練習で、「軍手のみ」。
 2日目と3日目は、実際の京芸入試モチーフ「軍手、ペットボトル、くるみ」を描きました。
 みんな頑張ってました。
 でも、「軍手」そのものをイメージしちゃわざるを得ないような…とまではまだいってなくて、
 「鉛筆の粉」を感じる作品がまだまだ多いなと思いました。
 サイトウが、チラッと作品を見させてもらった感想なのですが。
 春の作品から、新受験生も新浪人生も驚くほど一年で進化するから、
 自分の今の作品大事に保管して、半年後、1年後に比べてほしいなと思います。




 さて、今日はいいお話を教えてもらったので、ご紹介。
 立教大学総長 吉岡 知哉の卒業式(学位授与式)でのスピーチ。
 大学は職業訓練校じゃない…ということが、
 素敵に言い表されていると思いました。

* * *
 
 現実の社会は、歴史や伝統、あるいはそのときどきの必要や利益によって組み立てられています。
 日常を生きていく時に、日常世界の諸要素や社会の構造について、
 各自が深く考えることはありません。
 考えなくても十分生きていくことができるからです。
 あるいは、日常性というものをその根拠にまで立ち戻って考えてしまうと、
 日常が日常ではなくなってしまうからだ、
 と言ったほうがよいかもしれません。
 しかし、マックス・ウェーバーが指摘したように、
 社会的な諸制度は次第に硬直化し自己目的化していきます。
 人間社会が健全に機能し存続するためには、
 既存の価値や疑われることのない諸前提を根本から考え直し、
 社会を再度価値づけし直す機会を持つ必要があります。

 大学は、そのために人間社会が自らの中に埋め込んだ、
 自らとは異質な制度だと言うことができるのではないでしょうか。
 大学はあらゆる前提を疑い、知力の及ぶ限り考える、
 ということにおいて、人間社会からその存在を認知されてきたのです。

 (中略)
 
 「考える」という営みは既存の社会が認める価値の前提や枠組み自体を
 疑うという点において、本質的に反時代的・反社会的な行為です。
 皆さんの中には、これから社会に出ていく人も、
 大学院生として後期課程に進む人も、
 また、大学や研究所で研究者としての歩みを続ける人もおられることでしょう。
 社会人として働きながら本学に通い、
 これから次のステージを目指している人もたくさんいるに違いありません。
皆さんがどのような途に進まれるにしても、ひとつ確実なことがあります。

 それは皆さんが、「徹底的に考える」という営為において、
 自分が社会的な「異物」であることを選び取った存在だということです。

 どうか、「徹底的に考える」という営みをこれからも続けてください。
 そして、同時代との齟齬を大切にしてください。
 

 全文はこちらから。
 
 
 * * *

 去年のこれもよかったなぁ~ 時間あったら是非みてください
 (長いよ!でもいいよ!)
 ⇒立教新座中学・高等学校 校長 渡辺氏のスピーチ
 

 明日、京芸色彩、北山でがんばります!
 サイトウでした。

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27 March

京都造形芸術大学 AO対策  体験授業 

こんばんは。

実技講師の上杉です。

昨日の彦根教室での、成安造形大学の体験授業に引き続き、本日は七条教室にて、京都造形芸術大学より、情報デザイン学科の中山和也先生と、入学科の曽田さんに来ていただき、AO入試に向けての体験授業を行って頂きました。

課題は
七条教室から七条大橋を渡りきるまでの道中「謎めいた物、状況」を発見し、自分なりにデザインする。というもの。

プロジェクターを用いて、中山先生からの導入風景。

ただ、見るだけではなく、その物がどういった文脈、コンテクストの中に位置しているのか。
その物が何故いま現在、そのような形、状況でそこにあるのか。
「前後関係」、「背景」を考える事が、観察する事である。
かっこいい外見を目指す事が、始まりではない。デザインは観察から始まる。

様々なアーティストの作品、事例を上げながら、じっくりと丁寧に伝えて頂きました。


いざ、教室の外へ。
   


普通に往復するだけなら10分程で行ける道を、たっぷり1時間かけて、散策しました。
導入を聞いた後に観る外の景色は、普段見ている物とは全く別のように感じました。

普段、気にも止めない些細な違和感。
・どうしてこんなところにバナナの皮がおいてあるの?
・なぜこんな所にこんな看板が!
・これ一体何に使うねん。

ありとあらゆる物が、自分に向けて発せられている情報のように感じました。
所要時間1時間は、決して十分な時間ではありませんでした。
参加した生徒皆の、好奇に満ちた目が、とても印象的でした。



七条大橋までの道程で発見した「謎」の塊を、どのように解釈し、料理すれば、人に楽しんでもらえるか。
教室に戻り、いよいよ発想・構想ステージ。作品作りに取り掛かります。
皆、悪戦苦闘です。



 
最後は、皆の前でプレゼンテーション。

鋭い洞察力、キラリと光るアイディアが多く、聞いていて楽しかったです。
感心しました。



「デザイン」という、普段当たり前のように見聞き、放っていた言葉の意味を、ほんの上っ面しか知る事が出来ていない事に気付かせてくれた。そして「デザイン」という行為の、意味、役割を、根本の部分から考えさせてくれる授業だったと感じます。


今回の課題は、正解は一つではない。むしろ自分が生み出すまでは正解は存在しない。そんな課題です。

導入の中での中山先生の言葉に、「借り物ではない、自分自身の意志を強く発信する時、そこには責任が生まれる。」という言葉がありました。


自分の考えに自信が持てない時とは、無意識の中で、責任を負う事を免れようとしているんじゃないか。と思いました。それは卑怯な事なんじゃないかと思いました。


放ったあと、心にずっしりと責任感が生まれる。そんな言葉を発せられているか、 これから自問自答していきたいと思いました。


とても勉強になりました!
ありがとうございました。



上杉

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25 March

特待生試験②

 こんにちは。サカグチです。
 本日は、学科(英語+国語)と実技の特待生選抜試験が行われました(次週の土曜、日曜にも予定しています。高卒生は、どちらでも、1人1回受験することが可能です)。
 新高3、新高2、新高1生は、4/1(日)のみ受験することができます。
 試験形式で、緊張感のある中で制作することがまずは大切だと思いますので、自信がなくても、是非受験してみて下さい。
 特待生選抜試験の様子の写真をアップすることはできないので、昨日の北山教室、はじめてのデッサンの様子を紹介します。

    
  

 みんな集中して取り組めていました。


 明日の北山教室は54名が受講します。大勢の中での制作になりますが、肩の力を抜いて、リラックスして制作できたらいいなと、思っています。みんながそれぞれ何かひとつでも新しいことを見つけられることを期待してまいす。

                                   サカグチ
 

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