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今日もアートスクール

京都アートスクールの4校(京都駅前七条校、京都 北大路駅前校、滋賀 彦根駅前校、NET通信実技センター)の日々を随時更新。
06 February

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31 March

デザインウィーク

本日は、デザインウィーク3日目。
京都造形芸術大学 芸術教育推進室の 石山 潤先生に来ていただきました。



デザインによって伝えられるイメージの共有やユニバーサルデザインについてのレクチャーから始まり、
「自分が目的を持って使うものを、自分自身でデザインしてみよう」
ということで、
「私の○○の時専用の椅子」
をデザインし、プレゼンテーションを行いました。

 

最後に、日本人の持つコンセプトメイクの力や、その影響力などについて話を広げていき、最終的には、アートやデザインなどの視覚表現が持つ、受け手の心や行動を変化させる力は、世界中で起きている様々な問題を解決する鍵になる、皆はそういう所までをしっかりと考えてこの道を進んで欲しいということを、かなり強く話してくださいました。
とても熱いお話に、生徒は若干皆興奮気味に聞いているように見えました。
ちなみに僕も、その通りだと胸を熱くして聞き入ってしまいました。
かなりショッキングな一面もありながらも、非常に心に響く内容だったと思います。

ありがとうございました。

<S.I>

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30 March

デザインウィークに突入!

マンガウィークも終わり、七条教室ではデザインウィークが始まりました。

まずは、紹介できていなかったマンガウィークのご報告を。

3/25はaskのマンガの授業を行ないました。
3/26は京都嵯峨芸大の 竹中 らんこ先生と、
入試課の石場さんに来ていただきました。

精華大とaskの授業では、「ストーリー」を中心とした授業を行ないました。
3日目の竹中先生の授業では、ペン入れやトーンなども行ない、
具体的な技法なども経験できました。
春期講習ならではの、バランスのよいマンガ三昧な日々でした。

校内生はもちろん、中学生の参加者、遠方からの参加者もいました。
高校生は「自分の作品を創り出す」ことが出来始めた実感がありました。
この調子で頑張ってほしい。
中学生の生徒たちも臆すことなく良い作品を創ることができていました。

 



そして今は、デザインウィーク真っ最中です。
イラスト、プロダクト、情報デザイン……来てくださる大学の先生の専攻は様々です。
デザインの根っこはどれも同じで「思いやり」「他者への想像力」です。
この機会に、いろんな「デザイン」をしている先生の話を聞き、
デザインの本質に触れて、「考える」ことを始めてほしいです。
不景気や就職難とか……、おとなが勝手につくっているおもい空気を
ふっとばすパワフルで柔軟な人材に育ってほしい。
大学に入る前のこの時期から、どんどん「考えて」ほしいですね。

初日は、成安造形大の まつむら まきお先生と、
入試課 日比野さんにお越しいただきました。
「キャラクターデザイン」のためになるレクチャーと、
具体的なノウハウを教えてもらいました。
言われれば理解できるのに、自分では気づいてないことがいっぱいあります。
たくさんの案を出し、自分の可能性を広げることを学びました。

 


2日目の本日は、大阪成蹊大の 下尾 邦之先生と、
入試課 遊道さんにお越しいただきました。
「言葉のイメージを形に」というテーマのもと授業が行われました。
先生自身が、企業でプロダクトデザインに25年携わられてきた方なのですが、
企業で実際にイメージを出していくプロセスと同じ手法を教えて下さいました。
ほんとに、ためになりました……。
私も生徒と混ざって制作をしましたが、もう夢中です。

 

授業内で先生がおっしゃられていた、
「イメージに答えはない。だから自信を持ってほしいんですよね。」
という言葉が好きでした。

私自身デザイン科出身ですが、デザインのよさは
「自分が主役じゃない」ことだなぁと思います。
これが、芸術や人間のなんたるかをあらわしているようで
「デザイン」とよばれる分野にしぶさを感じます。

興奮冷めやらぬ状態で、すっかり長文になりました。
春期講習はまだ続きます。
残りも頑張っていきましょう~!!


