12 February 今年最後の模試講評 今日は、今年度最後の京芸模試講評の日でした。 長丁場、おつかれさまでした。サイトウです。 ただいま、19:08。 彦根生や神戸に住んでる人とか、今頃到着しているころでしょうか。 国公立前期日程の入試まであと12日。 1年と比べれば「短い時間」だけど、 人間が気づきを得られる「瞬間」のことを思えば、 12日の間あと何十回と気づきのタイミングを迎えることは可能だと思います。 だから、瞬間の積み重ねと捉えれば、12日は「長い時間」です。 私も学生時代から今まで、「あ、そういうことかっ!」と、 点と点が繋がる瞬間や、 「あ、こんなの作ってみたい!」と、 わくわくできる瞬間を何度も経験し、 その度に「おもしろい」と感じてきました。 自分には向いていない…と自信をなくしたり、泣いたことも幾度もあるけれど。 ただ、常に美術やデザインに対して 「この分野を選ばなければよかった」と思ったことはありません。 やっぱり、気づいたときに感じる、美術の奥深さが、「おもしろい」んだと思います。 模試の点数がふるわなかったり、 自信がもてなくて辛い人も、 長い目で考えて、美術を続けていくステップの最初にいるだけなんだと思って、 ひとつひとつの本質的な気づきにわくわくしていってほしいなと思います。 自信があるという精神状態で生きていくのが、一番大事だと思っています。 そして、とても難しいことだとも感じています。 簡単には言えないことなのは分かっているけど、 試験前の今、みんなに「自信を持って」と、やっぱり言いたい。 自信があるということを言い換えると、 客観的に自分を見れていることだと思います。 出来ないことだけ見て落ち込むんじゃなくて、 出来ることもちゃんと見て、両方含んだ自分を認める。 そこから、冷静な判断ができるんじゃないかなと思います。 むしろ、そういう精神を鍛えるのに、 積極的に自分で考えたり、手を動かしたりする美術っていう分野はとても有効だと思っています。 いつか 「思えば遠くまできたもんだ」 と思える日が、お互い来るときへ向かって、長い美術人生、歩んでいきましょう。 今日はよく寝て、明日また笑って教室に来てください~! <サイトウ> [0回]PR 2014/02/12 (Wed) 19:15 アスクでのこと Comment(0)