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今日もアートスクール

京都アートスクールの4校(京都駅前七条校、京都 北大路駅前校、滋賀 彦根駅前校、NET通信実技センター)の日々を随時更新。
22 November

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17 October

秋の心得

こんにちは。

実技講師の上杉です。

先日、(僕は大学生の多い地域に住んでいるのですが)、帰り道、横断歩道を渡っていると、すれ違う学生の集団から、こんな言葉が聞こえてきました。


「ちょっと先輩ィ、待って下さいよゥ、俺っちのハート、ガラスで出来てんすからぁ~。」
なんとなく声のした方に目をやると、おおよそガラスのハートからは、かけ離れた外見の大学生がそこにはいました。(分厚いゴムで出来ていそうな。)


僕はビックリしながら、(いやいや、そんな事ないよ。)と心の中でその大学生に語りかけました。
ですがそのすぐ後に、(いやまてよ。ほとんどの人間は、いや、元々、心というのは、ガラスで出来ている物ではないのか。)とふと思いました。


野球選手のイチロー氏のインタヴューにて。
「プロのマサージ師にどれだけマサージしもらっても癒されない疲れが、翌日のヒット一本で解消される。」
「疲れ」を実感するのは、肉体的な疲労ではなく、プレッシャーなどからくる心の疲労に由来しているのだという事です。


教室にて、疲れた顔の生徒さんたちを最近見かけます。
【秋の特講】等もあり、これまで以上に肉体的にハードなスケジュールの毎日ですが、受験生として日々問われる「作品の完成度」や「成長」。気持ちの疲れの方が上回っているのだと思います。


受験は他人とのコンペティションという側面もありますが、違う角度から見れば、自分自身との闘いという側面もあります。
他人との競争だけを気にしていては、気持ちが持ちません。


・実技の制作に於いて、毎日一つ、必ず自分の中で小さな目標を作る。
・学科勉強に於いて、一日のノルマを決め、達成していく。


季節の変わり目、ただでさえ気持ちが不安定になりやすい時期です。
日々の中で、自分に課した小さな目標・ノルマを達成して、ちょっぴり安心、自分を褒めてあげましょう。
遠い試験日まで、まだまだ長い道のりです。それがないと、続けられません。


明日は北山・七条・彦根3校のSTSP生は動物園実習ですね。
秋晴れの中、気持ち良くスケッチができると良いですね。





上杉










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