29 June 粘土彫塑課題「友人の頭部」 こんにちは。今日はaskの課題の中では珍しい粘土塑像課題を行いました。原田の本領発揮です。 普段行っている立体課題とは少し傾向が違うので戸惑ったかもしれません。今回は、粘土塑像による立体課題は立体課題でありながら描写課題とも密接に関わってくるということを伝えたいと思います。粘土という可塑性の高い素材を用いて立体を作ろうとするとき形がどこで変化しているのかを明確に捉える必要があります。これができないと立体なのに立体的でないというなんとも不思議な現象がおこります。普段の描写課題を行う中で、いかにシルエット・輪郭に頼っていて中の形に対する意識が薄いのかということがこの課題の中で浮き彫りになってきます。この中の形を見るというのが描写課題でも非常に重要になってきます。立体的に描くことができないという人の多くは輪郭と色を頼りに描いているのではないでしょうか。授業はどの生徒も興味を持って受けていてくれたように感じます。 友人の頭部と言いながらも、くじ引きで選ばれたペアなのでそれほど親しくない人の顔を作っている人も多いかと思いますが、三日間の課題を終えた後には何か特別な友情のようなものが芽生えているのではないかと少しだけ楽しみにしています。はらだ [0回]PR 2015/06/29 (Mon) 20:17 アスクでのこと Comment(0)