北大路 ～記憶篇～

ファミリーヒストリーというテレビ番組があります。
有名人の先祖を遡り、当時、どこでどんな暮らしをしていたのかなどを調べ紐解いていく番組です。
ときどきこの番組の放送を観るのですが、人に歴史ありとはよく言ったもので、なかなかいつの世も凡人など居らず、みな個性豊かに、懸命に生きる姿があります。そして、番組を観終えたのち（必ず！）自身の境遇を重ねもの思いに耽る自分が居ります、、、。
そして、どこで何をするか、またそこでどんな人と出会うかがその人の人生に大きく影響していることに改めて気付かされるのです。





受験は一時期ですが、各々がどんな仲間に出会い、また何を話したのか。
つらく、苦しく、頑張った濃密な時間だけが全てではありませんが、そんな記憶ほど後生憶えているものです。
そんな濃密で、充実した時間と場所を提供する使命を、この大きな看板を見る度に意識します。


田和