25 June 七条校の様子 さて、本日は七条校の様子について書くのですが、思い返してみても七条校のことばかり書いているわけで、特段変わったことは書けそうにありませんが、今週は何と言っても「顔の塑造」。年間を通して少ない制作課題ですが、受験生が何か観察のヒントを掴む良い経験になってくれたらと思い授業に入っておりました。授業ではこんな話をしました。○人は顔を見る時、脳のなかでは普段の観察とは違った場所が働いている。その部位は、瞬時に人を判断し、その相手の感情までも瞬時に読み取ることが出来るが、3次元的に、立体物として、客観的な構造を捉えることが苦手であること。(だから計測が必要) ○人の顔の動きで一番表情として強いのは、目だが、一番凹凸の情報量が多く複雑な変化をしているのは口元とアゴ元であること。(だからアゴ、口元からしっかり作ろう)これらの話は、自分で勝手に想像したものではなく、過去自分が人物をデッサンや油彩で描いていた頃に、講師からずっと言われ続け、腕を磨く上で欠かせなかった観察の視点です。技術の継承と伝承は、アートスクールで行う指導の真髄でもあります。(なんだか凄みが増したかな)前期・1学期は既に11週に突入しております。夏期まで残すところ、あと2週+α。早いものですね。暑い暑いと言いながら、やって行きましょう。田和 [0回]PR 2014/06/25 (Wed) 19:21 アスクでのこと Comment(0)