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今日もアートスクール

京都アートスクールの4校(京都駅前七条校、京都 北大路駅前校、滋賀 彦根駅前校、NET通信実技センター)の日々を随時更新。
06 February

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25 January

AO入試説明会

1週間たってしまいまいしたが、簡単な報告をしておきます。

先週の日曜日、北山教室にて
「AO入試説明会」
を開催しました。

ここ数年で、色々と変化している私立芸大の入試ですが、もっとも大きい変化が、各大学のAO入試の導入でしょう。
AO入試を簡単に説明すると、いわゆるお見合い形式の入試ですね。
実際に大学で授業を受けてみて(受けさせてみて)、受験生と大学の双方が相手を気に入れば合格が獲得できるというもの。

なんですが、
いまいちどういった内容の試験なのかがわかりにくい!?
ということで、京都造形芸術大学と、京都精華大学の入試課の方々を招き、高校1,2年生と、保護者の方を対象にした、AO入試説明会を開催しました。

まずは、京都アートスクールより、AO入試がどういったものなのかを解説。


続いて、京都造形芸術大学の入学広報課より、コミュニケーション入学についての内容説明。
なぜ、今コミュニケーション入学が必要かということを、ちょっとびっくりする社会情勢などを交えて、話してくださいました。
 

さらに、京都精華大学の入試課より、AO入試の内容を具体的に見せていただきました。
デジタルクリエイションコースのクイズ形式の試験がとても印象的でした。
 

少し休憩…
 

そして、再び京都アートスクールより、AO入試に向けての対策についての説明です。
具体的な課題説明も交えて、わかりやすく解説してくれました。
 

対策のいらない入試であるAO入試?
いやいや、京都アートスクールでは、もちろん対策を行います。
いや、対策ができます。
詳しくは、近日中にホームページに掲載しますので、そちらをご覧下さいね。

当日は、たくさんの生徒、及び保護者の方に参加していただき、あらためにAO入試に対する関心の高さを実感できたと同時に、大変有意義な説明会になったかと思います。
ご参加頂いた皆様、ご協力いただいた大学の方々、本当にありがとうございました。
                                              <S.I>

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18 January

とうとう来ました!


いよいよですね。いよいよ来ました。とうとう来ました。

センターじゃないよ。
センターはもう終わりました。
そんなもんじゃなくて(失礼)
もっとすごいものです。

待ちに待ったゴールデンタイム。直前講習です。
直前講習のためにこれまでの努力があったと言ってもよいぐらいです。
ここで飛躍するために....。

毎年この時期になるとホントにワクワクします。もちろん大変なんですけど。
イヤ本当にぶっ倒れそうなぐらいしんどいのですが....。
(今年あたりホントにぶっ倒れたりして....年ですし)
でも、それでもやっぱり楽しい。みんなが伸びるのが楽しい。
なかなか伸びずにヒヤヒヤってのもあるが....。だいたいはなんとかなる。

 今年はU杉先生の秘策としてヌードクロッキーなどもあったりします 


楽しみましょう。楽しんでみんなで合格しよう。




Y師   とりあえずセンターお疲れ



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16 January

精華・京造模試報告  その2


だいぶん日がたってしまいましたが、先週土日の精華・京造模試報告の続きです。

そうこう言っている間に次の土日が迫ってきた。つまりセンター試験が迫ってきた。「おたまさん」が訴えているように....。コメントありがとう。コメントに対する答えの書き方を忘れたので、ここに書いておきます。

国公立系の人はいよいよですね。国公立系とは限らないですね。最近は私立芸大でもセンター併用が増えてきていますので。

迫ってきたセンター試験。しかし「おたまさん」への良いアドバイスはあまり思いつきません。まあ「大きく失敗しなければ良いと思って平常心で臨むべし」というところでどうでしょうか。まあ、万が一、アホな失敗したとしても、後の実技で挽回することもできるのだし....。とはいえ稼げるだけは、稼いでおきたいですよね。しかし、欲張りすぎた結果テンパッてしまい失敗するということがないようにしたいですね。




