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今日もアートスクール

京都アートスクールの4校(京都駅前七条校、京都 北大路駅前校、滋賀 彦根駅前校、NET通信実技センター)の日々を随時更新。
27 November

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02 October

七条校ST・SPコースの様子

こんにちは。

実技講師の上杉です。

今日は、平日昼間に行われている七条STSP生の授業の様子について、お伝えします。




今週、後期第5週の一週間、七条ST・SP生達は、一週間掛けて、描写「構成静物」を制作しています。
約16時間の制作時間を掛けて、1枚の鉛筆デッサンの作品を制作します。


写真の様子は、本日10月2日(水)の制作風景です。4日(金)の講評会まで、折り返し地点を迎えました。


後期期間に、毎年ST・SPコースで行っている構成静物。いまやASKの「秋の風物詩」といっても過言ではありません。
毎年、この時期に構成静物の準備を行っている時に、「今年も秋が来たなぁ」と思ってます。

今年も、北山校・七条校・彦根校の3校のST・SPコースは、構成静物の制作に取り組みます。
パターンの異なる3組の構成静物を、それぞれ1週間に1作品づつ、計3週間掛けて制作します。


ASKの講師を初めて1年目の年。
この時期に「凡そ実戦的ではない(関西の実技入試のほとんどが3時間~4時間の卓上静物デッサンなので)、構成静物を、長期間行うなんて。」と、感じたものです。ただ、すぐに納得がいきました。

長時間掛けてでしか、絶対に「辿りつけない境地」、「めぐり合えない問題」を経験する事が出来るからです。

デッサンは登山に似ていると思います。頑張って頑張って登りきった後の、山頂からの風景。
頑張った分だけ、美しい世界が、自分の目の前に広がる。


・自分の画面を凝視する。
・愚直に描き込む。
・論理的にまとめてみる。


様々なアプローチで、根気強く、注意深く、自分の作品と格闘して下さい。
明後日金曜日、自分の目の前に広がる美しい世界を期待しながら。



僕も楽しみにしています。



上杉

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