26 January 「おまかせ なにくそ」 こんばんは。実技講師の上杉です。国公立大学の出願が始まりました。なるべく早くに出願し、対策に集中できる環境を作りましょう。僕の祖父は日本画家だったのですが、10年程前、まだ存命だった頃、祖父の家に遊びに行った際、ふとアトリエを覗いたら、和紙に墨で「おまかせ なにくそ」と書かれた紙が壁に貼ってありました。祖父が書いたものです。『(例え自分が納得できない事柄であったとしても)、どんな事でも受け入れた上で、全力で取り組む事が大切だ』と。おそらく、そういう意味を表した強い言葉だと感じました。「おまかせ なにくそ」。少し間抜けな響きですが、だからこそ、グッときたのを覚えています。僕の知る祖父は、寡黙でおとなしく、絵を黙々と描いていた人です。その時で90歳くらいだったでしょうか。90歳になっても、何かと闘おうしている、祖父の存在を、少し誇らしく思ったものです。「おまかせ なにくそ」という言葉は、それ以来、僕自身が逆境を感じる場面で、良く思い出し、心の中で唱える言葉になりました。直前講習も第2期間目。「作品の評価に一喜一憂しない事が大事」と講評会の際、みんなに伝えましたが、それは簡単な事ではないと思います。評価が悪ければ、落ち込み、自信を失ったり、しんどい思いをします。評価を受け入れた上で、全力で取り組む。という姿勢。おまかせ なにくそ魂。強い気持ちで、直前講習を取り組んでいって欲しいです。明日も一緒に頑張りましょう。上杉 [0回]PR 2015/01/26 (Mon) 22:09 アスクでのこと Comment(0)