さて、本題ですが、秋の推薦対策模試でも紹介しましたがアスク私大模試といえば....講評直後の手直し、描き直しですよね。

ちなみに推薦模試での描き直しを紹介したY君(Y師とは無関係の人物)はみごと精華イラストに合格されました。(Y君も今はセンター対策に燃えているハズです)
その他、ブログで紹介した人はみんな合格しています。
※「推薦入試対策講座先週の1枚」byY師 その2 参照

今回も、粘りを見せてがんばった生徒が約○○名。

その中でもやはり精華ビジュアルのデッサン作品を紹介します。
なんといっても関西私大の最難関コースです。ほぼ満点とらないと合格できないところです。
今回、もう一歩という人が多かったので、この模試の経験を生かしてなんとか合格を勝ち取ってほしいと思います。

モチーフは、黒い花瓶とフェルト布、小みかん2つ(加工可)、輪ゴムでした。
(3時間課題)



作品1

評価:C
画面構成はうまくいっています。フェルト布を輪ゴムで立体化して描きやすくしています。ただ配置的にはもう少し奥が良かったでしょう。布上にみかんを置いたのも面白いのですが、トーンが近いので質的な変化を強調するなどの工夫が必要だったでしょう。フェルト布の明暗の変化が強すぎ固い素材に見えるなど、材質表現は全体的にもう一歩というところです。
あとは、みかんの置かれている辺りのフェルト布が床面に乗っていないのが問題です。
ということで、主役のみかんの描き込み、フェルト布の材質感、形の調整をしました。


手直し後




作品2

評価:C

この作品も構図は問題ないでしょう。もう少しフェルト布を奥に配置し、画面上部の余白をせばめると良かったでしょう。全体的に描き込み不足なのが気になります。完成度がいまいちということです。瓶の起伏なども大雑把な把握に留まっていますし、奥のみかんなどは未完成といって良いレベルです。

ということで、全体的に描き込みを強化したのが下の作品です。






作品3

評価:C−
構成に面白みがないのと、描写が弱すぎます。瓶はがんばっていますが、フェルト布、みかんはトーンが足りません。

モチーフ写真


U君は国公立受験のためここ数週間はセンター対策にしぼっていたので、デッサンの感覚を失ってしまっていたのかもしれません。構図を変えることは無理ということで、とりあえずフェルト布とみかんを描き込み、トーンを調整しました。


手直し後


描写は良くなった。しかし、やはり、この構成では厳しいです。面白みがなさすぎます。最初でコケるとあとの2時間半の作業はすべて無駄になるので、構成には注意したいです。



作品4

評価:C−

この作品も構成に工夫がなく、面白みのない作品となってしまっています。フェルトと輪ゴムは何か関係づけたいところですし、2つあるみかんのうちの1つぐらいはむいてほしいです。描写は空間をしっかりとらえた客観性の高いものですが、瓶の描き込みの弱さが気になります。
折り曲げたフェイル布の膨らみが表現できていないのも残念です。全体的に平坦な構成なだけに、ここは丸みを強調すべきところでした。


これは手直しでは合格点まで行かない、ということで、最初から描き直しを決行しました。
日頃からモチーフの積極的な構成に苦手意識を持っているということで、大胆な構成を試みました。さらに、瓶、みかんの材質感の追求を念頭にリベンジ制作に取り組みました。
6時半まで粘った結果は以下の通り。


描き直し作品



ウーム前作とはうってかわって積極的で面白みのある構成となったのですが、必ずしも前作より良いとも言い切れない。フェルト布は面白く造形したのですが、やややり過ぎな感じもするし、みかんの加工など2つとも同じような感じになってしまっている。瓶は良くなったが、フェルトの描写は前作の方が出来てます。
微妙ですね。

まあ、描き直しってそんなもんです。2枚目が1枚目を上回ることも少ないと思います。しかし、「素朴で工夫はないが素直に描写」系の作品と、「おもいきり工夫したが、ちょっと不自然」系の作品を描いたことで、次は、それぞれの良さがうまくミックスされた作品ができると思います。
今回の努力はきっと身を結ぶと思う、というか、結ぶまで粘ってほしいと思います。模試の後バーゲンに行くつもりだったのを我慢して描き直した努力はいつか報われる日が来るでしょう。いや「いつか」ではなく今回の試験で報われるべく最後の講習がんばって下さい。


