12 October 6年前 こんばんは。サカグチです。先日 滋賀県立高島高等学校にて出張授業、出張説明会を行いました。 その他にも今年行った askの活動はこちら↓http://www.artschool.co.jp/teacher/index.html高島高校の美術のK先生は、2007年、ASKのスタンダード生でした。つまり、みんなの先輩ということ。大学へ行き、卒業し、美術の先生をされています。2007年ってこれくらい昔です。 髪型も、服装も全然ちがう。2007年には先生と生徒であった私とKさんが、今、お互いに美術を教える先生として話せることを嬉しく思いました。そして、K先生曰く、「ひさしぶりにサカグチ先生の授業を聞いたら、こんなにわかりやすかったのかって思いました。生徒のころは全然わかってなかったです」。とても素直な、K先生らしい言葉だと思いました。このことに関して、私は2つのことを感じました。① K先生だけでなく、多くの生徒が、 きっと私がイメージしているよりも 私が伝えようとしていることを理解していないと意識すべきであること。 一度話して伝わるほど、簡単なものではないから、なんども繰り返し、丁寧に、 教えなければならない。 私が大切だと思う言葉です。「数学を教えているのではなく、(数学を学ぶ)子どもたちを教えている。それが数学の教師なのだ」。 たとえば数学を教えていると考えてしまうと、 一度言ったきりの一方通行の教育になってしまうということ。② 2007年と比べ、今の自分のほうがいくつものことが上達しているわけで、 2007年のときは、きっとそこまでわかりやすく話せていたわけではなかったということ。(それでも、2007年に教えた生徒に申し訳ないと思っているわけではなく、一生懸命に悔いのない仕事をした年であったとも思っています)あのとき、上手に伝えることができなかったことを、今年の生徒にはなんとか伝えようと、そんなふうに考えて1年1年取り組んできました。またここから6年たったときに、今の生徒が先生になったとして、そのとき私はどんな髪型をして、何を着て、どんなことを話し、何を思うのでしょう。 サカグチ [0回]PR 2013/10/12 (Sat) 14:32 日常の出来事 Comment(0)