09 March 彦根校遺産 今日は前期試験を終えた生徒が、合格再現作品を制作しに来てくれています。こういった再現作品や優良な参考作品は、のちの人たちにとても良い刺激を与えてくれます。ときには講師の一言よりも、参考作品の一見が爆発的な衝撃力を生むことがあるのであなどれません。 ところで、参考作品ではありませんが彦根校にはこんな一品があります。なあんの変哲もないカルトンですが。おもて面を向けると、その周辺にはデッサンの心得がびっしりと書き込まれています。昔の生徒が残していったものです。 この臨場感。当時、受験生として頑張っていた本人の熱量が、はては焦りまでが蘇るようで気圧されます。今は貸し出し用として活躍しているカルトンですが、今年の受験生にはこのカルトンを好んで愛用している生徒もいました。ちなみにこのカルトンの持ち主は現在、京都市立芸大の大学院(日本画)を今年度修了される予定で、すでに作家としてバリバリ活動している方です。さて、中期・後期の試験に突入しました。送り出したらあとは、ベストがつくせるよう願うばかりです。 僕は最近、牛骨様に毎日のお祈りを欠かしていません。林 [0回]PR 2015/03/09 (Mon) 11:29 アスクでのこと Comment(0)