22 February 予防と対策と実際と 昨日、家の低い本棚から落ちてきた本で腕を擦り切りました。ふいに腹が立ったので、ええい投げ捨ててやろうかと思ってその本を睨むと、背表紙にこんな一文を見つけました。『「鳥はとぶとき翼でとぶが、人はとぶとき何でとぶ?」って謎わかるかい。正しいのに○をつけよ。1 衝動 2 愛情 3 発作 4 偶然5 意地 6 見せつけ 7 理性的判断 8 莫迦さ 9 やむにやまれぬ感情 10 義理 』最近、とんと手に取ることがなかった寺山修司・関連本の背表紙をみて冷静さを取り戻した自分がいます。 怪我をしそうなところに絆創膏をはって遊ぶより、転んで怪我をしないよう注意を払うほうが懸命だ。これは受験対策でも同じだ。この問題はよく出るや、この材料がよく出題されるなどと考えているうちは、絆創膏を貼る場所を探している予防と同じでそれは的を得た対策ではない。でもね、こんな偉そうなこと言っても、相手が人間である以上、誰もがミスもするし、思い通りに行かないことのほうが多いのです。対策の本質とは、その失敗から如何に方向転換できる取組をしたか、またそこで掴んだことを、試験場でも同じように出来るよう意識できるかだと思うのです。田和 [0回]PR 2016/02/22 (Mon) 13:12 アスクでのこと Comment(0)