26 August 北大路校の様子(りんご攻略の2日間) こんばんは 北大路校から保田です。いよいよ夏期講習の最終週となりました。遠方の生徒が帰ったことで、人数がやや減って、少し落ち着いた授業となっています。「芸術の秋」に繋がる、じっくり学ぶタイプの授業となっています。ところで、自分が言うのも変ですが、予備校の課題というのは、ところん合理的に出来ているものです。昨日と今日の京芸クラスの授業でも改めて実感しました。 昨日の午後:「りんご」単体(拡大細密描写) 昨日の夜間:「りんごと英字新聞」描写 本日の午後:「りんご」単体(拡大細密着彩描写) 本日の夜間:「りんご、アルミホイル」着彩描写りんご単体をしっかり観察して鉛筆描写 ⇒ 組み合わせた鉛筆描写 ↓りんご単体をしっかり観察して着彩描写 ⇒ 組み合わせた着彩描写2日間、4枚の作品を制作をする中で、りんごの観察~表現まで学べるカリキュラムです。新聞とアルミホイルは、形態的にも、色的にも似たモチーフですので、2課題通して、構図・構成について学べるという側面もあります。1個のりんごを2日間、利用し尽くした訳です。本来、美味しく食べらえるべき果物であるところの「りんご」ですが、これだけ描いてもらえればモチーフ冥利に尽きるというところでしょう。(結局は美味しく食べられる訳ですが…)予備校の授業としては、用意された作例も重要ですね。何気なく、教室に掲示されている作例ですが、京芸高得点合格者の夏期講習時の作例です。ただ、あんまり見ていない生徒もいますね。良いと思ったところは、目で見て技を盗んでほしいと思うのですが…。 ただし、これは何度も言っていることですが、(課題サイトの作例も同じです)アスクの指導も、年々進歩しており、かつての優秀作例も、今見ると様々な問題点が目につきます。(特に、構図・構成については、古い作例には問題点も多いので注意したい)着彩の上段の作例は、りんごがアルミホイルの中にすっぽり入っており良くないですし、下段右の作例は、彩色が淡すぎます。ですので、作例を鵜呑みにするのではなく、各自で判断してほしいと思います。どんな作例でも、良い点・悪い点があります。その上で、取り入れるべきと思ったところは取り入れましょう。批判精神も、貪欲さも、共に大切です。 [0回]PR 2015/08/26 (Wed) 22:57 アスクでのこと Comment(0)