27 May 努力のアングル こんばんは。実技講師の上杉です。昨日、松野先生もブログで書かれていたように、前期も残すところあと6週間。前期が終了した後に続くのは、夏期講習です。夏期講習期間は、実戦課題の連続です。多くの講習生と一緒に、日々制作に取り組んでいきます。毎回の講評では、評価を行ないます。そういうシーズンに入っていきます。受験を「他人との競争」という構図で捉えてしまうと、劣等感や優越感に苛まれ、どうにもこうにも、自分の作品に対しても、他人の作品に対しても、真っ直ぐに向き合えなくなります。良い部分や悪い部分が見えなくなり、何から何に向かって、どう取り組めばいいのかが分からなくなる。気持ちだけが焦り、疲れてしまいます。「自分自身との競争」、そういう構図で捉える事が、一番だと思います。理想の自分を目標にする事。隣で競い合いながら走っているのは、昨日の自分、今の自分。そういう視点で捉えてこそ、初めて、自分自身の本当の課題と向き合う事ができ、前向きに改善案を考える事が出来るのだと思います。他人の作品の良い部分を、素直に受け止め、自分のモチベーションに繋げる事が出来るのだと思います。そして、そういう毎日は何より、楽しいのだと思います。競争相手は、他人ではなく、自分自身。常に前向きに頑張っている、努力の達人とは、そういう考えで取り組めている人じゃないかと思います。今の自分の状況を、どういうアングルで捉えるかは、自分次第なんだと思います。上杉 [0回]PR 2014/05/27 (Tue) 20:49 アスクでのこと Comment(0)