12 July 彦根の様子 ついにセミが鳴きだしました。否応なく夏感がかきたてられている彦根です。 のどかな休憩時間のひと時。ご飯を食べたり、おしゃべりしたり、思い思いの時間を過します。ただ、その休憩時間には終わりが来て、皆ぱらぱらと制作室に上がっていきます。思えば何にだって終わりは来るんですね。当たり前ですが。休憩時間も終われば、睡眠時間も毎日終わる。面白い映画も必ず終わるし、楽しいデートもじきに終わるでしょう。口の中のミノやテッチャンだっていつかは飲み込めます。 そして皆また各々の課題と真剣に向き合うのですが、ご存知のように、課題制作の時間にも終わりは来ます。今皆が対峙している受験というものもいずれ終わりますし、もっと言えば、人生いつかは終わります。遥か人類史を振り返ってみると、いや、そんなに振り返らなくても、人は全員確実に死んできましたから、まぎれなく本当の話です。どんなにエライ人でもリミットが来れば終わっています。たまに、あなたは不老不死か何かですか? というほどのんびりと制作している人を見ますが、受験生たるもの、もっともっと死を意識して制作するべきだ。とまでは思いませんが、終わりから逆算して身の振り方を決めるというのは、色々なことに有効なのだろうな、と自戒も込めて痛感する今日この頃です。こないだ新年度が始まったと思ったら、もう夏なのですね。もうすぐはじまる夏期講習だって、きっとあっと言う間に終わっていきますから、そのつもりで臨みましょう。林 [0回]PR 2015/07/12 (Sun) 15:18 アスクでのこと Comment(0)