25 January 根性モチーフ こんにちは片岡です。本日の七条校京芸クラスはあの有名モチーフ「人工芝」でした。これは2007年度の京都芸大で実際に出題されたモチーフですがなかなか考えさせられるモチーフです。まず誰しも思うのが「これどうやって描くの!?」だと思います。もちろんこのどうやっての後には「4時間で」という言葉が略されています。要するにあまりにも細かくて更にパターン化されている工業製品であることから(人工物としての)形の正確性が求められていることと、絶妙に描かなければいけない(描くことができる)細かさなのです。ただしこういった一見難しそうなモチーフは全ての受験生にとって同じように見えている可能性が高いといえます。このような俗に言う根性モチーフは文字通り根性を見せてやればいいのです。そのためには絶対的な条件として確実に完成していることが大きなポイントになるでしょう。①まずはどのように配置するかを良く考えましょう。②パースは慎重に合わせましょう。これがあっていないとどんなに描きこんでも良く見えません。③構造をよく観察しましょう。人工芝の1つ1つのディティールを見て描くことは難しいと思いますが、構造を理解していれば見ることが出来るでしょう。④形を(出来るだけ)正確に取りましょう。これがあっていないとどんなに描きこんでも良く見えません。⑤自分を信じてやりきりましょう。完成度に最も影響を及ぼす部分です。 片岡 [0回]PR 2016/01/25 (Mon) 18:05 アスクでのこと Comment(0)