11 November ”それ”の向こう側 最近は映画(邦画)を見るのにハマってて、映画館に行ったりDVD借りてきて家で見たりしているんですが、特に映画館で見るときはスタッフロールまでちゃんと見てから映画館を出ることにひそかなこだわりがあります。(もちろん家で見るときも)これだけの人が関わって出来てるんだなーとか、ロケ地はここなんだなーとか、あのブランドの服が使われてたんだーとか、たくさん発見があります。もちろん本編の物語も没頭しながら見ますが、やっぱり美術系に身を置くものとしては、作る側の人たちの存在について考えずにはいられません。ものを作る、って大変なことです。絵を描いたり何かを作ることは、とても楽しくて、楽しいから美術系に進もうと考える人が多いと思うけど、それでもやってみないとわからない、手間だったり、かかる時間だったり、作業だったり。できたものだけでは見えないものがたくさんあります。もちろん見ただけでもわかることもあります。でも、どうしてそこに至ったのか。どうやったらそれになるのか。経験してみなければわかりません。そこをなんとか想像することで、ものを創り出す人への敬意が生まれます。アーティストでなくたって、農家の人、飲食店の人、工場勤めの人、おうちでご飯を作る人。みんなすごいんです。何かを、誰かを軽視する人が、果たしてものを作ることに対して成長できるでしょうか。「どうせこんなもんだろう」と、高を括る人が、人を感動させることができるでしょうか。身の回りのありとあらゆるものや人の、裏側を想像して、おおいに感動してみてください。誰かに敬意を払うことで、平和にもなるし、自分も成長できると思います。やなやつだっていたっていい、でもその裏側は想像してみた?そのやなやつを理解しなくたっていい。想像することがものを作る人にとって、とても重要なトレーニングになります。最後に今日の彦根校の様子。 彦根校から武田でした。 [0回]PR 2016/11/11 (Fri) 20:14 日常の出来事 Comment(0)