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今日もアートスクール

京都アートスクールの4校(京都駅前七条校、京都 北大路駅前校、滋賀 彦根駅前校、NET通信実技センター)の日々を随時更新。
28 November

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22 January

缶コーヒーのおことば

どのような技術でもそうだと思うのですが、その技術を「習得した」と言えるのは、なんだか自然と無意識にできてしまっている状態に達したときのことなのではないでしょうか。
つまり、意識してあーでもないこーでもないと考えながらやってるうちというのは、まだまだ未熟で「習得」とは程遠いレベルなのだと言うこともできます。
 というのも最近僕はあることを練習していまして、その「習得」への道を行ったり来たり登ったり潜ったりひっくり返ったりするうち、上達するためには、とにかく身体に脳みそに染み込ませなければダメだ、と思い至るようになりました。
 で、やはり染み込ませるためには徹底的な鍛錬の数、量が必要なのであって、その過程にセンスだとか才能だとかのファンタジックな出来事なんて全く介在する余地はないな、などとも感じました。
 単純な話ですが、何かを「習得」するためには量がすべてなのだと思います。
できない人というのは単に練習の量が足りないんだと自分を見て思う次第です。
 量が伴えば後で質がついてくる。それこそ無意識にできるようになったことというのは、他の要素に気をまわせる分、総体としての質が生半可ではない気がします。
名人芸なんて、きっとおしなべてそういうもんでしょう。
 鼻歌まじりでデッサンしても勝手に画面が物凄い精度で進んでいくような境地は、ひょっとしたら誰にでも到達できるのではないでしょうか。
その背後に気の遠くなるような量の修練が積み重なっていればですが。
 本番の試験に、たじろぐことなく無意識の境地で臨めるように、今はしっかり意識しまくって考えまくって量をこなせばいいと思います。
 今朝買った缶コーヒーにこんな言葉が書いてありました。
「じっくり考えろ。ただし、行動する時が来たら、考えるのをやめて、進め。 ~ナポレオン・ボナパルト~」
ですって。
   

はやし

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