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今日もアートスクール

京都アートスクールの4校(京都駅前七条校、京都 北大路駅前校、滋賀 彦根駅前校、NET通信実技センター)の日々を随時更新。
23 November

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26 August

自分の中に何かを組み立てる

こんにちは。サカグチです。

昨日、京芸模試の講評会が終わりました。
「終わりは始まり」だと、聞くことが多くありますが、京芸模試に関してもここからが始まりです。
講評会で見えた課題点をそれぞれが意識して制作を継続して下さい。
   



さて。
教えるということ、育てるということをしている中で、私自身が感じること。考えていることを少しだけ。

ある日、ふと思いました。
教えたいこと、伝えたいことが自分の中にあるのに、それがいったいどういった種類のことなのかさっぱりわからない。
確実に今までとは違うことを伝えようとしているのに、今までの自分が伝えてきたことと、今伝えたいと感じていることの違いがいったい何なのか自分自身にもわからない。

正体はわからないまま、きっと大切なことなんだという確信だけを持って、できるだけ自分の感覚に正直に素直に指導を続けていました。
並行して勉強する中で、自分の考えていたことにばったり出会うことがありました。
勉強する中で、自分がここから学んでいくべきことにめぐり合うことがあります。
「メタ認知」と言われる事柄が、きっとあの時の自分が教えたいと感じていたことなのだと今は思っています。

「メタ認知」とは、(本当に)ざっくりと言えば、自分の行動や考え方、知識量、長所、短所などを別の次元から眺め、認知するということです。
生徒のそのような能力を高めるための指導をしたいと考えています。
まずは自分がそのガイド役になることを心がけています。

昨日の講評会でも生徒のメタ認知のガイド役となるために、以下を実行しました。
A.各科目の気をつけるべき5つのポイントを伝える(全体像を把握した上で細部を認識するということ)。
B.見ることとはどういったことなのかを考え、整理して伝える。
C.人間の五感とはどういったことなのかを考え、整理して伝える。
D.普段できていたことが、なぜ模試でできなかったのかを考え、解決策を探る。
など。

実際の試験の場で、判断するのは生徒です。
生徒の問題解決の力を高めようとしたとき、生徒が自分自身を客観的に理解する必要を強く感じます。



そして、同時に基本的な部分の具体例を示すことも、もちろん大切だと思っています。

 サカグチ

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