10 May マンガ特講 本日から、七条教室で『マンガ特講』が始まりました。 毎週土曜日 14:00~18:00 全6回 行います。 今日は、「与えられたラストシーンから発想して、ストーリーマンガを考えていく」という課題を制作しました。 終わりの部分がはじめから与えられているというのは、少々無茶な課題に思えるかもしれませんが、たとえば友達に何かを話すとき、たいていの場合は、話の最後にくる出来事を目指して話しはじめていますよね? 今回はそういったことを踏まえながらストーリーを考えていくことと、それをマンガにしていくことをポイントに制作しました。(もちろん、他にもストーリーを考えていく方法はたくさんあります。それらは、今後のマンガ課題を制作するなかで学んでいきます)。マンガ特講の詳しい説明はこちら→■ ちょうど、昨日読んでいた本(Y先生に借りている本)の中に、フランスの精神分析家ジャック・ラカンの「前未来形として語られる過去」という内容がありました。噛み砕いていえば、『話し終えたときの相手の反応を想像するから、人は話し始める』ということです。そしてそれはストーリーでも同じことだといえます。 制作時間が短くなるといけないので、ラカンの話は省きましたが、興味がある人は、内田 樹(うちだ たつる)という人が書いた本を読んでみてください。『疲れすぎて眠れぬ夜のために』や、『寝ながら学べる構造主義』にもラカンの話が出てきます。 ちなみに、Y先生から借りている本のタイトルは、『先生はえらい』ですが、先生がえらいということについて延々と書かれている本ではありません。 サカグチ@七条 [0回]PR 2008/05/10 (Sat) 21:04 アスクでのこと Trackback() Comment(0)