18 April 今週の北大路校 こんばんは、保田です。 本日、京芸ファイルアップされています。 先月に引き続き、合格作例と作者コメント紹介しています。 ぜひ観て下さい。→京芸ファイル北大路校は、今年で2年目となります。今年も沖縄、大分、広島、島根、鳥取、三重、等々全国からST・SP生が多く集まってくれており、昨年度以上に活気のある教室になりそうです。前期授業が開始してから、早2週間が経ちました。当然といえば当然ですが、午前の学科~午後の実技までしっかり集中して授業に取り組んでくれているのを感じます。この状態を長く続けてほしいと思っています。 4月14日(火)クロッキー 4月15日(水)描写 4月17日(金)立体ただ、ちょっと気になっているのが、夜間の自習室の参加率が昨年度より少ない点です。確認すると「家でしますので…」という反応が多いのですが…家でしっかりやっているのだと信じていますが…。センター本当に大切ですからね。あと、土日のオープン・アトリエの参加者も、もっと多くても良いような気がします。何度も言ってることですが、オープン・アトリエは前期しかないので、ぜひ参加してほしい。月~金までの授業と、夜間の学科学習に思いきり取り組んだとしても、土日2日休む必要はないと思います。土か日のいずれかは、オープン・アトリエに参加して、各自必要を感じている実技の補強を行ってほしいと思います。一方で、土日には、美術館やギャラリー、画材屋や書店などに行くこともお勧めします。リフレッシュとしても、情報収集としても大切なことです。ちなみに、保田は先週、京都と大阪で、非常に良い展覧会を観ました。明後日までなのですが、もし、行ける人には薦めたいです。(大阪はちょっと遠いかな…)「山部泰司」展(ギャラリーモーニング)「岩村伸一」展(海岸通りギャラリーCASO)山部泰司氏は、保田の大学時代の先生の一人です。私にとっては本当に良い先生でありましたが、そんなことよりも、80年代美術を代表するムーブメントであった「関西ニューウェイブ」を牽引していた作家です。様々なスタイルの作品を制作されてきた画家ですが、作品のパワーは一貫しています。 岩村伸一氏は、京都教育大学の教授です。かつて京都教育大学には教員養成コースとは別に「特修美術科」というコースがあり、作家志向の生徒も多く進学していた時代があったのですが、その当時、アスクから「京教」に行ったやる気のある生徒達はみな、岩村先生の虜になってしまったという、非常に作家としても人間的にも魅力のある先生です。そういった虜にした生徒達を大量に動員して作成された「どろ」で描かれた超巨大絵画が今回も展示されていました。しかし、大阪までは行けないと思うので、ぜひ、CASOのHPにリンクされた作品だけでも見ておいてほしいと思います。ちなみに「特美」のなくなってしまった「京教」ですが、当時からのすばらしい先生方と制作環境は残っているので、やる気のある生徒にとっては、今でも、お勧めの大学だと思います。あと、現在、京都市美術館その他で、「PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭2015」というものも開催されています。これも、だまされたと思って見に行ってみて損はない企画だと思います。(もうすぐ終わります)ちなみに、PARASOPHIAには、京芸関係の作家も多く出品していますが、保田の友人も一人出品しています。高嶺格君というのですが、今回のブログでも紹介しているクロッキーモデルの下に敷かれたあの「馬マークの赤い敷物」は、保田の結婚記念に、当時、高嶺君が滞在していたモンゴルから贈ってくれたものです。新婚時代の保田宅のリビングに敷かれるはずであった敷物が、長らくアスク・クロッキーで使われることになりました。不思議な運命ですね。そんな縁もあるので、PARASOPHIAに行ってら、ぜひ高嶺君の作品観てほしい。(ちなみに高嶺君の奥様はアスクOBです) 京芸HPのOB紹介記事に、高嶺格君のインタヴューがあるので、リンクしておきます。 [0回]PR 2015/04/18 (Sat) 00:40 アスクでのこと Comment(0)