18 January 京芸ファイル こんばんは保田です。本日はセンター試験初日でしたね。とりあえず、お疲れ様です。そして、明日もがんばって下さい。今日は早めに寝ましょう。といいながら、ブログ書いてます。ちょっと矛盾してますかね。本日のブログは京芸ファイルです。今回の内容は、定番の直前講習特集です。結論を先に言ってしまえば、今回の京芸ファイルは講評会の重要性を訴えたものです。特に2.講評会の重要性(アスク冬期京芸模試を例に)では、アスクの冬期京芸模試の色彩問題をネタに、講評会で語られそうなことをまとめています。そしてこんな感じで、直前講習の毎回の講評会では、(色彩に限らず)課題テーマや提出作品の評価や、分析やアドバイス等々が語られますので、しっかり聞いて(メモもして)頭に入れましょう、というようなことが書いてあります。補足しておきたいのですが、講評で講師に言われたことはしっかり受け止めてほしいのですが、それを鵜呑みにしろ、ということではありません。講師の評価に納得がいかない時は、ぜひ質問してほしいと思います。「自分はAと考えていたが、先生はBと言われたので、理由はわからないけど、今後はBそうしよう」といった感じで、安易に指導を受け入れているだけでは、判断力はつかない。講師の指導は素直に聞いてほしいのですが、自分の考えも大切にしてほしい。意見Aと意見Bの間に矛盾が生まれれば、よくよく考えてほしいと思います。どうして、自分はAと感じ、先生はBと言うのか?なんでなのか?とりあえず意見Aを捨てて、意見Bを採用しよう、だと、結局、問題の本質が分からずじまいになります。なんでか、が分からない限り。だから、意見Aと意見Bをぶつけて、よくよく考えてほしい。それが、講評会の中の質問という形になってもいいし、自分の中でじっくり考えるという形になってもよいでしょうけれども、とにかく意見Aと意見Bをぶつけるて、納得のいく解決策を探す努力をしましょう。たとえば、今回の記事の中で この作品について「点対称の構図にしたこと、画面に硬直した印象を与えています」と書かれていますが、もし「いやいや、この対象性はカッコいいし、評価されていいはず」と感じた人は、その「感じ」をまず、言語化=論理化して(つまり、なぜ、それが良いと思えるのかを分析して)その上で、先生の発言もよく吟味する。そして、講評会中や、あるいは別の機会にチャンスを見つけて、講師に確認すべきでしょう。(その先生がつかまらない場合は別の先生にでも)あるいは「点対称の構図にしたこと、画面に硬直した印象を与えています」と書かれていますが、いや、やや硬直した印象になってしまった問題はむしろ構図が点対象だからではなく、配色にあるのではないだろうか?画面Aは暖色系、画面Bは寒色系でまとめられているが、それがやや強すぎて単調に見えることが原因ではないか?」とか、「いや問題はむしろ、2画面のタッチが近すぎることにあるのではないか?」など、別の観点から評価してみる、ということも大切です。時間の範囲内で、他生徒の作品もじっくり見て、分析することが大切です。(ただ、それを作者本人に言う必要はないです。喧嘩になるだけなので)それと、他の生徒の作品に対する評価を聞いて、なるほどな、で終わるのではなく、その作品はどうすればもっと良くなるのか、ということを自分なりに考えてほしい。例えば、今回の記事の中で この作品について「2画面の構図を近づけることで、違いを際立たせる狙いを持った作品と思われます。樹木が持つ曲線とビルの直線、過去(自然)と未来(人工)を描き分ける色調の設定などは妥当と言えますが、全体的に見ると、まだ変化が足らず硬い印象です。設定された空間の中にある別のモチーフ(鳥、風船など)を導入することで、変化がつくれたのではないでしょうか。」とありますが、「まだ変化が足らず硬い印象」という評価は妥当なのか?これで十分じゃないのか?という疑問があっても良いし、その場合は、その理由を明確化し、講師に質問する。納得した場合は、「別のモチーフ(鳥、風船など)を導入することで、変化がつくれたのではないでしょうか」という点に関して、こんなモチーフをこんな感じで(大きさ、角度など)入れるといいなというところまで考えてほしいと思います。(ただ、それを作者本人に言う必要はないです。喧嘩になるだけなので。※仲良しなら言って見よう)自分の作品制作に必死になるのは当然。また、講評時も自分の作品の評価を受け止めることは当然。その上で、他の生徒の作品からもしっかり学んでほしいです。直前講習の時間はこれまで以上に貴重です。ぜひ、賢い受験生になって下さい。保田 [0回]PR 2014/01/18 (Sat) 22:07 アスクでのこと Comment(0)