02 February 北大路校 教室の様子 今日の北大路校の京芸クラスは「手」の描写をしました。朝から夜までずっと、自分の手の観察をし続けました。制作時間以外では、手の描写作品を何倍にも拡大し、細かい表皮まで捉えようとしました。ふと、石川啄木の詩を思い出しました。「はたらけどはたらけど猶わが生活楽にならざりぢっと手を見る」この詩の中の「手を見た時間」を考えると、私の受け取りでは、強い眼差しで見て……でも数分だと思います。みんなは、受験という緊張の中、「ぢっと見る」どころじゃない観察をしたんだと思います。一日中見続けた手、から視線を逸らした後の世界は、どう変わったんだろう。近藤 [0回]PR 2017/02/02 (Thu) 21:36 アスクでのこと Comment(0)