<サイトウ>

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24 March

マンガウィーク

アスクでは、本日より春期講習特別イベントの1つ
「マンガウィーク」
が始まりました。

大学の先生方を招いての
「マンガウィーク」
「デザインウィーク」
大学の先生方が授業を行う中、アスク講師も指導や講評に参加します。

初日の今日は、京都精華大学から
ストーリーマンガコースの おがわ さとし先生 と、
入試課の竹田さんに来ていただきました。

授業内容は
「ばかやろう」
という台詞で終わる2ページマンガの制作。

「ばかやろう」という「怒」の感情を誘発するような出来事の演出や、読み手の共感を得るためのリアリティーについてなど、おがわ先生から色々な説明が行われましたが、シンプルな課題ながらもなかなか奥が深いです。

 
最初は皆緊張気味でしたが、作品を通して先生とコミュニケーションをとる中で、徐々に緊張もほぐれ、生徒から積極的に質問が出たりと、良い雰囲気になっていきました。


制作した作品をプロジェクターで投影しながらの講評会。
1枚ずつ丁寧に講評していきます。

・失敗した自分に対して
・自分の行動を妨げたものに対して
・人の言葉にイライラして
・不条理な現実に対して
などなど…
様々な「ばかやろう」が登場しました。
1つの短い言葉からの出発でも、色々な捉え方、考え方があり、生徒の個性が見え隠れして面白いですね。


今後もアスクの授業を織り交ぜつつ、大学の授業が続きます。
どんな授業になるのか、今から楽しみです。

<S.I>

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22 March

作品展の心配事

明日10:00~、キャンパスプラザ京都で行われる
「芸大受験説明会」

と同時に、行われる作品展の準備が完了しました。
どんな感じかは、明日来てみてのお楽しみなので、準備風景はなしです。

ちなみに、毎年行っている作品展ですが、今年は準備段階で頭を悩ませる問題が発生しました…。

それは、京芸の再現作品 立体 の、もろさ…。

2010年度京芸入試の立体課題は、以前紹介した通りなのですが、
材料的に、時間経過や揺れに対して非常に弱い立体になり易いのです…。

出来る限り忠実に再現してもらったところ、ちょっと心配な立体がいくつか並びました…。中には、見た目とは裏腹にとても頑丈な立体もあるのですが、再現2,3日後に倒れてしまい、修復を行った作品も数点あります。

昨日まで、どうやって運ぶんだと議論を繰り返した結果、結局車で運ぶのですが、果たしてどこまで揺れに耐えられるかがすごく心配ですね。

作品展会場へと無事?搬出される立体作品たちの図↓
  

一応、現地でも補修できるようスタッフと材料はそろえているのですが、やはり心配です。

無事に到着することを祈っています。

<S.I>

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16 March

特講授業!


 国公立系入試本番のこの時期ですが、
 次世代、私立芸大志望組も対策を開始しています。
 
 七条教室では、通常授業にならび、AO特講、マンガ特講が開催されています。
 
  

 AO特講では、
 「自分で考える力」「考えて創作した作品を伝える力」
 この2つの育成を目的とした授業を行っています。
 高校生のみんなの意識が変わっていくのが目にみえてわかるこの授業は、
 講師の私(サイトウ)も毎回楽しみです。
 デザインは思いやりです。
 すでにある社会の思いやりに気づき、
 そのデザインや作者に謙虚であってほしいし、
 また、「よりよいものを」と前向きであってほしいと思います。



 
 
 マンガ特講は通常授業で行うマンガ課題に加え、
 「キャラクター構想」「背景練習」「ストーリー構想」などの強化課題を行います。
 「これを描けばいい」なんて答えはなくて、
 でもマンガを練習する中で
 「なにを考えるべきか」「なにを練習していくべきか」を知っていくことになります。
 
 知って気づいて、練習して……
 うまくいったり、うまくいかなかったり……
 素直に変化していく、みんなの成長をみるのが楽しみです。


 <サイトウ>

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