とある生徒の成長

こんばんは
彦根校から
はらだです

夏期講習も残りわずかとなり、後期・二学期が始まろうとしています。
先日ある生徒の作品を見て夏期講習期間中に成長したな～と思う時がありました。
　　　7月末の作品　　　　８月末の作品

一か月の間で画面構成に対する意識、細部の作業精度、格段に上達しています。
非常に研究熱心な生徒でいつも作例や、インターネットに載っている作品の中から
自分が良いと思う作品を穴があくほど観察して、試行錯誤していました。
その成果が出ていると思います。

イメージする作品の完成度の高さで、出来てくる作品のクオリティが大きく変わります。
そもそもの完成作品のイメージをより高いものにして下さい。
各要素をより高いレベルで実現できるよう、自分が良いと思う作品を参考にしながら
制作することは非常に勉強になります。

さて、
私も「作家研究」おすすめの作家を紹介しましょう。

ルシアン・フロイド　と　鴨居玲

自画像を描くにあたりおすすめの作家です。
自画像や人物画をただ本物そっくりにしたいのであれば写真を撮ればいい。
その方がよっぽど似てるし楽だ。
作家がその時感じた空気、そしてその一瞬をなんとか表現したいと
苦悩したリアリティ、強烈です。

はらだ