今回、ヴィジュアルの4人を取り上げましたが、ストーリーマンガなど、他コースの数名も良い粘りをみせてくれていました。一般受験者は難関コースばかりですが、最後までがんばって合格を勝ち取りましょう。


センターの人も健闘を祈っています。


Y師(今回長くなりすぎました)




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13 January

精華・京造模試報告  その1

先週の土曜日曜、京都精華大学、京都造形芸術大学の一般入試対策の実技模試がありました。
が、なんと、今回の模試受験者は校外生の方が多かった。
アスクの受験生はほとんど推薦入試で受かってしまっているので....。

近年の傾向として、私大はAO、推薦でほぼ第一志望に合格してしまうのです....。
少子化のせいか?あるいはアスクの指導が良すぎるせいか....?

別に嘆く必要はないのですよね。しかし、生徒との早すぎる別れは寂しい....。

もちろん、合格したからってまだアスクには来ていいんですよ。大学入学前にもっとレベルアップしてもいいのですから!夏の段階でAOで受かった生徒だって、マジメな生徒は最後までアスクに通いがんばってます。
デッサン力、色彩表現力の強化だけでなく、入学前プログラムをやってもいいし。逆に石膏デッサンなんかを一度やってみるというのもいい。指導だっていっさい手を抜いたりはしません。受かっても大学入学まではアスクを卒業するのはもったいないです。

これはけっして営業トークなんかではなく、本音です!
大学ではデッサンや色彩の基礎なんかやってるヒマはないのです。次の課題があるのです。今楽をすると後で大変になる。ホントよ....。



前置きが長くなりすぎました。

ともかく
若干、少人数ながらも最後の私大模試が決行されました。
依然、超高倍率を保っているビジュアルデザインや、マンガ系を中心に2日間の熱闘が繰り広げられました。


     
精華ビジュアル制作風景       精華ビジュアル講評風景

               
精華版画色彩制作風景     精華版画色彩作品 評価:B(合格ライン上)

         
上左)精華ストーリーマンガ制作風景
上右)精華ストーリーマンガ作品(の1ページ) 評価:C(あと1.5歩程度)

      
京造共通デッサンモチーフ  京造共通デッサン作品 評価:B−(ほぼ合格ライン上)




結果としては....
ほとんどの受験者が、あともう一歩か二歩という評価でした。

入試までの1ヶ月弱。ここからがレベルアップのためのゴールデンタイム。
楽しみながらものすごく勉強できる最も大切な時間です。
風邪に気をつけてがんばろう。


Y師

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08 January

明けまして。

お正月もすぎ、受験生は冬期講習が、基礎生の高校1・2年生は3学期の授業が始まりました。
受験生の人はセンター試験まで10日を切り、
緊張感も高まっているのではないかと思います。
わたしが受験生のとき、センター試験の日だけ大雪が降って非常に冷え込んだことを覚えています。
普段降らないのに… 
寒くなったり、そうでもなかったりの不安定な気候ですが、
体調を整えていってくださいね。

そして、出願期間に入っている大学もあります。
ご自分の志望大学の出願期間をよくよく確認しましょう。



さて、「私も『来年度』は受験生」と感じているかもしれない基礎生の皆さんに新年さっそくの入試説明会のお知らせです。
1/18(日)に北山教室でAO入試説明会が行われます。



AO入試とはなにか。
京都造形芸術大学と京都精華大学の方を迎えての説明会となります。
(詳しくは→ ■■■

まだ、志望校・進路などに悩んでいる方も多いと思います。
ただ、AO入試を受けるかわからなくても、
受験に対するイメージを掴むためにそういった情報の元に積極的に足を運ぶのは大切なことだと思います。自分にどんな選択肢があるのかをまず把握しておくと、漠然とした不安の中でいるよりも「受験への前向きな対処ができている自分」に対してまず自信が持てるし、そのほかの情報も自然と耳に入ってくるようになるものです。


では、今年もよろしくお願い致します。


<サイトウ>


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