04 November askの取り組み 今日は保田先生と七条教室勤務でした、サイトウです。 帰り道、 「バルール」の話から、印象派の話、西欧の領土と日本の比較、ユダヤの話… いろいろ聞けて、タメになりました。 本で読むより、知識ある人と話すとババーッと体系が見えてくるからありがたい。 askは小さい会社なので、職員同士も一人一人関わりがあります。 個性がない人なんて世の中いないと思ってますが、askのスタッフもそれぞれ個性的。 袖長先生は一見「変わった人」なんですが、明晰で先進的で人情派。 保田先生は知識ある妖精。 ゆかり先生は袖長先生のよき理解者で、明るく強いおちゃめなお母ちゃん。 池田先生は温和なジョーク魔人。 ※七条っ子が「会いたい〜」と言ってましたよー 坂口先生は面倒見のいい頭のきれるお兄ちゃん。 上杉先生はシャイでこだわりの強い次男。ときどきにやにやしてる。 吉井さんは差し出がましいことはせず、役割を考えて動けるおねえさん。 (ふぅ、全員はやっとれんな…笑 次回につづく) そう、わたしはaskが好きなのです。そうなんです。 田舎育ちの私はデッサンや実技の論理的な解説など知ることもなく、 なんとなく受験のとき、大学のとき、実技をやってたけど、 askにはカリキュラムがあって、「生徒が育つ仕組み」があって、 (もちろん完璧ではないから、日々改良中ですが) なんだか美術という曖昧にみえるものにそういう切り口で貢献してるのが画期的に思えて、 それが「わくわく」するのです。 わくわくする気持ちがどうか消えないでほしい… さて、そんなaskが冬に新たな授業企画を行います。 大学の先生を招いてのデッサン授業です。 AO入試の普及で、美大生でも実技をやらずに入学することもめずらしくなくなりました。 (AO入試があるのは主に私立大学) 大学もAO入試を実施せざるをえない反面、 実技力は少しでも入学前につけてきてほしいと考えています。 じゃぁAO入試やめたらええやん…と思うのですが、 実技力だけでははかれない芸術家・デザイナーの素養ややる気ある生徒の意気込みをひろいあげるのもAO入試。 メリットとデメリット両方ある。 デッサンコンクールは「デッサンを始めよう」というメッセージを大学とaskが込めた企画です。 「ものを描く」という作業には、 現実を認識する力や、 目的に向かって計画的に作業をする力、 認識を改める柔軟性… など生きていくヒントになるようなプロセスがたくさん詰まっています。 もちろん、デッサンだけにあるんじゃなくて、歴史学んでも、数学学んでもいえる事だと思うけど。 そんなデッサンの魅力少しでも広げていきたい。そんな企画です。 そして、AO入試についての説明会も開催します。(高校1,2年生対象) 私立芸大6大学を招いて、メリット・デメリット含めて入試の説明をし、 大学がどんな人物を求めているのか、 これから受験に向かう生徒のみなさんにイメージを持ってもらうための企画です。 さて、そんなこんなで11月ですね。 私立芸大は推薦入試直前。受験生は焦りも生まれる時期。 焦って不安で自己嫌悪して、 苦しいけどそういうことがないと成長できないと思うので、 よくよく考えればいい機会。 自己嫌悪で爆発しそうなら近くの先生や友達に相談したり愚痴こぼしたりして、 乗り切っていきましょう! <サイトウ> [0回]PR 2011/11/04 (Fri) 23:45 アスクでのこと Trackback() Comment(6)
03 November 11月3日(木) 無料デッサン講座 at七条教室 こんばんは。実技講師の上杉です。本日11月3日(木)アートスクールの4教室で無料デッサン講座が行われました。今日のブログでは、七条教室での無料デッサン講座の様子をお伝えしていきます。まずは授業始まりから振り返って見て行きましょう。 ↑僕からの簡単な課題説明(導入)のあと、非常勤講師の関先生から鉛筆の削り方から座る姿勢、モチーフの配置の仕方などのレクチャーがありました。「モチ-フが立体的に見えるよう、3つの面が見えるアングルを探してあげよう。」等、大切な話をしてもらえて良かったです。続いて制作風景です。 ↑皆さん、集中して熱心に描いています。小さな頃から知っている何の変哲もない「柿」ですが、ずっと観察をしていると今まで気付かなかった様々な表情に出会う事が出来ます。普段慣れ親しんでいモチーフだからこそ、そういった新しい表情との出会いが、新鮮であり感動を覚える事が出来ます。デッサンの1つの醍醐味ですね。制作を終え、講評前の休憩風景。今日描いた柿を関先生に切ってもらい、参加者一人1欠片つづ、試食タイム。種のない珍しい柿でしたね。甘味が抑えられた上品なお味。大変おいしゅうございました。最後に、参加者全員の作品を並べて講評です。全体的にとても良く描けていました。特に、柿の持つフォルム「丸いようで四角いような」が皆さんしっかりと捉えられていたと感じます。柿の持つ魅力の1つですね。参加者の皆さんとの面談も並行して行っていました。この冬から実技の対策を始める方が多かったです。新しい事を始める前の、「不安と期待が入り混じった」そんな表情が印象的でした。自分が上達する事に、どれだけ自分自身が根気強く待っていてあげられるかが、上達の秘けつだと思います。長い目で自分をみて、そっと背中をおしてあげましょう。皆さん本当にお疲れ様でした! 上杉 [0回] 2011/11/03 (Thu) 22:35 アスクでのこと Trackback() Comment(0)
