26 April 講評メモ 彦根校の裏手に咲いているのですが、なんでしょう、この花は。 この間までは、桜だお花見だと言っていたのに、いつの間にやら違う花がそこらじゅうでハバをきかせています。もはや「春」という季節の旬ではないようです。時の流れの喉越しが良すぎて、気を許すと少し前の出来事が、忘却の彼方にどんどん吸い込まれていきます。私事ですが、お花見の楽しい雰囲気などは、なんだかもう、忘れました。最近覚えたパソコンの便利な操作も、もう忘れました。つい一週間前に紹介された人の顔も、すでにアミ戸越しです。ひどいのになると、姉の誕生日を忘れました。タイの首都の正式名称も忘れました。もともと忘れっぽい上に、ここ最近の忘却のブラックホール具合はさすがにどうかと感じて、色々とメモを取るように心掛けています。良くも悪くも、人間は忘れるのだとタカをくくるようにしました。すると、一時は忘れていても、後でメモを見返せば、よみがえるよみがえる。作品の講評時などでも、メモを取る人を見かけますが、これは良いのでしょうね。覚えておきたいことは、脳に頼らずメモを取る。肌に合わない人もいるかもしれませんが、一度やってみる価値はありそうですよ。 調べてみると冒頭の花は、「サツキ」でした。 ああ、あれがサツキか、とメモしました。ただ、なんのメモか忘れることがあるので、メモのメモを取ることも視野に入れています。林 [0回]PR 2015/04/26 (Sun) 13:10 アスクでのこと Comment(0)