25 May 描くことは見ること こんにちは、七条校の片岡です。今週ASK ST生は稜線デッサンを制作しました。風変わりな課題なので戸惑った人も多かったのではないでしょうか。導入や講評、制作中の指導で精一杯伝えたつもりですが伝わったでしょうか?私はいつもデッサンはものの見方であるという考えで話しています。鉛筆の技術よりも、ものを見る力が問われているのです。もちろん鉛筆の技術も大切ですが、モチーフをどう見るかが、どう表現するかどう描くかにつながるはずです。また見方は1つではないし、どれが正解ということでもないのです。より多くの見方を持っている人はどのような状況でも対応することが出来ます。ものを立体的、空間的に見るにはどこに着目すべきなのか、そこのところに意識を集中してみてください。きっと見えなかった形が見えてくる、その先にはあなたのものの見方があるはずです。 因みに講評でも言いましたが、私が受験生だったころは稜線のことを形の変わり目と言っていたと思います。別に名前は何でもいいのですが大切なのはものを見ることです。そして今回の稜線デッサンではものを面で捉えることがポイントです。 では [0回]PR 2016/05/25 (Wed) 20:40 アスクでのこと Comment(0)