16 September 植木鉢のデッサン こんにちは北大路校の片岡です。本日北大路校では植木鉢と透明ホースのデッサンでした。描いたことのある人なら分かると思いますが、植木鉢は普通に立てた状態と、卓上に寝かせた状態では後者のほうが格段に難しく感じられると思います。難しく感じる理由は様々な要因があると思いますが、植木鉢に限らず難しいものとは要するに見づらいものなのではないかと思います。植木鉢に話を戻すと植木鉢は円錐台(えんすいだい) という形です。そもそも円柱を寝かせた状態でも様々な錯覚を生み見づらくなりますが、更に円柱に傾斜が掛かっている円錐台はより複雑です。また植木鉢は角度の違う円錐台が2つ重なっている構造を持っているため、卓上デッサンの一般的な視点からは台との接地面がまったく見えません。※植木鉢の置かれた角度(向き)によります。円錐台を寝かせた場合、水平な台との関係性を確定する基準がつかみづらいために基準を決定する際によりシビアな目が求められるでしょう。これらを解決する方法は、単純に自分の描いたものとそこに置かれているものを見比べるというデッサンの基本中の基本に立ち返ることです。正解は目の前に置かれているのですから、そこから答えを導くほか無いのではないでしょうか。 [0回]PR 2014/09/16 (Tue) 18:43 アスクでのこと Comment(0)