23 November 無料デッサン講座 本日はSTSPの授業と並行して、無料デッサン講座がありました。デッサンが初めての人も経験者もみなさん必死にモチーフと対峙していたように思います。モチーフは柿。季節ですねえ。 写真は七条校の様子。デッサン(ものの描写)というのは造形の基礎技術であって、いまだほとんどの大学で入試の科目に設定されています。そもそも入試でデッサンを課すことで、大学は何を見ているのかと。僕の勝手な解釈ですが、恐らく「誠実さ」ではないかと思います。大学に入ってから、誠実にものを作っていけるのかどうか。ものの描写でウソをついてはいけません。誠実に観察しなければ決して良い作品にはならないと思います。あるいは、せっかく誠実にものを見られていても、これまた誠実に表現しないと真に迫るデッサンにはならないのではないでしょうか。なので、意外と経験の少ないの人のほうが、良い描写になることもしばしばあります。なまじテクニックがついてくると、目の前のものを見ずに描いてしまう、そんな事態によく出くわします。浪人生は要注意。無料デッサン講座で食い入るようにモチーフの柿を見ている参加者を見て、そんなことを思いました。林 [0回]PR 2016/11/23 (Wed) 18:18 アスクでのこと Comment(0)