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今日もアートスクール

京都アートスクールの4校(京都駅前七条校、京都 北大路駅前校、滋賀 彦根駅前校、NET通信実技センター)の日々を随時更新。
22 November

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28 October

本日の北大路校

こんばんわ 保田です!

今夜は北大路校からST授業を紹介します。(担当は志水先生と保田)

本日の課題は鉛筆デッサンでした。
モチーフは、様々な材質の幾何形体です。



しかし、良く見ると、机の上に、モチーフがありませんね。
そうです。本日の課題は、想定描写です。

関西の入試で想定描写が出題されることは少ないのですが、
関東私立や金沢美大のデザイン系入試では頻繁に出題されます。
それと工学部系の入試ですね。京都工芸繊維大学や京都府立大学の環境デザインなど…。
最近、アスクでは、それらの大学・コースを受験する生徒も多いのですが、
今回の課題は、その対策としての実戦対策ではありません。

目の前のモチーフを見たまま描くのではなく、
言葉で指定されたモチーフを、頭の中でイメージして描く、
という行為を通じて、デッサンの基本をより深く学ぶ、ということが目的です。





※参考に、近いモチーフを見るのは一応OK。
※スマホで写真見ながら!というのも、まあOKです。


結果はこの通り!(※今回、順位つけていません)


全体として、悪くはなかったのですが、完成度が今一歩でしたね。描き込みが足りないというか。
あと、空間構成力。
志水先生も講評で強調されていましたが、このような課題の場合、
どうしても、最初からバッチリな構図を決定するのは難しいので、
途中でよく画面を見て、微調整を繰り返すことが大切。
ほんの数ミリずらすだけでも大きく変わる。
その点、今回の制作で、かなり、理解できたのではないかと思います。

実際に、空中に浮いた立体物を見る機会はないので、
頭の中でよくイメージすることと同時に、
それを描き出してから修正することも大切です。


そういえば、
夏期に実施された、京芸模試の描写では、
「手」が出題されましたが、
手が入ってくると、通常の卓上デッサンと比べ、扱う空間が格段に広がります。
慣れている普通の卓上デッサンと比べると、
構成の選択肢が多くなり、構成で失敗した生徒が多かった。

京芸模試の描写課題といえば…
先週17日(金)にアップされた京芸ファイルで、特集しています。
ぜひ見て下さい。
詳しい紹介などはしませんが、
1.京芸描写対策「近年の出題より」
の、合格再現作品なども、じっくり見てほしいですね。(蔵出ししてますので)
   
246/250(1浪デザイン科合格)   224/250(現役美術科合格)

どの大学でも出題される「描写」がテーマなだけに、
京芸を受験しない人にも、すごく参考になる内容だと思います。
特に「手」のデッサンはいろんな大学で出題されますし…。




最後に、北大路校ではめずらしい上杉先生(杉太郎)の
似顔絵が描かれていましたので紹介します。似てる?




保田(季節の変わり目の体調不良やっと克服しました)

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