25 January 花を描く 本日、北大路の京芸クラスでは、想像で花を描き入れる色彩課題に取り組んでいます。そういえば昔、「念ずれば華、 ・・・世阿弥」 と、予備校生らの輪の中で、唐突にぼそっと唱える”変人・浪人ぶり”を演じていました。しばらく経ってから、唱えていた言葉が間違っていたことを指摘されました。「秘すれば花、 世阿弥」が正解です。隠しているものは本当は大したものではない。芸の継承の中身について、人に見せないことで秘伝となり、神秘性をまとう。それが芸に花をもたせるという意味です。 さしずめこんなとこかでは一体、「念ずれば華」とは誰の言葉でどういった意味なのか。調べるに、坂村真民 という仏教詩人の言葉らしい。何事も地道に努力を重ねることで、いい方向に向かうという意味だと知った。ただ念じていれば、それで良いという意味ではない。 田和 [0回]PR 2017/01/25 (Wed) 18:09 アスクでのこと Comment(0)