09 July 北山校 人物デッサン 本日、北山校の様子です。今週から人物デッサンがはじまりました。今年度はモデルさんを呼ばず、生徒同士が交代でモデルをつとめるような形式でやっています。なので、普段は大教室へ続く廊下の風景がこんな感じなのですが、↓現在はというと、↓いるんですね。まっすぐな瞳でモデルに勤しむNさんが、かなりの頻度でいるわけです。こちらが長い廊下を大教室へ向かう間中、じっとおられるものだから、なんだか妙に面白くて、何度も噴出しそうになったものです。そんな感覚を事務局長の上田さんも同様に噛み締めておられたようで、その彼女の手による撮影が上の写真なわけです。しょうもないですね。日常にひそむ何気ないしょうもなさです。毒にも薬にもならんしょうもなさです。ただ、暴論をぶち上げるとすれば、しょうもなさはあらゆる芸術の起源です。想像してください。原始人のグループがいます。ある原始人が言いました。「おれ、あいつが狩りの最中に転んだ時のマネできるよ。ウホウホ」実はこれ、舞台芸術が誕生する瞬間です。その後は皆が口々に。「あらくだらない。でも、あたしはもっと変な動きができるわ」舞踏の誕生です。「変なのー。君らのこと他のグループに話しちゃおう」物語の誕生です。「見て見てー、なんとなくヘビの抜け殻で全身覆ってみました」モード系の誕生です。「こうやってイモに枝を刺したら、あの動物ぽくね?」彫刻の誕生です。「木を組んだ上に牛のフンを並べて葉っぱを散らしながら小川に流すと面白いよー」アヴァンギャルドの誕生です。「なんだか、わかんないけど面白いねー。ウホウホ」「お腹はすくけど面白いなー。ウホウホ」とそんな会話があったかもなかったかもしれません。なんの腹の足しにもならんしょうもないことをするのは人間だけだというお話でした。はやし [0回]PR 2013/07/09 (Tue) 22:45 アスクでのこと Comment(0)