17 October 秋の心得 こんにちは。実技講師の上杉です。先日、(僕は大学生の多い地域に住んでいるのですが)、帰り道、横断歩道を渡っていると、すれ違う学生の集団から、こんな言葉が聞こえてきました。「ちょっと先輩ィ、待って下さいよゥ、俺っちのハート、ガラスで出来てんすからぁ~。」なんとなく声のした方に目をやると、おおよそガラスのハートからは、かけ離れた外見の大学生がそこにはいました。(分厚いゴムで出来ていそうな。)僕はビックリしながら、(いやいや、そんな事ないよ。)と心の中でその大学生に語りかけました。ですがそのすぐ後に、(いやまてよ。ほとんどの人間は、いや、元々、心というのは、ガラスで出来ている物ではないのか。)とふと思いました。野球選手のイチロー氏のインタヴューにて。「プロのマサージ師にどれだけマサージしもらっても癒されない疲れが、翌日のヒット一本で解消される。」「疲れ」を実感するのは、肉体的な疲労ではなく、プレッシャーなどからくる心の疲労に由来しているのだという事です。教室にて、疲れた顔の生徒さんたちを最近見かけます。【秋の特講】等もあり、これまで以上に肉体的にハードなスケジュールの毎日ですが、受験生として日々問われる「作品の完成度」や「成長」。気持ちの疲れの方が上回っているのだと思います。受験は他人とのコンペティションという側面もありますが、違う角度から見れば、自分自身との闘いという側面もあります。他人との競争だけを気にしていては、気持ちが持ちません。・実技の制作に於いて、毎日一つ、必ず自分の中で小さな目標を作る。・学科勉強に於いて、一日のノルマを決め、達成していく。季節の変わり目、ただでさえ気持ちが不安定になりやすい時期です。日々の中で、自分に課した小さな目標・ノルマを達成して、ちょっぴり安心、自分を褒めてあげましょう。遠い試験日まで、まだまだ長い道のりです。それがないと、続けられません。明日は北山・七条・彦根3校のSTSP生は動物園実習ですね。秋晴れの中、気持ち良くスケッチができると良いですね。上杉 [0回]PR 2013/10/17 (Thu) 22:10 アスクでのこと Comment(0)