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今日もアートスクール

京都アートスクールの4校(京都駅前七条校、京都 北大路駅前校、滋賀 彦根駅前校、NET通信実技センター)の日々を随時更新。
24 November

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06 September

ASK講師の実技研修

こんにちは、印象派の田和です。

夏期講習が終わったばかりのAKSですが、先週末から2学期授業が始まりました。みなさんいかがお過ごしでしょう。STSP生は来週月曜から授業開始ですので、つかの間の休息でしょうな。




さて先日、北山校に佐渡先生にお越しいただき、講師を対象にした実技研修が行われました。今日は、そのことについて少し触れたいと思います。
実技研修は、ASKの先生が2時間デッサンするという内容でした。何を今更先生たちがデッサンを?と思われるかもしれません。受験でもするのかしら?とでも想像しておいてください。
しかしもちろん、先生方が受験するわけではありません。その理由も後で紹介します。


この研修、僕にとっても希有な体験だったのですが終わった後、

「難しいな」といった声や

「楽しかった」という声。

「もう少し長くやりたいですね」という声がありました。


先日のブログにて、坂口先生が“認識のメタ”について触れられていました。今まで合ってると思ってたことが、あっさりと覆る瞬間が誰しもあります。信じてきた確信してきた事柄でさえ、実は不確かかもしれない―と疑うのが、メタレヴェルへの入り口ですが、幸いASKの実技研修はそんな体験となりました。学ぶほうも、指導をする方も、新しく認識を塗り替えて、人はまた大きな視野を得ることができます。ああ、大人になるって感じ。研修の意味ってこういうことか!

日々進化する先生方の姿がそこにはありました。画面に!モチーフに!描くことに真っ向挑む頼もしい先生方のお姿!実技研修を経て、自分がデッサンに対して認識していたことが、実は思ってたよりも、こうだった―とか、じつは随分と都合良く解釈して、イメージだけ先行した話をしてしまっている―だとか。10年以上の時間を置いて、忘れていた教わる側の再体験をした気がします。


その後、七条校へ向かう途中、上杉先生とお話したなかで、話題にしたことがあります。それは、「制作中、矢継ぎ早にあれこれ言われても、なかなかすぐに対応し、処理できない」という、今更思い出した懐かしい事実です。ともすると講師は、間髪空けずに生徒に注文を出しているのかもしれない。そう思いました。生徒にうまく描かせているという誤解が、指導の間を短いものにしているのかもしれない。そうも思ったわけであります。

10代20代の生徒は若いですが、講師にも生徒に負けない熱意とエネルギーがあります。ちょと想像してみてください。そんなタフな先生方が、小さい教室に一同にそろい、それぞれ指導向上のためにガッツリとデッサンをした姿を。僕はなんだかその場が嬉しかったです。そしてやっぱり絵が好きだと思いました。

ちなみに僕は制作中、佐渡先生から「なんだか、ルノアールみたいに情緒的で、形が弱い」と、気持ちいいご指導を受けました♩


あざーす




田和

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