14 March 選択肢を拡げる 芸大受験説明会 幼かった頃の学校帰りー、東京で浪人生活を続けていた時ー、単身で海外に留学していた時ー、そして今でも独りのときに感じる、同じ感覚があります。それは、冷蔵庫を開けた時に感じる、何とも言い表し難い閉塞感に似た感覚です。冷蔵庫に何か無いかと開いてみたとて、買ってもいないものが冷蔵庫にはありません。何も無いだろうとうっすら知りつつ、また冷蔵庫を開けてしまうのです。よくよく見ると、マヨネーズやウスターソース、出汁やら冷凍のパッケージはいつもあるのですが、漂う閉塞感は拭えません。なんかこうー、肉とか、炒める野菜とか、ラーメンとか、直ぐに腹を満たす食材を期待しているのですが、そんな美味いものが見当らず抱く感覚。多分、この閉塞感は、そこに食材が無いだけでなく、調理の幅を見出せないことに起因しているのではないかと思うのです。母ならどうするか、あの冷蔵庫の氷った食材をどう調理するのか想像しています。無知であるが故に、選択の幅が狭くなることがあります。一方で、無知であるが故に唯ひたすら、一点に集中出来る楽しみも生まれます。折角ですので、この楽しみが報われるようにしていきたいですね。いよいよ愛知県芸入試が始まります。落ち着いて、丁寧に。最後まで頑張れ受験生。田和 [0回]PR 2017/03/14 (Tue) 19:29 アスクでのこと Comment(0)