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今日もアートスクール

京都アートスクールの4校(京都駅前七条校、京都 北大路駅前校、滋賀 彦根駅前校、NET通信実技センター)の日々を随時更新。
07 February

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10 May

マンガ特講

 本日から、七条教室で『マンガ特講』が始まりました。
 毎週土曜日 14:00~18:00 全6回 行います。
    

 今日は、「与えられたラストシーンから発想して、ストーリーマンガを考えていく」という課題を制作しました。
 終わりの部分がはじめから与えられているというのは、少々無茶な課題に思えるかもしれませんが、たとえば友達に何かを話すとき、たいていの場合は、話の最後にくる出来事を目指して話しはじめていますよね? 今回はそういったことを踏まえながらストーリーを考えていくことと、それをマンガにしていくことをポイントに制作しました。(もちろん、他にもストーリーを考えていく方法はたくさんあります。それらは、今後のマンガ課題を制作するなかで学んでいきます)。マンガ特講の詳しい説明はこちら→
    

 ちょうど、昨日読んでいた本(Y先生に借りている本)の中に、フランスの精神分析家ジャック・ラカンの「前未来形として語られる過去」という内容がありました。噛み砕いていえば、『話し終えたときの相手の反応を想像するから、人は話し始める』ということです。そしてそれはストーリーでも同じことだといえます。
 制作時間が短くなるといけないので、ラカンの話は省きましたが、興味がある人は、内田 樹(うちだ たつる)という人が書いた本を読んでみてください。『疲れすぎて眠れぬ夜のために』や、『寝ながら学べる構造主義』にもラカンの話が出てきます。
 ちなみに、Y先生から借りている本のタイトルは、『先生はえらい』ですが、先生がえらいということについて延々と書かれている本ではありません。

                             サカグチ@七条

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03 May

コラージュ

今週後半のスタンダード生の課題は、コラージュ技法を用いた構成静物描写でした。持参した雑誌や新聞紙、画用紙や和紙などに彩色して自作した色紙、などなどを切り貼りすることで画面をつくりますが、自由な画面をつくるのではなく、あくまで教室に構成されたモチーフを描写することが求められるというところに課題のポイントがある。筆と絵具で描くのと違い、描写には困難が伴います。なので、なかなか仕上がらない。が、混沌の中にじわじわと秩序が立ち上がってくる時のスリリングさが経験できたり、「わかりやすすぎる秩序をズラしていく」という、表現一般にとって重要なテクニックが学べたりします。という訳で授業時間内で完成させきることができず、土曜のオープンアトリエに持ち越す生徒続出という結果になりました。毎年のことですが。


Y師

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27 April

再現制作

京都アートスクールでは、各大学の合格者に合格再現作品の制作を依頼しています。再現作品は買い上げになるので、ほんの少しですがお金も出ます。という訳で(というと失礼ですが)多くの合格者が再現には協力してくれています。
だいたいの生徒は合格発表後すぐに制作してくれるのですが、京芸の場合は4課題もあるので、かなりしんどい。あと1枚....といったところでタイミングを失ったりすると、入学式、オリエンテーション、最初の授業、クラブどうしょうか、などなど、大学が忙しくなり、どんどんと日がたってしまい再現が著しく困難になったりもします。
そんな日々にも少し落ち着きが訪れたのか、ここ数日、再現制作のため、久しぶりにaskに戻ってくる京芸合格者が多数います。一応、入試直後に試験でどんな作品をつくったかの調査をしているので、その紙を見れば、だいたいは思い出すのですが、微妙な感じはなかなか思い出せず、四苦八苦して制作してくれています。みんな、クラブに入ったとか、バンドを組んだとか楽しそうな話題も提供してくれます。
今日は、NET生のSさん、講習生のMさん(二人ともデザイン科現役合格)が来てくれ、着彩と立体をなんとか完成させてくれました。あとは、色彩と最難関の描写がんばって下さい。
s
(Y師)

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20 April

こども教室

アスクでは土曜日の午前中に、こども教室もやってます。

小学1年生〜中学1年生までが対象の教室で、今回の課題は、紙粘土を使ってチョウチョを造るというものでした。
羽の形と、模様を自分で考えてから立体にします。

まぁ課題はさておき、とにかく、
むにむにむにむにむにむにむにむにむにむに…こねこねこねこねこねこねこねこね…
形や模様を考えるのはほどほどに、
むにむにむにむに…こねこねこねこねこね…。

最終的には、チョウチョ以外にも色々なものが出来上がりました…。

粘土の課題の時に毎回思いますが、こどもって、本当に粘土好きですねぇ。










写真は羽の模様を考える小学生(粘土中は写真撮れませんでした…。)


                         <S.I>

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18 April

色彩構成@北山

 本日の北山教室、STコース(浪人生のコースです)では、昨日から制作していた色彩構成の講評を行いました。
 前期授業がはじまって2週間。『あせらずじっくりと、基礎的な課題から制作する』というものの、なかなかそのようにできない気持ちもわかります。それぞれが将来の目標を持ちながら、自分にしかつくれないもの、自分だけが描くものを目指す気持ちがそうさせるのでしょう。
 その目標へむかうために、一つひとつの課題を大切に制作していくことができればと思います。
『基礎的な課題』とはいうものの、完成した作品にはやはり、一枚いちまい違う表情があり、魅力があります。約6時間の作業が詰まった画用紙の表面には、B3サイズ以上の広い面積がひろがっていました。
 
  
 写真はST講評風景
                        サカグチ@北山

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