28 October 本日の北大路校 こんばんわ 保田です!今夜は北大路校からST授業を紹介します。(担当は志水先生と保田)本日の課題は鉛筆デッサンでした。モチーフは、様々な材質の幾何形体です。 しかし、良く見ると、机の上に、モチーフがありませんね。そうです。本日の課題は、想定描写です。関西の入試で想定描写が出題されることは少ないのですが、関東私立や金沢美大のデザイン系入試では頻繁に出題されます。それと工学部系の入試ですね。京都工芸繊維大学や京都府立大学の環境デザインなど…。最近、アスクでは、それらの大学・コースを受験する生徒も多いのですが、今回の課題は、その対策としての実戦対策ではありません。目の前のモチーフを見たまま描くのではなく、言葉で指定されたモチーフを、頭の中でイメージして描く、という行為を通じて、デッサンの基本をより深く学ぶ、ということが目的です。 ※参考に、近いモチーフを見るのは一応OK。※スマホで写真見ながら!というのも、まあOKです。結果はこの通り!(※今回、順位つけていません) 全体として、悪くはなかったのですが、完成度が今一歩でしたね。描き込みが足りないというか。あと、空間構成力。志水先生も講評で強調されていましたが、このような課題の場合、どうしても、最初からバッチリな構図を決定するのは難しいので、途中でよく画面を見て、微調整を繰り返すことが大切。ほんの数ミリずらすだけでも大きく変わる。その点、今回の制作で、かなり、理解できたのではないかと思います。実際に、空中に浮いた立体物を見る機会はないので、頭の中でよくイメージすることと同時に、それを描き出してから修正することも大切です。そういえば、夏期に実施された、京芸模試の描写では、「手」が出題されましたが、手が入ってくると、通常の卓上デッサンと比べ、扱う空間が格段に広がります。慣れている普通の卓上デッサンと比べると、構成の選択肢が多くなり、構成で失敗した生徒が多かった。京芸模試の描写課題といえば…先週17日(金)にアップされた京芸ファイルで、特集しています。ぜひ見て下さい。詳しい紹介などはしませんが、1.京芸描写対策「近年の出題より」の、合格再現作品なども、じっくり見てほしいですね。(蔵出ししてますので) 246/250(1浪デザイン科合格) 224/250(現役美術科合格)どの大学でも出題される「描写」がテーマなだけに、京芸を受験しない人にも、すごく参考になる内容だと思います。特に「手」のデッサンはいろんな大学で出題されますし…。最後に、北大路校ではめずらしい上杉先生(杉太郎)の似顔絵が描かれていましたので紹介します。似てる? 保田(季節の変わり目の体調不良やっと克服しました) [0回]PR 2014/10/28 (Tue) 23:31 アスクでのこと Comment(0)