13 January NET生国公立受験生クラスの提出日 本日は、NET生「国公立受験生クラス」の提出日でした。センター試験前の忙しい時期と重なるので、今回は完成が少し遅れる生徒もいるのかもしれません。先のブログで、齊藤先生も触れていましたが、NET生は、通学生と違い、一人で制作することの難しさの裏にある利点を知り、是非受験までの制作活動に活かしてほしいと思っています。昨年のブログでも、私は以下のような事をエールとして書いています。僕は普段、七条教室で通学生をみていますが、通信で学ぶNET生の成長に期待しています。夏期講習中は、彼/女らも遠路遥々来てくれました。彼らの制作が、普段の提出作品より良い出来だったこと。教室という緊張感も加わり、普段より一層集中して制作できたのではないでしょうか。これはNET生が、通信制作を通して黙々と精進してきた結果です。NET生は、通学生のように制作に集中するための教室という“場”が普段用意されているわけでなく、時に制作に身が入らなかったり、未完成で提出せざる得ないこともあると思います。しかしこの逆境こそが、実はNET生の強みなのです。少し想像してみて下さい。もし通学生としてASK教室に通う皆さんが、今日各々の教室で制作した課題を、家に持ち帰って一人、同じ時間で、同じような完成度で描けると思いますか?答えはNOです。まず無理でしょう。NET生は、・制作時隣にASKの先生が居ません。・隣に同課題を一緒に制作する友人は居ません。・一人で制作場所を確保し、モチーフを準備します。・一人で緊張感を高め、一人集中します。このように、何を始めるにもまずは一人で始めなくてはいけないという環境です。制作の疑問点は、担当講師にいつでもメールで尋ねます。提出後は、アドバイスや講評を頼りに、次制作に向かうのです。つまり、NET生は制作だけでなく、制作~完成~次課題までの一連の流れを自己管理する能力も同時に鍛えているのです。毎月提出されてくる作品は、この逆境を潜り抜けて描かれてくる、価値ある一枚なわけです。そんな作品を採点させて貰うなか、NET生の取組みへの姿勢が見て取れると、思わずこちらが胸キュンする訳です。試験では、いつもの教室で出来たことが出来ないということが起こります。そしてそれを心配し憂いている通学生も多いはず。それは、描いたり作ったりするのは、結局あなた一人だということの認識の甘さと、自信の無さが影響します。通学生は、普段いかにASKの環境に守られ、また助けられて制作しているか知ること。再度述べると、NET生は通信で制作~完成~次課題までの自己管理の方法と、制作中の問題解決能力を自ずと鍛えているんですよ。だから強い。つらつらつら【2012/09/22 のブログ記事】実はこれ、普段の自分に対するエールでもあるんです。私は、作家活動も並行して行っていますが、何事も一人で立上げ、実行し、結果を出さなくてはいけないのが美術作家としての活動になります。制作しますなんて、当たり前。でもそれが続かない、続けられない難しいことであるのも事実です。たくさん発表しますなんて、当たり前。でもそれが出来ない、続けられないのも事実なのです。そんな厳しさのなかにあって、制作を通して自分を律することが出来ること、これは受験生の頃から実は問われている資質なのかもしれない、そう思ったりもします。 直前受講生は教室で直接講評!この後届く基礎生はしっかりと添削し、またすぐにお届けします!田和 [0回]PR 2014/01/13 (Mon) 19:12 アスクでのこと Comment(0)