02 October 七条校ST・SPコースの様子 こんにちは。実技講師の上杉です。今日は、平日昼間に行われている七条STSP生の授業の様子について、お伝えします。 今週、後期第5週の一週間、七条ST・SP生達は、一週間掛けて、描写「構成静物」を制作しています。約16時間の制作時間を掛けて、1枚の鉛筆デッサンの作品を制作します。 写真の様子は、本日10月2日(水)の制作風景です。4日(金)の講評会まで、折り返し地点を迎えました。後期期間に、毎年ST・SPコースで行っている構成静物。いまやASKの「秋の風物詩」といっても過言ではありません。毎年、この時期に構成静物の準備を行っている時に、「今年も秋が来たなぁ」と思ってます。今年も、北山校・七条校・彦根校の3校のST・SPコースは、構成静物の制作に取り組みます。パターンの異なる3組の構成静物を、それぞれ1週間に1作品づつ、計3週間掛けて制作します。ASKの講師を初めて1年目の年。この時期に「凡そ実戦的ではない(関西の実技入試のほとんどが3時間~4時間の卓上静物デッサンなので)、構成静物を、長期間行うなんて。」と、感じたものです。ただ、すぐに納得がいきました。長時間掛けてでしか、絶対に「辿りつけない境地」、「めぐり合えない問題」を経験する事が出来るからです。デッサンは登山に似ていると思います。頑張って頑張って登りきった後の、山頂からの風景。頑張った分だけ、美しい世界が、自分の目の前に広がる。・自分の画面を凝視する。・愚直に描き込む。・論理的にまとめてみる。様々なアプローチで、根気強く、注意深く、自分の作品と格闘して下さい。明後日金曜日、自分の目の前に広がる美しい世界を期待しながら。僕も楽しみにしています。上杉 [0回]PR 2013/10/02 (Wed) 19:07 アスクでのこと Comment(0)