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今日もアートスクール

京都アートスクールの4校(京都駅前七条校、京都 北大路駅前校、滋賀 彦根駅前校、NET通信実技センター)の日々を随時更新。
23 November

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26 August

北大路校の様子(りんご攻略の2日間)

こんばんは 北大路校から保田です。

いよいよ夏期講習の最終週となりました。
遠方の生徒が帰ったことで、人数がやや減って、少し落ち着いた授業となっています。
「芸術の秋」に繋がる、じっくり学ぶタイプの授業となっています。


ところで、
自分が言うのも変ですが、
予備校の課題というのは、
ところん合理的に出来ているものです。
昨日と今日の京芸クラスの授業でも改めて実感しました。



昨日の午後:「りんご」単体(拡大細密描写)


昨日の夜間:「りんごと英字新聞」描写


本日の午後:「りんご」単体(拡大細密着彩描写)


本日の夜間:「りんご、アルミホイル」着彩描写


りんご単体をしっかり観察して鉛筆描写 ⇒ 組み合わせた鉛筆描写
 ↓
りんご単体をしっかり観察して着彩描写 ⇒ 組み合わせた着彩描写

2日間、4枚の作品を制作をする中で、りんごの観察~表現まで学べるカリキュラムです。
新聞とアルミホイルは、形態的にも、色的にも似たモチーフですので、
2課題通して、構図・構成について学べるという側面もあります。

1個のりんごを2日間、利用し尽くした訳です。
本来、美味しく食べらえるべき果物であるところの「りんご」ですが、
これだけ描いてもらえればモチーフ冥利に尽きるというところでしょう。
(結局は美味しく食べられる訳ですが…)



予備校の授業としては、用意された作例も重要ですね。
何気なく、教室に掲示されている作例ですが、
京芸高得点合格者の夏期講習時の作例です。

ただ、あんまり見ていない生徒もいますね。
良いと思ったところは、目で見て技を盗んでほしいと思うのですが…。













ただし、これは何度も言っていることですが、(課題サイトの作例も同じです)
アスクの指導も、年々進歩しており、かつての優秀作例も、
今見ると様々な問題点が目につきます。
(特に、構図・構成については、古い作例には問題点も多いので注意したい)

着彩の上段の作例は、りんごがアルミホイルの中にすっぽり入っており良くないですし、
下段右の作例は、彩色が淡すぎます。

ですので、作例を鵜呑みにするのではなく、各自で判断してほしいと思います。
どんな作例でも、良い点・悪い点があります。
その上で、取り入れるべきと思ったところは取り入れましょう。

批判精神も、貪欲さも、共に大切です。



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