01 November 北山教室の様子 北山教室の様子です。今日の夜間からの授業は、教室もフル稼働です。京芸補強に、各大学対策高3生の通常授業、基礎生、体験授業。それに学科の自習。 受験生にとって今の時期は、あれもこれもと色々なことが等しくおろそかにできない大変な時期だと思います。そんな中で、精神的にまいってしまうこともあるかもしれません。ですが、こんな忙殺される時期だからこそ、頭を冷静にして何が大事なのかをしっかり判断することが必要です。あれもこれも大事だけど、その中でメリハリをつけていかないと、すべてが中途半端になってしまいそうです。この間街で、音楽をヘッドフォンで聴きながら、スマホをいじり、自転車を駆る、空手着を着た女の子が、くしゃみを連発していました。見てて非常に危険な感じがしました。音楽聞きたいの?世界とつながりたいの?自転車の爽快感が欲しいの?武道?健康管理は?彼女はきっと何も手に入れてないなと思いました。はやし [0回] 2011/11/01 (Tue) 21:31 アスクでのこと Trackback() Comment(4)
26 October 金美“風”モチーフで 今週の北山STSP生の着彩課題は大変でした。モチーフ数が多いうえに、11時間制作だからです!<リンゴ、コロナ瓶、白毛糸、トランプ、籐カゴ、色紙3枚> ←構成の例 : 広く空間を使えていて見やすい!賑やかで楽しい印象も出ています☆一度使ってみたかったモチーフ<トランプ>が使えて、内心非常に嬉しいマシヤマです☆さて、この課題は何を意識しているかというと、『金沢美術工芸大学の日本画』の課題です。これは非常に勉強になります。 ①混沌とさせずに、空間を見せる構成とは? ②広く見せること、モチーフを大きく描くこと を両立させるには? ③見せ場(主役&脇役)の設定は?考えることがたくさんです。北山のSTSP生の多くは京都市立芸大を志望しています。もちろん金美を第一志望にしている生徒もいます。他に、私大を志望している生徒、すでに大学が決まった生徒もいます。志望大学の傾向と違っても、むしろ違うからこそ新鮮に真摯に向き合える課題だと思っています。今回の講評ではたくさんの質問や意見が出ました。とても嬉しいことです!いつもは『講師である私達から生徒の皆へ』という流れですよね。でも本当はもっともっと対話を通じて講評の時間を過ごせると良いと思っています。今回の講評時間、皆はどう感じていたでしょう?これからも、疑問があればいつでも発言してください☆(実はずっと待っていました♪) 来週からの描写、着彩は京芸スタイルに戻ります。今回掴んだことが、次回につながることを期待して……。<マシヤマ> [0回] 2011/10/26 (Wed) 19:11 アスクでのこと Trackback() Comment(4)
24 October 仲間を大切に… 後期(2学期)は全12週ありますが、今日は第9週目に突入しました!時間が経つのって早いですね。入学、前期(1学期)、夏期講習と、ついこの間のように感じてしまいます。日々の積み重ねを大事にし、時間を大切に使って下さいね。勉強をするならする、休憩をするならする、寝るんだった寝る、「結局今日は何してたんだろう…」と感じるのはもったいない。メリハリのある時間をしっかり作ることも意識してほしいと思います。↓夜間北山教室の様子です。 日々授業の風景写真をとる中で、ぐっと集中している時の教室はとても緊張感があり、実技や学科に真剣に取り組んでいる皆さんのその姿にとても魅力を感じます。そしてそして、今日は素敵なサプライズがありました。W君の誕生日祝いです。私の「傘たてをきれいに片付けてほしい」という無茶振りに、快く対応して掃除をしてくれたW君。その後に、サプライズが…! 同じ浪人生として頑張っている仲間たちからの素敵なサプライズ。うれしさのあまり、今にも溢れ出してしまいそうな涙をこらえて…いましたね。笑仲間は良きライバルでもあり、大切な存在です。大学に入っても、社会人になっても、人との繋がりを大事にしてくださいね。<うえだ> [0回] 2011/10/24 (Mon) 20:25 アスクでのこと Trackback() Comment(2)