18 April 岩絵具で描こう! こんにちは。本日は濃いいブログ更新となります。京都アートスクールでは、受験部門とは別に、こども造形表現教室を行っています。当教室では、2015年の琳派400年記念祭を機に、琳派について学び、京都の伝統美に触れようという企画、「古典への憧れ」を行っています。先日、第1回目の琳派授業「岩絵具で描こう」が開講されました。様子をご紹介させていただきます。まず、琳派とはなにでしょうか。なんとなく、聞いたことがあっても説明できる人は少ないと思います。琳派とはなにか、はじめにお勉強をして、授業に入ります。今回、こどもたちに知ってもらうために、琳派のまんがを作りました。 写真や絵がたくさん入っていて読みやすいので、熱心によんでくれていました。北大路の教室長 佐竹先生が書いてくれました。絵と同様、やさしい先生です。さて、岩絵具の授業に入ります。導入では、絵具の作り方をレクチャーします。岩絵具とは、自然の鉱石を砕いて粉状にしたものです。「にかわ」という動物の皮や骨を煮た液体をまぜて、絵がかける状態にしていきます。 新しい素材に興味津々。身を乗り出して、先生の手元を見ています。素材のことも、「がんばるくん」という導入プリントでお勉強するので、「にかわ」について教えてくれる子もいました。 描くモチーフは、「菜の花」でした。指や筆をつかい、よく観察し、楽しく描けていたと思います。 完成作品の一部は、「琳派こども作品展」で展示します。(会場みやこめっせ)琳派こども作品展 9/5(土)~9(水)琳派の特別授業は全10回です。そのほか、一般公開の琳派特別授業もあります。こちらは1回ごとに参加ができるので、この機会に新しい体験をしてほしいと思います。コジマ [0回]PR 2015/04/18 (Sat) 21:43 こども造形表現教室 Comment(0)